
う~ん……依頼自体はもちろんありがたいけど……

名前が間違ってるのはちょっとな……
さすがにな……

(日経トレンディ ヤマザキ春のパンまつり特集記事)
ありがたいことに、ライターとしての記事執筆、パーソナリティやインフルエンサーとしてのイベント出演など、仕事の依頼メールをいただくことが多い。
もちろん、それ以外のメールもたくさん来るので、なかには

こういう迷惑メールも含まれるわけだが、それはそれとして。
「お仕事情報」のページに記載の通り、このブログ『ゲムぼく。』は趣味なのでPR記事執筆は受けない方針だが、外部での仕事は積極的に受け付けているので、来たメールにはひとつひとつ丁寧に対応している。
その中で、何十件、何百件も受け取っていると気づくのが「文面って大事だな」ということだ。
ぼく自身もいわゆる「営業職」の経験があり、協力会社の担当者や個人のクリエイターに仕事の依頼メールをした経験はたくさんあるが、いざ自分が受け取る立場になってみることで、見方がさらに深まった。いま営業をやったら、もっといい依頼メールを書ける自信がある。
仕事というのは、どこまでいっても人と人の関係性の上に成り立つもの。
となれば、仮に内容や条件がまったく同じであっても、文面ひとつで「このメールにはすぐに返信したい!」と思うことも、逆に「こんなメールにいちいち返信したくないな……いったん後回しでいいか……」と思うこともある。
あなたは、仕事で誰かに依頼のメールを出すことはあるだろうか? ある場合、文面に自信はあるだろうか?
そこで今回は、個人的所感を多分に含む話ではあるが、「受け手がすぐ返したくなる依頼メール」の基本5つを整理して紹介するぞ! 新入社員をはじめとするビジネスパーソン必見!
①名前が正しく書かれている

めちゃくちゃ基本的……なはずなのだが、意外と守られていないことがある。意外と守られていないからこそ、ちゃんとしているのを見るとすぐ返したくなる。
まず目立つのは、文頭の宛名を相手の名前にせず、「ご担当者様」などの汎用名詞でラクしているパターン。自動送信メールや、コピー&ペーストによる複数人への連続送信で起きがち。
ぼく自身も営業として「名前だけ差し替えて数十人にメールを送る」というのは頻繁にやっていたので、「差し替えめんどくさいし、差し替えミスも怖いし、汎用名詞で済ませよう」となる気持ちはわかるのだが、いざ受け取る側になってみると心象が意外と悪い。少なくとも「そこの差し替えすら面倒な相手だと思われてるんだな」というのはわかってしまう。
めんどくさいのは間違いないが、せいぜい5~10秒で済む手間のわりに損なう心象が大きいので、ここは可能な範囲でちゃんとやったほうがよい。
また、名前の間違いもよくある。
「高橋」「髙橋」(高の字が違う)くらいの間違いだったら本人も慣れているので気にしないし、ぼくも「ゲムぼく。」「ゲムぼく」(。がない)くらいだったらぜんぜん気にしないが、けっこうがっつり間違っているとさすがに気になる。いちど「原木。」があって、だいぶおもしろかった。
②「人気」ではなく「好き」が語られている

本題に入る前や、本題の補足としてクッション的にエピソードを挟むことがあると思うが、そこでは一般的な「人気」の話よりも個人的な「好き」の話をしたほうがよい。
理由は単純で、「人気」の話は相手の製品や作品ではなく人気が好きという話にしかならないので「人気さえあればあなたじゃなくてもよい」という印象を与えやすく、「好き」の話は相手の製品や作品が好きという話になるので「あなたがいい」という印象を与えやすいからだ。相手が個人だろうが法人だろうが本質は同じ。
どちらも決して悪い話ではないのだが、あえて比較すればどちらがより心象がよいかは、言うまでもない。
③「その人でなければならない理由」がある

目的や効果は②に近い。
「それなら誰でもいいじゃん」とならず、「なるほど、だから私(当社)に依頼が来たのか」となるために重要。
本当にオンリーワンである必要はないが、「まあたしかに、それくらいの条件となると、私(当社)に来るのも納得だな」と思えるくらいだと、受け手はとてもうれしい。
このへんの感覚は恋愛に非常に近い。婚活サービスのメッセージやりとりでも同じことが言えそう。
④「時期」が明確に示されている

「お金」の話を最初のメールでいきなりすることはあまりないと思うが、「時期」の話は最初から提示が可能なはずなので、示しておくと親切。
〆切やタイミングが存在するならばそれを示し、もし時期に指定はないならば指定がない旨を示す。指定がないとは言っても、受け手の目線に立つと「えっ、ホントにいつでもいいの?」となるはずなので、「本当にいつでもいい」のか「いつでもいいが希望はある」のかなどがわかるようにしておくとなおよい。
時期がわからないと、受け手は「もし繁忙期に重なる話だったら怖いな……ちょっと控えめのトーンで返事しとこうかな……」などとなってしまう場合がある。もったいない。
⑤「想い」が伝わるひとことが添えられている

やっぱり人と人のやりとりなので、最後は「気持ち」が誇張抜きに大切になる。
もちろん、過度にやりすぎると逆効果だが、ウソやおおげさにならない範囲で、想いがあるならしっかり伝えておいたほうがよい。これはふだんの人付き合いとまったく同じ。
礼儀正しく文法が完璧な事務的・機械的な文面もすばらしいが、ちょっと表現が崩れていても熱意が伝わる文面のほうが、人の心は動くことがよくある。これもふだんの人付き合いとまったく同じ。
当然、多くの場合は「何十通も営業メールを出すのに、こんなのいちいち考えてられるか!」という話になるわけだが、だからこそ、これがあるメールとないメールの差は大きい。
現実的な落としどころとしては、たとえば10件の依頼メールを出すとき、せめて本命の1件だけでもこれをやってみる、などしてみるとよいだろう。それで手応えがあれば、無理のない範囲で徐々に広げていこう。
まとめると、「受け手がすぐ返したくなる依頼メール」の基本5つは、下記の通り。
①名前が正しく書かれている
②「人気」ではなく「好き」が語られている
③「その相手でなければならない理由」がある
④「時期」が明確に示されている
⑤「想い」が伝わるひとことが添えられている
もちろん、これが万能の答えとは限らないので、これを参考に適宜アレンジしてほしいが、そのままでもある程度は役に立つと思う。
そして最後に、この5つを完璧に押さえた、理想的な依頼メールをひとつ紹介して終わる。

これだよ!!












コメント
ちょっとえっちなスパムから学びを得るんじゃあない
…いやそういうとこからも学べるという姿勢が大事って話?
そっかぁ…それかぁ…
迷惑DMの名前貼りが正しかったばかりに…w
見事なオチですね
迷惑メールの人は惜しいな、その文面に体重とスリーサイズを載せてて
なおかつむちむちであることを容易に想像出来る数値ならゲムぼく。を一本釣り出来た可能性があったのに
迷惑メールがいかに上手く作られているかの解説……?
なんつーオチだよ
ほな次のmondはちょっとスパ◯を参考に送るか…
純粋に参考になる記事だった 基本を備えているからこそ引っかかる人が絶えず、未だに迷惑メールの形式としてあり続けていると考えると納得がいきますね
迷惑メールの文面、実はすごく考えられているのかと感心してしまった
オチが綺麗すぎてお笑いを通り越して感心してしまった
まあある意味スパムも営業メールではあるか……
優しそうで話聞いてくれそうは汎用的では…?
いや…むちむちさえしてれば何時間でも優しく話を聞いてくれそうではあるが…
格ゲーの話もちょっとHなゲームの話もできるブロガー
↑ゲムぼく過ぎる
構成力が天才すぎる
最後、単なる罠やんけ!
営業のコンサルタント業もできそう
からのこのオチ
よぉ~し次のブラジョーはこれを参考にしちゃうぞ~
こんな感心できるオチはなかなかないな
さすが原木。さん
わざわざスクショ載せるからにはなんかネタにするんだろうとは思ったが、まさかオチ担当とは
ダメだこりゃ
仕事は構成作家です。と言っていいぐらい完璧にフリオチ
なんでメガドラのヴァーミリオンに出てくる住民みたいな文章がお手本になるんすか(笑)
ためになるなぁと思いながら読んでたらオチが見事で膝を打ちました。まさかえっちなスパムメールが伏線だったとは…
ホカホカ…イイッ!の記事、自分も大好きです。
原木。のところで笑ってしまった椎茸栽培してそう
構成が綺麗すぎて感嘆するばかりだった
オチそう来たか…
読めなかったぜ
勉強になるなぁ、流石ゲムぼく。と思ったらオチで台無しだよ!
「。」ありが正式名称なのはじめて知った
相手に興味を惹いてもらうってゴールはスパムも営業も同じなんだなとしみじみ思った
ゲムぼく。はやはりできるビジネスマンだったんだなあ、と思ったのに…
(遅ればせながら「人生は良ゲー。」読んでます。自分も救われました)
スパムメールも様式にきちんと則ってるんだなあ……という妙な学びを得ました
スパムメールができてることを自分が出来てないのはなんか悔しいので、良いところだけ見習いたいですね
まさかオチがこうくるとは読めなかった!悔しい!!
こんな見事な伏線回収ある?
オチは好き。それはそうとして最近の迷惑メールは強烈な怪文書感なくなって面白くはない。
今回のオチはうまいな
事前に登場してたのにまったく想像してなかった
2x歳なんて小娘はゲムぼくの守備範囲外だよ
十の位を4以上にしてから出直せよ
普通に綺麗でうまいオチで感心してしまった。
原木。様の記事の中でも上位に入る良記事だと思います。
オチ酷すぎるけど参考になります。
それではない。
ためになる記事かと思ったらオチがそれかい!
真面目な話、営業じゃなくてもメールの名前はマジで気をつけた方がいい
誤変換なんかは本当によく起きるし普通に失礼
ビジネスメールのマナーとか言う前にまず名前に気をつけろ!はずっと思ってた
そしてとんでもない間違いが来て一周回って笑っちゃうのもあるある
立太子ボタンとか人妻アリクイを思い出した
オチも良いけど「原木。」が好きすぎて夜中なのに声出して笑ってしまった
これからも原木。さんを応援してます!
原木。のひとは
ファイアーエムブレムをファイヤーエンブレムって書いて怒られるタイプだと思う。
けっこう誤字や誤変換しがちな方だから人のも気にしないことにしてるけど名前か…名前はな…
秀逸なオチ、ゲムぼく。
自分もゲムぼくさんのことをたまにげむボクさんと間違うから身につまされる話だ(いやおとボクってゲームがあってぇ…)。
超有益記事(オチ除く)
絵師さんに依頼メール送る際の参考にさせていただきます
ありがとう
名前の間違いは確かによくないけど、突き抜けると逆に「まあいいか」になるのもわかる
昔、とあるメーリングリストで「[&name]様、こんにちは」という文面で届いたときは、自業自得とはいえ上司にゴン詰めされるであろう担当者に少し同情した
原木。さんが性欲旺盛であるということをちゃんと押さえている…これは高得点
ホォ~……ドウ……?イイ……?ホカホカ……イイ……?イイッ!ほんとすき
原木みたいなドぶっとい足大好きさん。なら合ってたのに
ちゃんとゲムぼく。の事を把握してるメールでたまげたなあこれは