
少し前だが、2025年3月にSteamギフトとして贈られてきて、しばらく放置してしまっていたゲームがある。
『DJMAX RESPECT V』というゲーム。リズムゲーム、いわゆる音ゲーらしい。
音ゲーか……音ゲーはぜんぜんわからないな……

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ぼくがやったことのある音ゲーは、『太鼓の達人』と『リズム天国』くらい。あとは、KONAMIに『jubeat(ユビート)』という音ゲーがあって、初めてiPadを買ったときに入れるアプリがなくてとりあえずそれを入れてポチポチ遊んでいた記憶がちょっとある。
ゲームセンターでむちむちの大きな筐体を見るのが好きなので名前だけは知っているアーケード音ゲーは多いのだが、やったことはない。
【『ゲムぼく。』名前だけは知っているがやったことはないアーケード音ゲーシリーズ】
■ビートマニアIIDX(通称:弐寺)
■ダンスダンスレボリューション(一時代を築いた名作)
■ギタドラ(以前はギターフリークスとドラムマニアに分かれていた)
■キーボードマニア(もはやピアノ)
■ポップンミュージック(ポップな見た目にハードな打鍵)
■ダンスエボリューション(Kinectを使う技術が革新的だった)
■初音ミク Project DIVA Arcade(家庭用シリーズもたくさん出た)
■リフレクビート(エアホッケーみたいなシステム)
■MUSECA(いっぱいあるディスクみたいなのをくるくるする)
■ミライダガッキ(だいぶポップ寄りなパーティーゲームっぽいやつ)
■ノスタルジア(もはやピアノその2)
■ビートストリーム(タッチパネルが当時はけっこう斬新だった気がする)
■テトテコネクト(縦長の画面。画面のキャラと手を合わせる)
■グルーヴコースター(ジェットコースターみたいなやつ)
■サウンドボルテックス(疾走感のあるビートマニアみたいなやつ)
■maimai(軍手をはめて触るドラム式洗濯機)
■オンゲキ(でかい枠とバーチャロンみたいなレバーがついている)
■チュウニズム(犬公ミミ美(いぬひろみみみ)というとんでもないむちむちもふもふドスケベ獣人がいる。スリーサイズがすべて100は超えているであろう安心感、キングサイズのベッドシーツかと思うほど巨大な白ワンピース、その奥にうっすら透けるふかふかもちもちのお腹、手首・足首までしっかり太い腕と脚。トランポリンさせろ! 小人化するからミミ美のお腹でエアードームのようにぽよんぽよん跳ねさせろ! 全身でダイブさせてもふもふを吸わせろ! チュウー! チュッ、チュゥー! チュウニズム!)
ウオオオオオ! ミミ美! ミミ美ィィーーー!!

ミミ美はいないが、とりあえずDJMAX RESPECT Vを遊んでいこう。
歴史をたどると、もともと2005年ごろから『DJMAX』というシリーズがあり、これはその最新作らしい。もうシリーズ20周年ということか。
ええっと、手がけているのは韓国のゲーム会社であるNEOWIZ(ネオウィズ)……
えっ、NEOWIZ!?

『ブラウンダスト2』の会社じゃん!
こんなまともな音ゲーも手がけていたなんて! ブラウンダスト2がまともじゃないみたいな言い方はやめろ!

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こんなゲームがまともなわけねぇだろ!!

ゲームとしては、好きな楽曲を選んでどんどんプレイし、スコアに応じてAやBなどのランクがついて経験値も貯まり、新しい楽曲やミュージックビデオが解放されていって……という感じのようだ。音ゲーをあまり知らないが、わりとスタンダードなしくみに思える。
特徴としては、楽曲数がかなり多そう。これはさすが歴史の長い人気タイトルならでは、といったところか。

とりあえずカンタンそうな楽曲をいくつかプレイしてみる。
画面の見た目はシンプル。背景でミュージックビデオが流れており、手前に操作画面がある。『ノート』と呼ばれる線が上から降ってくるので、それが下のほうに来たときに、対応するボタンをタイミングよく押せばいいらしい。なるほど、わかりやすい。
ノートは6ラインあるので6ボタン……に見えるがじつは8ボタンで、左右に分かれて降ってくる赤くて大きなノートが7ボタン目と8ボタン目。なるほど、わかり……

わかりにくいわ!!
ぜんぜんわからんわ! そもそも6ラインでも多いわ! こちとら「ドン」と「カッ」の2個しかやったことないわ!!

でも大丈夫! DJMAX RESPECT Vは、そもそものライン数を減らすことができるのだ!
『4B』『5B』『6B』『8B』から選ぶことができ、いちばん少ないのは『4B』、つまり4ライン。4ラインでも多いは多いが、これならギリギリいけそう!
「楽曲の難易度設定を下げると降ってくるノートの数が減る」みたいなタイプのゲームはよく見る気がするが、なるほど、そもそものライン数をこんなに細かくいじれるゲームもあるのか。ぼく自身もそうだが、「うまくなりたいわけじゃなくて、好きな曲をたまにゆるく遊んで楽しみたい」くらいの人にとっては、かなりいいシステムな気がする。

判定が優しめで、コンボが続きやすいのも、初心者にとってはうれしいところ。数字がどんどん増えていくのは見ていて楽しい。
格ゲー(対戦格闘ゲーム)もそうなのだが、この手の技術が要求されるタイプのゲームは、実際の上手・下手よりもまずは「あれ? 自分うまいかも?」といういい意味での勘違いができることが重要だとぼくは思っている。そういう意味では、コンボが続きやすいのはとてもいいことだ。

おっ、『ギルティギア』シリーズの曲が3つ入っている!
『Break a Spell』『Holy Orders』『Marionette』が収録されていて、これらはすべてDLC(ダウンロードコンテンツ)ではなく初期収録楽曲。
DJMAX RESPECTシリーズは家庭用ゲーム機への移植をアークシステムワークスが手がけているようなので、おそらく、その関係でこのあたりの曲が収録されているのだろう。

ギルティギアの曲をプレイしているときは、背景で当然のごとくギルティギアの映像が流れる。
エルフェルトがいる! 『Marionette』はギルティギアXrd(イグザード)におけるエルフェルトのテーマ曲なので、Xrd時代のエルフェルトが背景で大活躍している!
が、ノートが邪魔でぜんぜん見えない! あと背景に気を取られているとミスする! よって好きな曲ほどミスする!
いちおう、画面上のノート表示位置を変更する設定があったり、ミュージックビデオだけを鑑賞するモードがあったりするので、本当にしっかり観たいときはそういうのを活用するとよい。
さらに……

『ブルーアーカイブ』とのコラボDLC『ブルーアーカイブパック』もある!
これは2025/04/24(木)に登場したDLCらしいので、比較的新しいコンテンツ。これまでも『ネクソンパック』というDLCに一部ブルアカの楽曲が含まれるという形での実装はあったようなのだが、ブルアカ単体でのちゃんとしたコラボはこれが初。
【ブルーアーカイブパック収録曲】
After School Dessert
Bunny Bunny Carrot Carrot
Goal Wo Nerae!
Gregorius I Symphony
Hifumi Daisuki
HIGH5LANDER
Luminous memory
Operation☆DOTABATA!
Oxygen Destoryer
Polyphonic
Raise the Huddle
RE Aoharu
Tok9 Train
Unwelcome School
Usagi Flap
ブルアカを知らなくても曲だけはみんな知っていることでおなじみの『Unwelcome School』をはじめ、「まあこのへんはたしかに収録してくるよな」という名曲が多数。
個人的には、『Goal Wo Nerae!』『Luminous memory』『Raise the Huddle』あたりが気になる。

ので、さっそく購入!
ブルアカパックは定価1,980円もするのでけっこう高いが、ここまで遊んでみて、DJMAX RESPECT Vがいいゲームだということはわかったので、応援の気持ちも込めて多少はお金を落としておくことにする。よいものには相応の対価を支払うべきというのがぼくの思想である。

おっ、単に楽曲が増えるだけじゃなくて、いわゆるスキンみたいなやつもついてくるのか!
メニュー画面などのUIをブルアカ仕様にできる! しかもこれ、新規描きおろしイラストだ!

おっ、補習授業部いる! 後ろに放課後スイーツ部や正義実現委員会もいる!
ハナコかわいいね! 好き! ハナコがDJMAXのキャラに「伝統衣装」と称して水着を着せている! ハナコ恐ろしいね! 好き!

よし、ブルアカの曲をどんどん遊んでみよう!
コラボから入る新規層への配慮も若干あってか、ブルアカ楽曲の難度は全体的に控えめになっている印象。
これならぼくでもカンタンそう! ウオオオオオオ!

……アッ!?
ハッ、ハッ、

ハスミおっぱいでっか!
ノートが見えない! なぜか視線が背景に吸い寄せられてしまう! コンボが途切れそう!

ア゛ッ!!

コッ、コッ、

コトリ!!
コトリのお腹! コトリのぽよぽよお腹! かわいいぞコトリ! 好きだぞコトリ! コトリのお腹で太鼓の達人させろ!
アッ、アッ、

アアアアア~~~!
コンボが途切れたァァーー!!

ブルアカ楽曲、ノートはわりと単純なのになぜか難度が高いな……






コメント
犬公ミミ美への思いだけが強く伝わってきた
ミミ美への飛びつき方がギャグマンガ日和のクマ吉で脳内再生された
ゲムぼく。が急に音ゲーを!?
好きなゲームの記事が急に来て嬉しい
面白いよね
DJMAXの記事なのになぜかチュウニズムが印象に残るな…
推しの楽曲が実装されて始めたグルコスでそうなったことあるので気持ち分かる
BGA(背景ムービー)に気を取られてしまうのは”ガチ”です。今回に限っては、この人悪くない。
途中ボトムズコピペみたいなのあったな
ウォーッ!
やった事ないのに知ってる音ゲー多くて草
むちむちなら筐体でもいいのか
むちむちならケモノでもいいのか…
いいよね…わかる…
背景とか気になって意識途切れちゃうの分かる
バニーイラストエチくない?
確かに音ゲーは筐体がでかくてむちむちだな…
ケモはともかく筐体のむちむちっぷりに興味を抱くのはちょっと…だいぶ…かなり…上級者すぎる
犬公ミミ美までの流れが完全に一般人の認識コピペ
アストラギウス銀河を二分すな
やたら音ゲータイトルに詳しくてこわい
サウンドボルテックスは最近むちむち路線に舵切ってるからイラストだけでも見てくれよな
ミュゼカの名を目にして不覚にもウルッときた
犬公ミミ美を初めて見た時から脳内にゲムぼくがチラついてたけどまさか本人に取り上げられる日が来ようとは……
アプリ系の音ゲーも種類が豊富すぎて
中には私の好きな同人ergの楽曲まで遊べるマニアックなのもあるので
今日はまず犬公ミミ美ちゃんだけ覚えて満足しようと思います
BGA最難関は「Goal Wo Nerae!」のハルナのメモロビドアップです。これガチ。
最近だとサウンドボルテックスも露出度激高衣装を案内役に設定出来るし、muse dashも言わずもがなムチムチなのでおすすめ
ミライダガッキ、ビートストリーム、ミュゼカ辺りが混じって居る事に世代を感じる
ビートストリームなんてオフライン起動出来なかったりノスタルジアへコンバート出来る都合で影も形もないからな…
オリジナルキャラだとレナ(tok tok tok!などに出てくる)登場するたびに乳がデカくなる人が可愛いよ
ちなみにプレイ中に流れる動画はフルコンボをすれば、ギャラリーから自由に見られるようになるよ
もう、お分かりかな…?
キーボードマニアとか十数年はゲーセンで見かけてねぇな
ミミ美ちゃん描いた人はその方面では超有名人だから安心感のある体型してる
ちゃんと過酷要素突っ込むのはもちろんだしペロジ戦曲BGAに出てくる人選見るにDJMAXスタッフにブルアカガチ勢居るのは明確
しかし曲や譜面で音ゲーを認識してない人種が存在したのは驚きだよ・・・
公式に反応されてましたよ
コメントの少なさが音ゲー勢の少なさを物語っている…
でもDJMAXは本当にいいゲームなので遊んでくれて感謝
むちむち好きという理由で音ゲー筐体に詳しい人初めて見た
食わず嫌いがなくてよろしいな
SoundVOLTEX、筐体の中にいる人もむちむちよ……。
DJMAX、steamセール時は本体1000円未満+20曲前後入りDLCが500〜1500円とかいう不具合価格になるんで昔鍵盤しばいてた人ほど触って欲しい
キーボードの同時押し対応だけ気をつけてね!!
音ゲーにもむちむちのキャラクターがいっぱいいるんでね
今だいけっ!ゴーゴーゴー!
サウンドボルテックスエロゲなのでおすすめです
もし他の音ゲーにも興味が出てきたのであれば、フリーレーンと呼ばれるノーツがレーンに囚われずに降ってくる音ゲーがやりやすくて結構おすすめです!
アーケードだとチュウニズム、スマホだとプロセカ等が知っている曲も多く、入りやすいのではないかと思います
それとは別に自分はオンゲキが好きなので井之原小星という子をオススメしますね
DJMAXはやり過ぎると特定のキーが緩くなったり印字が消えたりするのでDJMAX用のキーボードを買うのはアリですぞ。
ミライダガッキはもう…
一回だけラウンドワンのスポッチャ内で見たことはあるけど
こんなゲームがまともなわけねぇだろ!!
ぐうの音も出ない正論辞めて
昔マシュマロ?でゲムぼくさんに音ゲーやってくれ〜!と言った俺の魂が浮かばれました やり込んでくれたらもっと嬉しいけど、やらなくてもいい
駄目だ!犬公ミミ美に対するコメントがあまりにもデカすぎてノイズ過ぎて何も頭に入らない!チュウニズムもやれ!になってしまう
いや、最大尊敬をやってもらえただけ僥倖か…と思うべきか…あのチュウニズムのキャラだけ見ませんか?(何の提案?)
DJMAXはいいぞ。
日本上陸前の韓国版から遊んでますが今作は本当に決定盤で最高傑作とも言うべき内容です
末永くゆったり遊んでくださいな
個人的おすすめDLCはDJMAX TECHNIKAシリーズです
気持ちはわかる