Amazonギフトで『狩歌(かるうた)』というカードゲームが届いた!
これは、YouTubeの配信にて「おすすめのボードゲーム一覧を作りました。ほしい物リストに入れてくれたら買って贈ります」という布教の熱量がすさまじい人が現れ、本当に贈っていただいた物だ。
ありがとうございます。なんなんですかその熱量は。ボードゲーマーって何者なんですか。
これ、ルールはめちゃくちゃシンプル。3行で説明が済む。
[1] カードをテーブルに広げる。
[2] 好きな曲(J-POP)を実際に流すか、歌う。
[3] その歌の歌詞と同じカードを取る。
これだけだ。実際、箱の裏にも取扱説明書にもそれしか書かれていない。
カードは100枚入っており、「君」「僕」「夢」「明日」「世界」「ふたり」「愛」「欲しい」など、いかにもJ-POP、特にラブソングによく使われそうなワードが書かれている。
ベタな歌詞の曲だったら1曲の中に10~20ワードくらい入っていそうだ。ぼくが中学生のときに作詞した曲『君の心音が聴こえたら』と『闇の中の希望』なら2曲合わせて50ワードは入っている。
息子「これなに?」
ぼく「狩歌っていう新しいカードゲーム」
娘「どうやってあそぶの?」
ぼく「超カンタンだよ。好きな音楽を流して、そこに出てきた歌詞と同じカードをすばやく取っていって、1曲終わったときにいちばん点数が多かったほうが勝ちみたいなゲーム」
息子「カンタン! たのしそう!」
このゲームのいいところは、ルール説明が5秒くらいで済むところだ。小学生でも一瞬で理解できる。
娘「でもこれ、うたによっては、出てこないカードもあるってことでしょ」
ぼく「おっ、察しがいいね。そうだね。だから、この中からすばやく見つけるのは大変かも」
娘「いっぱい出てくるうたがあるといいんだけどな~」
お? 『君の心音が聴こえたら』と『闇の中の希望』を歌ってやろうか? と思ったが、狩歌の前にぼくのメンタルが羞恥心に狩られて死にそうなのでやめておいた。
よし、やっていくぞ!
まずは3曲遊ぼう。「プレイヤーみんなが知っていそうな曲」ということを条件に、娘→息子→ぼくの順に選曲してプレイしていく。
1曲目、娘の選曲は……
新時代(ウタ/Ado)!
さっそくミュージックスタート!
“新[時代]は この[未来]だ [世界]中全部 変えてしまえば”
ぼく「おいおい初手からめっちゃありそうな言葉あるじゃん! ええっと、じだ」
息子「はい、じだい!」
娘「みらい! せかい!」
ぜんぶ取られたのだが? 子どもの反応が速すぎるのだが?
『新時代』では、ほかにも「君」「夢」「僕」「歌」「さあ」など、10個近くのワードが出現。ぼくは2枚しか取れず。
しかし、1曲遊んだことで、攻略法のパターンはだいたい理解できた。
A.歌詞を先行して思い出し、歌詞が含まれるカードを探しておく
B.「君」「未来」など特に頻出するワードのカード位置を覚えておく
C.視野を広く持ち耳を研ぎ澄ませ、その場で瞬時に対応する
いちばんかっこいいのはCだが、これは難度が高い。歌詞を知っている曲ならA、そうでないならBが妥当だろう。
さて、2曲目だ。息子の選曲は……
夏祭り(Whiteberry)!
なるほど、これは『太鼓の達人』の収録曲だから、娘も息子もよく知っている。もちろんぼくもよく知っている。
“[君]がいた夏は [遠い][夢]の中 [空]に消えてった 打ち上げ[花]火”
めっちゃある! この曲も歌い出しから該当ワードが多い!
けっこうなペースで出てくるので、プレイヤー全員が見逃すケースもしばしば。1回目のサビで取り逃したカードに2回目のサビで気づいてようやく誰かが取る、みたいなこともあった。
そして、該当ワードが出てくるのはサビが多いのだが、油断していると“ご機嫌だけど [少し]向こうに”のように途中でしれっと出てくるワードを見逃してしまうので油断ならない。
3曲目。ぼくが選んだのは、君はロックを聴かない(あいみょん)。
ぼくが大好きな曲で、お風呂で流したり旅行時にもレンタカーで流したりしていたので、子どもたちもよく聴いている。曲調がゆったりめなので、歌詞をじっくり聞き取りやすいのもよい。
“[少し]寂しそうな[君]に こんな[歌]を聴かせよう”
これもやはり、けっこうな頻度でワードが出てくる!
この狩歌、よくできてるな。ホントにJ-POP頻出ワードが100個盛り込まれている。ラブソングに限らずとも、そうでないJ-POPや、アニメソングなどでもけっこう遊べそうだ。
さて、1周(3曲)終わったところでいちど点数集計。
この時点で、1位は息子、2位は同点で娘とぼく。全員が僅差だ。
娘「2しゅうめは、じぶんの好きな曲でもいい? パパがしらない曲かもしれないけど」
ぼく「おっ、いいね。そうしよう。たぶんだいたい知ってるから大丈夫だよ」
なるほど、プレイヤー各自の好きな曲を自由に選ぶルールにすれば、他のプレイヤーにとっては新しい曲を知る楽しみが生まれるな。そういう遊び方もよさそうだ。
まあ、ぼくは物知りなので、子どもたちが知っていてぼくが知らない曲なんてあるはずはないのだが
娘「じゃあ、ラヴィにするね」
知らないのだが? すりぃはテレキャスタービーボーイとエゴロックしか知らないのだが?
息子「グッバイせんげんにするね」
追いつけないのだが? ある程度知ってはいるが、曲調が速すぎて脳と手が追いつかないのだが?
娘と息子の容赦ない選曲により、単独最下位に陥ってしまった。
しかし、それなら……そっちがそう来るなら、こっちにだって考えがあるぞ!
狩歌をプレイ中のみなさ~ん!
ストレイライトの黛冬優子です♡
黛冬優子のソロ曲、SOSで勝負だ!
これなら、娘と息子は知らないはずだし、ぼくの将来の夢は黛冬優子だし、該当ワードも多そうで実質ぼくが取り放題に……
娘「あ~、これね」
息子「けっこういろいろ出てきそう」
ぼく「えっ、あれ? なんで知ってるの? YouTubeかなんかで流行ってるの?」
娘「パパが車のなかでめっちゃながしてたじゃん」
息子「歩いてるときとか、いっつも歌ってるじゃん」
ぼく「えっ」
結果:惨敗。
コメント
ゲムぼく。さんがむちむちコンテンツに傾倒していることを子供たちに知られてしまう日もそう遠くないのかもしれないな…
黛冬優子を将来の夢にするな
黛冬優子が泣いてるぞ
冬優子ごっこしてるゲムぼく。さんの奇行がお子さんたちにバレてたの面白すぎる
カラオケとかに持ってくとめっちゃ面白そう、欲しくなった
身構えていたつもりでいたのに、いざ文字に起こされるとズンと胃に来る自傷冬優子プレイ
小学生ならまだそんなに見てないかもしれないけど
一時期TikTokでSOSが結構流行ってた時期があったから
普段車の中や歩いてる時に歌ってなくても惨敗は必至だったかもしれない
見られてないからいいかと思ってやってることはそのうち身についちゃって無意識下に普通の時でもやってしまうという失敗を身をもって教えてくれる良記事
>>将来の夢は黛冬優子
人の可能性を過信するな
歩きながらSOS歌ってる人がいたらゲムぼくさんと間違われる風評被害が発生してしまう……
歩きながらSOS歌ってる人の時点でゲムぼくさんと同類だからまぁいいか
ゲムぼく。さんと同じ曲が好きだったことが判明して、猛烈に恥ずかしくなってきた。
ラヴィって男の娘のメスガキのテーマソングだっけ?
ダンジョン飯って漫画で、モンスターに異常に詳しい主人公が「あいつは人間に興味がないから人間の倒し方を知らない」って言われててそんなことあるか?って思ってたんだが、マジで対人ゲームって人間への理解度がいるんだな、というのをパパぼく。惨敗回見てると思うわ
将来の夢にされて冬優子も困惑してるよ
自作曲の歌詞をぜひ全文公開してほしい
「ヴィジュっぽい単語を集めてありがちな歌詞を作るスレ」を思い出した
>ベタな歌詞の曲だったら1曲の中に10~20ワードくらい入っていそうだ。ぼくが中学生のときに作詞した曲『君の心音が聴こえたら』と『闇の中の希望』なら2曲合わせて50ワードは入っている。
キッショ…
楽しそう
ボカロ曲だと捻った言葉が多いから意外と該当無さそうね
簡単なルールだからこそ工夫できる部分も多くて楽しそうですね
ゲムぼく。作詞作曲の2曲今度の配信で歌って欲しい
黛冬優子と付き合いたいとかじゃなくて黛冬優子になりたいのか…
いいから早く『君の心音が聴こえたら』と『闇の中の希望』を配信で流せよ!
あいみょんいいよね
『君の心音が聴こえたら』と『闇の中の希望』の歌詞を公開していただけませんか?
つまりゲムぼく。さんが冬優子だってことがお子さんたちにバレてしまったということか
そうだよ、君たちのパパは黛冬優子なんだよ(地獄)
「太もも」って札があれば冬優子の歌の時に取れるのに
普通に面白そうなゲームなのに、コメント欄ほぼほぼ冬優子と自作黒歴史ソングの話で埋まってて草
まだ冬優子の存在までは知られてないからセーフ?
いつかSOSを聴いた子供たちがここを見つけるかもしれない
テレキャスタービーボーイとエゴロック知ってるゲムぼくは解釈違いだよ
時勢に疎い者の感想だけど、ボカロって小学校低学年ぐらいの子らにも浸透してるんですね。
サブスクサービスや動画サイトでの公式音源・MVの公開などでどの世代にもリーチしやすくなった時代だから
こういうゲームも遊びやすくなっていいですね
それとは別に『君の心音が聴こえたら』と『闇の中の希望』の歌詞はネットに全公開してください
自作黒歴史曲配信お待ちしてます
もちろんボーカル管理人さんですよね
妄想で作詞をしたことがない人だけがゲムぼく。に石を投げなさい
ボードゲームって今までやった機会はないんですけど
なんかおもしろそうですね~
そろそろ抹茶スイーツブログを諦めてテーブルゲームむちむちブログとかを名乗ったほうが良いと思う
子供達の選曲と、漢字のカルタで遊べることに成長を感じますわ
一方でこのムチムチジャンキーは
ラヴィを知らないことでコンパスはむちむちエルフお姉さんを引いただけだと証明するゲムぼく。…
普段めちゃくちゃキモいが子どもが絡むとわりとキモいくらいになるの、FF10でティーダの呼びかけでジェクトが弱体化する奴思い出した
プレイヤー全員が知ってる曲にしておかないと歌詞わからない人が不利になってしまうから選曲難しいな…
親が車内で推しの曲流しまくってると覚えちゃうあるある。下手すると小学生が「お前も蝋人形にしてやろうか!」とか叫び出すので注意が必要(ソースは俺)