『千年戦争アイギス』は間もなく10周年を迎える長寿タワーディフェンスゲームであり、味方として使える登場キャラクターの数はなんと1,000を超えている。
そのなかで個人的に好きなユニット(キャラクター)がたくさんいるのだが、代表的なお気に入りを挙げるとするならば……
重装砲兵レギーナだ!
【解説:重装砲兵レギーナとは?】
千年戦争アイギス初の重装砲兵にして、クラス名の「重装」は鎧ではなく贅肉だという偏見をユーザーにもたらしてしまった元凶。肉の鎧を身にまとい大砲のようなおっぱいを振り回す全身重装砲兵。とてもむちむちでかわいいので一部ユーザーから絶大な人気がある。
天馬騎士団長エスタや盗賊シプリアと同じく、覚醒すればするほど体重が増えていくことでも知られる。彼女らにとっての覚醒とは食欲に目覚めることを意味する。もっと目覚めて無限に食べ続けてほしい。
「白の帝国からの脱走兵として王国軍に加わった」という独自の加入経緯を持ち、じつはストーリーの中核に絡みうる重要な立場なのだが、実際はグルメ系のイベントで手当たりしだいにご飯を食べまくる姿ばかりが目立つ。最近アイギスを始めたユーザーはたぶんレギーナのクラスを重装砲兵ではなくフードファイターだと思っている。
そんな千年戦争アイギスでは、新しい緊急ミッション『夜空に咲かせ、大輪の花』が開催中!
いわゆる夏祭りイベントで、「浴衣キャラ」として既存ユニットの衣装違いバージョンが手に入るのが毎年恒例。
じつはレギーナも、過去に『夜祭の重装砲兵レギーナ』として浴衣バージョンが実装されたことがある。
その際には、浴衣がかわいそうになるほどの肉体の爆発ぶりに多くのユーザーが狂喜乱舞した。お祭りを題材にしたキャラは世の中にたくさんいるが、体型そのものがお祭りみたいになっているキャラは後にも先にも浴衣レギーナだけだ。ぜひお祭り運営委員にならせてほしい。
今年の主役は、砲術士メル。
『夏の花火師メル』として、装いも新たに新登場! ただ、残念ながらお祭り体型ではない。
今年の夏祭りイベントのテーマは「花火」らしい。
花火師となったメルと大砲組頭スミレを中心に、「よい花火とは何か」を模索するストーリーが展開されていく。
スミレはふだんメインストーリーなどで顔を見せることが少なく、目立つほうではないキャラなのだが、このような花火が題材のイベントではしっかりと主役を張らせてもらえているのがすばらしい。
キャラ数が1,000を超えるアイギスだが、制作・運営陣はひとりひとりの特徴をちゃんと押さえていて、適切な場面で適切に出番を与える配慮をしてくれている、というのがわかる。このあたりが、10年続くゲームになった理由のひとつだろう。
その後、「花火とは芸術である」あるいは「花火とは人を喜ばせるものである」といった考えにもとづき、花火師メルはさまざまな分野の表現者に教えを乞いに行く。
この一連の流れにも、アイギスのすごさが隠れている。この流れで、クラスがダンサーであるミヤビが出てきて踊りという芸術を語るのは、まあそうだろうな、という感じなのだが……
クラスは神官戦士であり、設定や一部のセリフに「歌が好きで得意」という言及があるだけのフェルミも登場し、歌の力や意義について語る場面が見られるのだ!
このあたりも、やはり1,000を超えるキャラひとりひとりの設定をきちんと押さえていないと作れない話であり、シナリオライター陣をはじめとするスタッフのキャラ愛が見てとれる。
さらに、続いてのマップでは、道化師である紅牡丹(べにぼたん)が登場。
大衆娯楽としての喜劇を生業とする彼女ならではの、人を喜ばせるということはどういうことか、という話が聞ける。さらに、自身の舞台演劇をメルに見せることで、それを感じ取ってほしいのだと言う。
なかなか深いぞ、今回のイベント。
表面的に見れば、「メルがいい花火を作るためにいろんなキャラに会いに行っていろいろ教えてもらいました」なのだが、その本質は、人の喜びとはなにか、そして「人を喜ばせたい」と思う作り手のエネルギーの源泉はなにか、という話だ。
ということは、これはもしかしたら、千年戦争アイギスというゲーム自体の「喜びへの哲学」が詰め込まれたストーリーであるとも言えるかもしれない。
おそらく、作中でメルが花火を見る人の喜びについて思いを巡らせているのと同じように、アイギスのスタッフもユーザーの喜びについて思いを巡らせてきたのだろう。いままでも、そしてこれからも。
そして、ユーザーの喜びのための象徴的な取り組みのひとつが、先述のスミレやフェルミのように、実装からある程度の期間が経ったユニットでも、そのキャラの個性にもとづいて適切に出番を与える、ということのはずだ。
この丁寧さこそが、アイギスの魅力だ。アイギスはひとりひとりのキャラをいつも丁寧に扱っており、脈絡なく雑に登場させることなんて決して
!?
雑に出てきた! フードファイター浴衣レギーナ、なんの脈絡もなく喜劇の観客として登場! しかもなんか食べながら観てる!
なにこれ!? ストーリー上なんの意味もない登場してきたけど!? スタッフはレギーナをなんだと思ってるんだ! とりあえずいっぱい食べさせときゃオチがつくしかわいいだろとでも思っているのか!? それとも体型の爆発ぶりが花火みたいだから出してきたのか!?
“(この人ずっと食べながら観てたな……)”
ずっと食べながら観てたの!?
ああ~! レギーナかわいい~! とりあえずいっぱい食べさせときゃオチがつくしかわいい~! これからもずっとむちむちもぐもぐ癒し枠でいてくれ~! お腹が花火のように弾けるほど食べようねぇ〜!!
コメント
レギーナ改めて見ると浴衣になって体のお肉大爆発してるじゃん
体が花火みたいだしそれでどうです?
今日は少し真面目かと思った自分が間違いだった。
むちむちもぐもぐ癒し枠とは?
何故か臍にまで食い込む浴衣
ゲムぼくのためにセリフがねじ込まれた説まである
いつ記事になるかと待ってたよ
レギーナ良いよね、俺も好き
お腹が花火のように弾けてる、比喩として成立してるのか怪しいけどむちむちの有無を言わせない感でなんとなくわかってしまう
レギーナ出てきたときゲムぼく。さん思い出して笑顔になった。
絶対反応すると思って
お祭り体型という、祭りに対する熱い風評被害
レギーナ出て来たの見た時真っ先にゲムぼく。を思い出したよ
ちゃんと取り上げてくれて安心した
焼き肉の日にふさわしいむちむち記事
さすゲぼ
これだけ毎年もぐもぐしていれば、もぐもぐ枠としての確固たる地位を築き上げたはずだし、お次はお菓子を貰いまくってむちむちに磨きのかかったハロウィンレギーナさんとかになって、よりもぐもぐ枠の地位向上に努めて欲しいところですね!(そんなことより、レギーナのお肉を余す事なくもみもみし隊
たまにアイギス記事出すと8割がレギーナだな。
太すぎるッピ!
今回の1ミリも必要性のないレギーナのねじ込みとか
どうみてもゲムぼく営業としか思えない展開
ゲムぼく。さんを喜ばせるためだけに運営が雑に出してきたんだと思ってました
「とりあえず何か食わせときゃ満足だろ」みたいな感じだと思ってました
もはや夏の風物詩
「ゲムぼく営業」、言いたい事は分かるけど認めたくない概念
すばらしいオチで感動
むちむちしすぎて浴衣が凄いことになってる
無印レギーナはごつい鎧のせいで太く見えるだけだから!って言えたけど、浴衣レギーナは言い訳できないレベルで太くていいね!
あらメルちゃんかわいいわねと思ったら
> ただ、残念ながらお祭り体型ではない。
お祭り体型じゃないばっかりに1行で涙が
フェルミは敵を殴るのが得意な神官だと思ってました(某4コマ信者の感想)
食べようねぇ~じゃないんよ。
やっぱりレギーナはゲムぼく氏の目に留まっていたか
この記事を待っていた!!
ゲムぼくはラスオリアイギスファミマとズブズブヌプヌプだからな
案件として一回300000ムチムチもらってると聞く
一人席に残って食べてるレギーナを想像すると悟り開きそうになる