『ポケットモンスター ソード・シールド』のライバル、ホップ。
歴代作品のライバルのなかで、ぼくはホップがいちばん好きかもしれない。彼は本当にいいヤツだ。彼は彼なりに悩みや迷いをたくさん抱えているが、決してそのいらだちを他人にぶつけることはしない。やさしいヤツだ。
本作では主人公の感情の起伏はあまりわからないが、ホップがどのように考え、行動し、成長してきたかはめちゃくちゃよくわかる。ポケモン剣盾は何割か「ホップの成長を見守るゲーム」という要素を持っているように思う。
そんなホップの成長のなかで、ぼくがいちばん好きなのは、最序盤で初めて戦うときと、最終盤でトーナメント決勝戦で戦うときの表情の対比。
これ!この顔つきの違い!
かっこよくない!?決勝のホップめちゃめちゃかっこよくない!?主人公への信頼、対抗心、勝ちたい意欲、負けない覚悟、すべてが詰まったこの表情!かっこよすぎる!
冗談抜きで、この瞬間にぼくはちょっと泣いてしまった。
そして、バトル中に弱点を突いたときの表情も……
アアアアア!強い!強くなったなホップ!かっこよすぎる!
もともと、剣盾のスタジアムでのバトルは各種演出が異常にアツいのでそれだけでグッとくるのだが、「ライバルとの最終決戦で、初戦を思い起こさせる会話」という激エモ展開が加わることにより、感動がドエラいことになっている。BGMもパワーアップした特別バージョンになってるし。
これからソード・シールドを始める人がもしいたとしたら、ぜひストーリーを進める端々で、ホップがどのように考え、行動し、成長していっているか、その変化に注目してほしい。それが最終戦ですべて実を結ぶ。たとえば途中、「あれ?ホップ、パートナーだったはずのあのポケモンは?」と思うはずだが、それすらも、だ。すべてが最高すぎる。泣いてしまう。
というわけでここに、ホップの成長を泣きながら見守る会を設立します!
さすがだぞ! オレの せいちょうを ばっちり みまもって いるんだな!
コメント
真面目すぎて乗っ取りを疑うタイプの記事
男の成長を喜ぶとか、
お前ホモかよ(歓喜
ポップの成長に空目した(大魔道士並感)
脇役が魅力的に描かれる作品っていいよね
熱い記事っすね。自分なりに刺さるとこあるとたまらんすよね。感覚違う奴からするとポカーンとされるんすよねえ
ホップとのホントのラストバトルは負けても話進んでよかったと思う
対主人公11敗だぜあいつ
華持たせてやりたかった
最後のが産まれた直後の範馬勇次郎みたいで駄目だった
パートナーだったはずのあのポケモンは?のところエモエモのエモリーヌだよな
冗談抜きで抜いたんだろ?
本来主人公がやるべき挫折や成長のような描写はポケモンみたいな完全自己投影型の主人公だとできないからライバルキャラにその役割を担わせるのは上手いなぁとは思った。