うっかり誰かに画面を見られてもいいようロビー画面を健全にしていても、けっきょく起動したときにとんでもないドスケベが資源探索から帰ってきて画面を占有するのでなんら意味がないことでおなじみのラストオリジン。
もはや対策はあらかじめシルエットモードをオンにしておくか画面を叩き割っておくか周囲の人の眼球を潰しておくかの3択しかない。
さて、そんなラスドスケベンでは、2022/06/15(水)~2022/07/27(水)、全ユーザー大注目の期間限定イベントが実施中!
その名は、『怒りの狼牙』!
ニトロプラスのシナリオライターである虚淵玄(うろぶちげん)氏が手がける、コラボレーションシナリオだ!
ちなみに、ストーリーやシステムなどあらゆる面で韓国版が1年ほど先行してきたラストオリジンにとって、初めての日韓同時実装コンテンツでもある。
ここではあえて物語の中身には深く触れないが、従来のイベントに比べると、明らかに文体が変わって質が上がったことには驚いた。
句読点の打ち方や慣用句の使い方がぜんぜん違うので、コラボシナリオだということを知らない人でも、いつもと書き手が異なることにはすぐ気づくはずだ。
そしてまあ、質が上がるのは当然と言えば当然ではある。
いままではもともと韓国語の原文があって、それを日本語にムリヤリ翻訳していたので、どうしても不自然な文法や言い回しが少しあった。個人的には充分に良質だとは思うが。
しかし、今回は日本人シナリオライターが日本語で原文を書いており、我々はそれをそのまま読めているのだ。
そういう意味では、逆に韓国版がどうなっているのか気になるところではあるな。どう訳されているのだろうか。
2022/06/15(水)アップデートで遊べるようになった『第1部』は、メインステージ5つとEXステージ3つから成る。
ぼく自身はいつもの冷気パーティー(エンプレス/スノーフェザー/グラシアス/慈悲深きリアン/天空のエラ)であっさりすべて突破したのだが、気づいたことがふたつある。
ひとつめは、戦闘員ドロップがけっこう豪華である、ということ。
金蘭S7、コンスタンツァS2、クイーンオブメイン、T-40ハイエナ、A-15サラマンダー、EXステージではドラキュリナなど、「製作でやや狙いづらく戦闘ドロップの機会も少ないバイオロイド」が多いのだ。
つまり、かゆいところに手が届くラインナップで、初心者に優しい! きっと、コラボシナリオきっかけでラストオリジンを始める新規ユーザーが一定数いるであろうことを見越して、工夫したんだろうな。えらいぞアイシャ(ラストオリジン運営)。
そして、ふたつめは……
敵がけっこう強いんだよな……
いや、強いだけじゃなくて、敵編成が必要以上にいやらしいんだよな……火炎・冷気・電気の3属性を撃ち分けてきたり、かと思えば次のステージでは高命中率・高威力の物理攻撃で押してきたり……
つまり、初心者にまったく優しくない! やっぱりなにも考えてないじゃねーかアイシャ! ステージじゃなくてバイオロイドだけをいやらしくしろよ!!
そこで今回は、アイシャに翻弄される初心者のあなたを助けたい!
初心者が『怒りの狼牙』第1部のいやらしいメインステージ5つを突破してT-4ケシクを含むいやらしいバイオロイドたちを手に入れるために、攻略の重要知識となる「回避盾」「防御盾」についてカンタン解説!
このふたつを理解して使い分ければ、『怒りの狼牙』第1部突破は固い!
■回避盾(避ける盾)
敵の攻撃をすべて回避することをめざす盾役を指す。
おもに回避率が高くて回避率アップや敵命中率ダウンのスキルを持つ保護機が該当し、代表的かつ序盤から入手が狙いやすいのはP-24ピント、P/A-8ブラックハウンドなど。周りの味方を保護&回避で守ってあげることができる。
また、P-29リントヴルムやCSペロは保護機ではなかったり保護能力が低かったりするが、かわりに反撃能力を持ち、味方がいない単騎運用でも回避反撃で敵をどんどん倒していくことができる。彼女らもざっくり「回避盾」と呼ばれることがある。
今回のイベントでは、EV1-1をはじめとして、多くのステージで敵が属性攻撃と物理攻撃を併用してくる。
防御力の高い「防御盾」は属性攻撃に対して無力なことも多く、そうなると物理だろうと属性だろうとすべてを避けて解決できる回避盾のほうがわかりやすいし有用である場面が多い。
具体的には、『怒りの狼牙』第1部メインステージでは、ごく一部を除いてほとんどの敵は命中率235%以下。
ラストオリジンでは攻撃の最終命中率は「攻撃する側の命中率-攻撃される側の回避率」という単純な引き算で導き出されるので、回避率がスキル込みで235%以上あれば基本的には完全回避が可能だと思ってよい。実際、リントヴルムをわざわざ新たに育てて検証してきたが、回避率235%のリントヴルムでほとんどのステージは単騎クリア可能だった。
回避率が高そうなバイオロイドが手に入ったら、戦闘員強化、コアリンク、装備などを駆使して回避率を上げまくって、回避盾として育ててみるとよい。
■防御盾(受ける盾)
敵の攻撃をすべて受け止めて耐えることをめざす盾役を指す。
より細かく「物理防御盾」「属性防御盾」と分けて考えることもある。
おもにHP・防御力が高かったり、被ダメージ軽減スキルを持っていたりする保護機が該当し、代表的かつ序盤から入手が狙いやすいのはT-20Sノーム、ケルベロスなど。
ちなみに、全体傾向としては、重装型保護機は防御力が高いため物理攻撃に強く、軽装型保護機は各属性耐性を35%ずつ持っていて物理攻撃にも属性攻撃にもバランスよく強い、という特徴がある。覚えておこう。
『怒りの狼牙』第1部メインステージでは、Ev1-4などで命中率435%の敵が出現する。それが回避率ダウン効果を持つ攻撃をしてくるので、先述の回避盾では太刀打ちできない。
こういう場面では、編成を変えて、めいっぱい防御力を高めた防御盾を使ったほうがよい。
放置周回などを駆使してレベル上げをしたうえで、ある程度うまく考えて編成を組めば、Bランクバイオロイドだけでイベントステージを突破することも充分に可能なことを確認した。ノーム、インペット、トモを新たに育てて実験した。
ほかには、ストーリーの進行で必ず仲間になるココ・イン・ホワイトシェルや不屈のマリーも防御盾としての適性が高いので、育成を検討してみるとよいだろう。
このように、避ける「回避盾」と受ける「防御盾」、このふたつのそれぞれの特徴を押さえれば、ラストオリジンの戦闘に対する理解度は一気に上がるはず!
細かいところをはしょってはいるが、初心者の人にもわかりやすいように、難しい言葉をあまり使わずに説明してきたつもりだ。よければ参考にしてほしい。
「避ける編成」がいいか「受ける編成」がいいかはステージによって違うし、最終的にはプレイヤー自身の好みによっても変わってくる。
ぜひいろいろ試しながら、避けるか受けるか、自分なりのプレイスタイルを編み出していこう。
ちなみに、ぼく自身が変化の聖所用に最近組んだ編成があるのだが、これは……
……なんだっけ? なに考えて作ったんだっけ? 避けるんだっけ、受けるんだっけ?
あっ、「抜ける」だった!
そうだった、これがぼくのプレイスタイルだった!
まとめとして、ぼくが初心者に最後に送るアドバイスは、
避ける編成より、
受ける編成より、
抜ける編成がオススメです!!
コメント
ラスオリ入門記事として完成されつくしていて感動しました
まあまあ分かりやすくて「これは両記事かな」と思ったけど、最後を見て「あっ」ってなりました
ゲムぼく。さんってラストオリジンの記事になるとどうしても脳内偏差値下がっちゃうんですか?
なんで最後に自分を貶めることを言わなきゃ気が済まないのか。
避けようが受けようが抜ける
ゲムぼくの記事を読んだ人の感想も「ウケる」と「避ける」に分類される
探索リーダーをAGSにするという発想が無いのがゲムぼくさんらしいの。
(尚スキン付きセルジューク除く
今回のイベントのテキストクオリティが一際高いのは間違いないけど、ラスオリは普段のテキストも翻訳クオリティはかなり高いと思う
普通に攻略助かる。。。初心者にはありがたすぎるんだよな
なおラスト、、(オリジン)
あまりにも正しいアドバイス
ラスオリうますぎるわね
ひどいオチで笑った
虚淵さんって文章だと読みづらい方の人という印象だけど、ラスオリでも相変わらずそういう感じなのか気になる
やっぱりラフトモモジンだった
保護機は性能格差が他より大きいのがなー
一番好きなアクロバティック・サニーが性能微妙でキツいわ
大きいのは乳尻太ももだけでいいんだよ
ゲムぼくきっかけでラスオリ始めたニュービーがかなり多い事に配慮した良記事
ただしオチは最低
昨日はおしっこ漏らさず我慢できてたのに
おしっこどころじゃない物漏らしてやがる
こういうのでいいんだよ、こういうので
最近ニッキートレイシー推してるなゲムぼく
えっ!?このニッキートレイシーがイベントで交換???
出来らぁ!!!!!
安心感ある
今回のイベント交換所のエタニティは眼前のものを条件付きで強力な自己バフとスキル2の範囲で殲滅して安全を確保する攻撃盾ですね
ためになる記事だと思ったらためないオチだった
うん、ゲムぼくだね
女 は 太 も も
ラスオリはほんとにローカライズ頑張ってると思う。今は改善されてるのかもしれないけど昔のアズレンとかそのせいで没入感が削がれて引退したし。
今回初イベですが交換でティタニアエタニティもらえたり金蘭掘れたりホクホクです
サムネよく見たらケシクの育成終わってて怖い
初っ端から酷いと思いつつも途中から真っ当な初心者向け記事になってたのに。
やっぱりゲムぼくさんは素晴らしく酷い。
女性の価値は太ももで決まるのだろう?
レギーナ/風祭せりなみのあるP2000ジニヤーも回避型なんだよなあ
Miss Safetyさんという受ける盾の亜種である引き付ける盾なんてのも
(ランクアップ前提ではあるが)
ひどいオチなんだけどそれと同時に抜ける編成がおすすめってのはなかなか金言だと思う
交換でサクっとエタニティ交換出来るから暴力でぶん殴れるのが楽すぎる
オチと思わせておいてちゃんとした電気パになってるあたりがっつりラスオリやってるんだなって
ラスオリ記事なのに日本語喋ってる
二部で手に入る装備で、カーン隊長も回避盾の仲間入りするらしいですヨ
リンティ可愛い!!
カーン専用装備で回避盾になれるから早く実装してほしい
ホードが更に強くなる
イベントのシナリオ、第二部が月末と聞いて悲しい…もっと早く読みたいぜ
ラスオリの翻訳だけど
本当の最初の方は違和感もちょっとあるけど、途中からはかなり自然だしレベル高いよね
翻訳というよりも日本語で書かれているように思えるくらい
全体的にレベルが高いから、ちょっとした違和感が逆に目立ってしまう…というところまで来てるし
翻訳担当している方々は凄いと思う
ちなむな
>虚淵さんって文章だと読みづらい方の人という印象だけど、ラスオリでも相変わらずそういう感じなのか気になる
虚淵さんはよく知らないんだけど、個人的には読んでて「何か違和感があるな~」みたいな印象は受けたかな
全体としての完成度は高いんだけど、偶に意味が分からなくて??ってなってた
あと、今回のテーマがシリアス寄りだからかもしれないけど、ラスオリのイベントストーリーにしては、おふざけと言うか遊びが無かったし、個々のキャラクターの印象も若干違う気がした
多分その辺も含めて、良くも悪くも今までのローカライズとは違う、この人の癖がそれなりに反映された物語になってるんじゃないかな、と思いました
(文章の癖は兎も角、ストーリー自体は「劇場版ラストオリジン」みたいな感じで凄く良いと思います)
でも回避される記事しか無いじゃんここ
虚淵の作品は頭ラスオリにしないと耐えられないだろうからむしろ良記事