
ゲームの設定資料集って、いいよな……
なんかこう、ぶ厚くてさ……とにかくその作品のすべてが詰まっててさ……

原画や設定画はもちろんのこと、ボツになった案とか、キャラや衣装のデザインの意図とか小ネタとか、本編の合間の日常を描いたオリジナルショートストーリーとか、いまだから語れる開発者インタビューとか、狂ったように字が小さいギュウギュウの用語集とか……
そういうのが片っ端から詰め込まれてて300ページくらいあって「こんなの大ファンでも読むの大変だろ」って笑っちゃうようなアホみたいに気合いが入ったフルカラー設定資料集、昔はけっこうあったんだよな……
さすがに作るのが大変すぎるし採算も取れるか怪しいしで、最近だとあんまりなくなっちゃっ……

出典:https://www.kadokawa.co.jp/product/322507000288/
えっ!? いまでもあるんですか!?
アホみたいに気合いが入ったフルカラー設定資料集が!?

ということで、なんと!

あの『ギルティギア ストライヴ』初の公式設定資料集が、2026/04/02(木)発売!
予約しておいたのが届いた!

でかい! 厚い! 重い!
イラスト集も兼ねているし、めったに出るものじゃないしで、かなりいい紙が使われている!
ページ数はなんと320ページもある! 『ゲムぼく。』の本と同じくらいのページ数!

ボリュームと内容がすごいのでさすがにお値段は高く、5,280円する。ゲーム本体より高い! ゲームが3,990円で資料集が5,280円!
まあ、これに関してはそもそもゲーム本体が安いというのもあるが。セールだったら2,000円くらいで買えてしまうことも多い。

出典:GUILTY GEAR -STRIVE- 公式設定資料集 ファミ通書籍編集部 P3(一部ぼかし処理)
そして、中身がすごい! 昔のアホみたいに気合いが入ったフルカラー設定資料集にあったものが、ここにぜんぶある! たまらない!
ぼくは『ギルティギア ストライヴ』が好きというのもあるが、そもそも設定資料集が好きだ。小さいころ、高くて買えなかったゲームの設定資料集だけを古本屋で親に買ってもらってずっと読んでいたことがあるくらい。
そのころの感覚を思い出して言うと、これは「ゲームをやっていなくてもおもしろいタイプの設定資料集」だ。ギルティギア好きのみならず、設定資料集好きにもおすすめしたい。設定資料集好きがこの世にどれくらいいるのか知らないが。

出典:GUILTY GEAR -STRIVE- 公式設定資料集 ファミ通書籍編集部 P12-13(ぼかし処理)
各種の限定イラストを含む貴重な原画はもちろんのこと、本書には設定資料集好きとして飛びつかずにはいられないものが詰め込まれている。
たとえば、

出典:GUILTY GEAR -STRIVE- 公式設定資料集 ファミ通書籍編集部 P190-191(ぼかし処理)
ひとつひとつの技の動きの流れやアニメーション作成時のポイントが書かれたモーション設計図!
スタッフからスタッフに向けた指示が書いてあるのって、裏側を見ている感じがあってそれだけでワクワクする!

出典:GUILTY GEAR -STRIVE- 公式設定資料集 ファミ通書籍編集部 P242-243(ぼかし処理)
狂ったように字が小さいギュウギュウの用語集! ハズキルーペがないと読めないよ! 渡辺謙が怒るよ!
これ電子書籍版になったとき大丈夫!? ホントに小さいよ! でも楽しいからずっと読んじゃうよ!

出典:GUILTY GEAR -STRIVE- 公式設定資料集 ファミ通書籍編集部 P20(一部ぼかし処理)
キャラクターデザインのポイントやこだわりが書かれたアートディレクターのひとことコメント! こういうの大好き! 小さな枠やページ下のミニコラムみたいなやつ大好き!
内容としては短い数行なのだが、そのぶん内容の自由度が高く、書いた人の趣味や嗜好がよく伝わる。好きなので、ぼくも自分の本ではこういうミニコラムをたくさん作った。

そして、このアートディレクターのひとことコメントでは、なんと!

出典:GUILTY GEAR -STRIVE- 公式設定資料集 ファミ通書籍編集部 P124(一部ぼかし処理)
我らがエルフェルト=ヴァレンタインがこんなに立派なむちむち太ももにデザインされた理由もバッチリ語られていた!
感動した。カスタマーレビュー★5をつけておいた。これだけで5,280円を出した価値があった。
そして。
「この本を買ってよかったな」といちばん思ったのが……

出典:GUILTY GEAR -STRIVE- 公式設定資料集 ファミ通書籍編集部 P124(一部ぼかし処理)
巻末近くにある、『キャラクターボイス』のページ。
これでなんと、戦闘中にキャラがしゃべっているセリフがすべてわかるのだ! ありがたい!

これがなぜありがたいかと言うと、格ゲー(対戦格闘ゲーム)はいわゆる「空耳」が発生しやすいジャンルだから。
戦いながら発するセリフなので叫んだりうなったりするような声が多いし、激しいSE(効果音)と重なるので聞き取りづらくなりがち。
それがついに、すべてわかる日が! いままで2年くらい遊んできて、「これ、なんて言ってるんだろう……」と疑問に思ってきた空耳が、一挙に解決!
詳細はぜひ本を買って読んでほしいが、ここでは個人的にずっと気になっていた空耳を4つほど紹介しておく。
ねぎ塩ドライバー(ジャックオー)
ジャックオーの覚醒必殺技に、『ねぎ塩ドライバー』という技がある。
いや、そういう技じゃないのだが、そうとしか聞こえない技がある。「ねぎ塩! ドライバァー!」と元気よく言っている。おいしそう。

これは結論を言うと、「エリシオン! ドライバァー!」と言っている。技名がそもそも『フォーエヴァーエリシオンドライバー』なので、技名さえ知れば推定可能。
なので、「まあエリシオンドライバーだろうな」とは思っていたのだが、設定資料集を読んで確認できたので、よかった。
ブレイブルー……差し上げよう……(テスタメント)
テスタメントというキャラは、ブレイブルーをくれることがある。
おもに近〜中距離戦の最中に「ブレイブルー……差し上げよう……」と話しかけてくるのだ。クロスタッグバトルかもしれないしセントラルフィクションかもしれないし一周してカラミティトリガーかもしれない。

これは、ブレイブルーではなく「グレイヴリーパー」と言っている。さすがにタダでブレイブルーをくれるほど優しくはなかった。攻撃のSEと重なるので「ブレイブルー」に聞こえやすいだけ。
これも、技名さえ知ればまあわかる話なのだが、設定資料集を読むとより詳しく確認できる。グレイヴリーパーひとつとってもセリフが何種類もあることがわかるので、ぜひ見ておこう。
ここがこうなって(イノ)
イノには、『ここがこうなって』という覚醒必殺技がある。
いや、正確には『限界フォルテッシモ』という技なのだが、SEと重なることもあり「ここがこうなってぇ!」に聞こえることがある。いちど聞こえるとずっとそう聞こえてしまう。
これは、設定資料集に答えがあるのだが、ここでは書かない。絶対に買って確かめるべき。5,280円の価値がある。
記述を見て「えっ、そう言ってるの!?」と本気でびっくりした。いまのところ2026年でいちばんびっくりした。ここがこうなってなかった。
はぶがっぶごわっ(エルフェルト)
ぼくの使用キャラであるエルフェルト=ヴァレンタインは明るく元気でアホみたいにうるさい。そこがかわいい。
かわいいのだが、ホントにうるさいので、なにを言っているのかぜんぜんわからないセリフがたくさんある。
その筆頭が、ウォールブレイクなどで転がりながらダウンしたときのセリフ。ゴロゴロ転がりながら「はぶがっぶごわっ」みたいな意味不明な声を出しているように聞こえる。ぜんぜんわからん。ホントはなんて言ってるんだ……?

出典:GUILTY GEAR -STRIVE- 公式設定資料集 ファミ通書籍編集部 P285(一部ぼかし処理)
だいたい合ってた。意味不明すぎる。ぜんぜんわからん。そこがかわいい。

ということで、320ページにいろんな秘密が盛りだくさん! ギルティギア好きと設定資料集好きなら見逃せない!
『GUILTY GEAR -STRIVE- 公式設定資料集』を買おう! びんはがっぶごわっ!
(2026/04/04(土)21:00~ やろうぜ!ギルティギアストライヴ! feat. ナゲ(レオ)SP)


















コメント
設定資料集っていいですよね…
持ってないゲームの設定資料集眺めるのぼくも好きでした…
今はNIKKEの設定資料集購入したので届くのを待ってます…
分かる!格ゲーに限らず別のゲームでも効果音とかと被るとゲームキャラが言ってることが分かんなくて、「たぶんこんな感じだろ」って勝手に脳内変換しちゃうんだよね…2、3周目あたりでなんて言ってたのかわかるやつ
エルの体型のコメント、これ無かったら下手したら今の配信の対戦会とか無かったのか…とか読みながら思ってちょっとしみじみしました
お勧めされたのはセントラルフィクションでした
ちょうど先ほど資料集届いたのですが、あまりにも読み応えがありすぎる。。。
数日かけてゆっくり読もう
>設定資料集好きがこの世にどれくらいいるのか知らないが。
ここにいるぞ!
冒頭にサクラ大戦3の設定資料集を出してくる辺りがゲムぼく。さんらしい
>好きなので、ぼくも自分の本ではこういうミニコラムをたくさん作った。
ゲムぼく。さんの本にコラムが多い理由が分かって感動した
★5とさせていただきます
ここがこうなっての答えを知るためだけに買おうかどうか迷ってきた
攻略本だけどアルティマニアとかエンターブレインから出してたテイルズシリーズのデカい攻略本は買ってたなぁ
設定資料好きなのすごくわかるー!!
20世紀の格ゲー大好きおじさんにしか伝わらない話なんですけど、『マイコンBASICマガジン』という雑誌が増刊で出版していた『ALL ABOUT ○○(ゲームタイトル)』というシリーズが、攻略情報やら開発中の資料やらスタッフインタビューやらBGMの楽譜やら載っててアホみたいな情報量でした。
設定資料集いいよね、わかるよ!
父が設定資料集を兼ねたデカい攻略本を買うのが好きな人だったから私も小学生の時から読みふけっていたし大人になっても買っているよ……!
個人的に一番重かったのは境界線上のホライゾンのアニメ設定資料集。読み応えありまくり。でも重い。
買えなかったゲームの攻略本だけ買って読んだりしてたから共感しかなかった
読み応えありそうでいいなー
この記事みてイノのページ速攻で見返した
思ってたのと全然違っててびっくり
私もオールアバウト大好きおじさんです 平成を思い出せてとてもいい設定資料集でしたね…
ここがこうなってぇはここがこうなってません
資料集沼にはまるとその・・・書籍の質量がとんでもなくなって棚や床が崩壊しかねんのよねえ
設定資料集ではないけど、サガフロ2のアルティマニアとか小説もついてて面白かったなぁ
ティアリングサーガとかも載ってて面白かったなぁ
ここがこうなってってここがこうなってないの!?
ならどこがどうなってるの!?
ゲムぼくさんの本と同じくらいはだいぶ厚いですね
現実の友達が居た頃の、空耳の思い出を語ります。
エディの必殺技で、相手の飛び道具を跳ね返す壁を発生させる技がありまして。
その時にエディは「いただこうか!」と言うのです。(その飛び道具は私が頂くぞ!みたいなニュアンスでしょう)
が、友達がソレを面白がって「コレ、美肌効果!に聴こえる!」と言い出したからもう大変。
たぶんXXあたりの記憶です。とりあえず子安武人さんに謝っときます。凄くイケてるVoiceなのに今でも面白がってます。
設定資料集いいですよね。昔はゲームの攻略本にも、設定資料集が付いていたものがあって、凄く好きでした。スタッフの何気ないコメントが本当に好きです
サクラ大戦の資料集懐かしい…あのシリーズってカバーの質感が良くて高級感ありますよね
ゲームの資料集で個人的に思い入れがあるのはゼノサーガEP1で、図書館のお堅い本か?ってくらい丈夫な造りな上に内容も濃くて、今でも大事にしてます。