見本誌完成!最後の打ち合わせ!初書籍『人生は良ゲー。』いよいよ発売直前!

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 ……おっ!
 

 電子書籍版の予約が開始されてる!
 そうか。なんだかんだもう発売直前だもんな。

 というわけで、改めて……
 

 2025/09/05(金)、KADOKAWAより『ゲムぼく。』初の書籍『人生は良ゲー。 “伝えたくなる日々”を手に入れる方法』発売!
 ジャンル的には「エッセイ本+実用書」という感じ。書籍の帯にもある通り、ブログ『ゲムぼく。』の基本姿勢である「人並みの日常を、自分らしく、おもしろがる。」について、あれやこれやと書いている。基本的にはふだんのブログ記事に近いボリューム感で一話完結型で読めるようになっているが、せっかくの書籍なので、一冊を通しての大きなテーマや流れを設けている。
 ちなみに330ページ以上あり、全編書き下ろしである。

 ちょっとだけなら中身を紹介しても大丈夫そうなので、「はじめに」「目次」をここで紹介しておく。
 


【はじめに】※実際の書面イメージ


 
 
 

【目次】※一部を抜粋

◆Stage 1:おもしろさを「見つける」
「スパゲッティのあるおむすびセット」
「88円1点と118円0.5点のパン」
「やってもやらなくてもいいことをやりにいく」
「おもしろいかどうか迷うラインのものは、やろう!」
「恐怖!大手コンビニ本社から召集!」
「寝ないとあなたも歯が折れる」
「ふんばる1時間より、集中する30分」ほか

◆Stage 2:おもしろさを「深める」
「たいていの商品は誰かの幸せを願っている」
「消費社会、タイパ時代だからこそ」
「格ゲーに本気で取り組んだ半年間」
「ただペンギンに会いたくて」
「結果は後からついてくるがこなくてもいい」
「「得意」×「好き」=「個性」」
「メモ、リプレイ、仮説、実践、メモ……」 ほか

◆Stage 3:おもしろさを「形にする」
「欲求はフラストレーションから生まれる」
「傍観者から当事者になるということ」
「たとえ、たったひとりだとしても」
「「形にする」際の普遍的セオリー」
「バズるだけならじつはカンタン」
「人通りの多いところに入口を作ろう」
「受け手の「コスト」と「リターン」を考える」
「1万人にややウケよりも1人の人生をぶっ壊したい」 ほか

◆Stage 4 :おもしろさを「深める」
「見つけて、深めて、形にして、また見つけて」
「1件でも100件でも1件は1件!」
「自分で自分をホメまくれ」
「インターネットの広さを信じろ」
「noteか、レンタルブログか、個人サイトか」
「誰にも見てもらえないのだが?」
「いやなことを言われたのだが? 整理編」
「いやなことを言われたのだが? 対処編」
「10年間の『ゲムぼく。』年表」 ほか


 気づけば、発売までわずか1週間。なにかやり残したことはないだろうか?
 また、発売日の翌日(2025/09/06(土))には、大阪ロフトプラスワンウエストでトークライブもある。
 意外とあわただしい。

 というわけで……
 

 KADOKAWAにやってきた! 編集者さんとの打ち合わせだ!
 なんだかんだ1年くらいKADOKAWAに通い続けてきたが、それもそろそろ終わりとなる。ちょっとさみしい。
 

「ゲムぼく。さん、これ見てください。届きましたよ
「これは……箱? なにか書いてある……」
 

 あっ!

「えっ、これはもう開けていいやつですか? ぼくが?」
「はい、どうぞどうぞ。開けてください」
 

 おお……
 

 おおー!
 なるほど、こういう感じ! 5冊ごとに逆に入ってるんだ!
 

 発売前に刷り上がった完成版の本、いわゆる「見本誌」!
 よくできているし、なんかおしゃれ! イラストレーターのみずの紘先生に感謝だ! とても時代錯誤の個人ブログの本の表紙とは思えない! 誰が時代錯誤の個人ブログだ!
 

「10冊もあるんですね」
「そうですね。で、この10冊なんですが……

 ここで、ぼくにとってある意味で最大の試練が訪れることになる。

献本用にして、せっかくならサインもしませんか?
「献本!? サイン!?」
 

 献本(けんぽん)とは、ざっくり言うと「お世話になった人や親しい人に本をプレゼントする」ことである。そのまま渡してもいいのだが、今回はサイン本にする。
 ということで、まずはサインから。約10冊に、順番にサインをしていく。

 ……

 いや、サインって言われてもな……みんなそんなにすぐ書けるもんなのか……? そもそも有名人でもない限り、自分のサインなんてなくない……?
  


関連記事:格ゲーに学ぶ!後発ユーザーは既存コミュニティにどう加わっていくか?[ギルティギア ストライヴ]

 とりあえず、以前esports Style UENOの壁にアドリブで書いたサインをお手本にして……

ぼく「すみません、いらない紙ありますか?」
編集「ええっと……これでよければ」
 

 めちゃめちゃ付け焼き刃の練習をする。 
 いちばんよさそうなやつに矢印を書いているあたりが我ながらかわいい。「よし、これだ!」と思ったんだろうな。
 

 で、順番に書いていく。
 サイン自体に慣れていないので安定はしなかったが、大きな失敗なく書けた!

 で、あとは……

編集「献本先なんですけど、ゲムぼく。さんの親しい方を10人くらい見つくろっていただければ
ぼく「……」
編集「……」
ぼく「えっ、念のため聞くんですけど」
編集「はい」
ぼく「ぼくに親しい人が10人いると思います?」
編集「いないかもと思います
ぼく「よくご存じで

 さすが『ゲムぼく。』読者であり1年くらい一緒に仕事をしてきた編集者さん、阿吽の呼吸である。こんな悲しい阿吽の呼吸があってたまるか。
 

ぼく「献本先……献本先……なんかこう、中身読んでたら献本先のヒントがあったりしないですかね……」
編集「ないですよ」
ぼく「これっていま候補決めないとダメですか? まずは友達作るところから始める必要が……」
編集「発売に間に合わないですよ」

 し、しんどい……!
 原稿執筆よりも修正作業よりも、「献本する相手がいない」という現実を突きつけられているいまがいちばんしんどい……! 書籍の出版ってこんなにしんどいのか……!!
 

 数十分ほど苦しみまくった末、どうにかムリヤリ献本先候補をひねり出した。
 
いろんな分野から幅広く選び、かつ実際にお会いした回数が多い人を中心にさせていただいた。

ぼく「できました! どうにか10人いきました!」
編集「やりましたね!」

 こんなところで妙な達成感を味わう出版はおそらくかなりレアである。
 

 その後、いったんすべてが終わったお祝いとして、
 

 沖縄料理をたくさんおごってもらった!

編集「ゲムぼく。さんは食べるの好きでしょうから、おいしくて量も多そうなお店にしました
ぼく「やった~! ありがとうございます~!

 さすが『ゲムぼく。』読者であり1年くらい一緒に仕事をしてきた編集者さん、阿吽の呼吸である。こういう阿吽の呼吸はいくらあってもよい。
 

 2025/09/05(金)、KADOKAWAより『ゲムぼく。』初の書籍『人生は良ゲー。 “伝えたくなる日々”を手に入れる方法』、いよいよ発売!
 

コメント

  1. 名無しのゲーマー より:

    わ〜!おめでとう御座います!届くの楽しみ!次にまた会えたらサインとぺんぎんぎん書いてください!楽しみにしております!!

  2. 名無しのゲーマー より:

    献本先の友達がいなくて行き詰まるの、最高にゲムぼく。

  3. 名無しのゲーマー より:

    こうやって形になると達成感すごそうですね!

  4. 名無しのゲーマー より:

    5冊おきに向きが逆に入ってるの、同人誌作ってサークル参加した時にも感じたな
    普通の本でもああなってるのか
    サイン本欲しい

  5. 名無しのゲーマー より:

    SPAM缶に刺さってる料理が凄く気になる……
    何で刺さってるんだろ

  6. 名無しのゲーマー より:

    ムチムチに関しての章はあるの!?

  7. 名無しのゲーマー より:

    サインのセンスめっちゃいいな

  8. 名無しのゲーマー より:

    おめでとうございます!!ウチにも届くの楽しみにしています(予約済み)

  9. 名無しのゲーマー より:

    発売日が楽しみです

  10. 名無しのゲーマー より:

    いっぱい食べててかわいいね

  11. 名無しのゲーマー より:

    「もうすぐか〜」と思ってカレンダー確認したらもう1週間後やないかい!楽しみにしてます!

  12. 名無しのゲーマー より:

    書籍発売おめでとうございます!

    5冊おきに逆向きになってるのは、背表紙側と小口側(ページめくる側)の厚さが微妙に違うので
    数冊程度なら平らに見えても10冊やそれ以上になると誤差が積み重なって斜めになっていくので、それを防ぐために5冊おきに逆向きにしているぞ!

  13. 名無しのゲーマー より:

    書籍発売おめでとうございます!
    発売日が楽しみです

  14.   より:

    予想以上に分厚い…
    周りの目が気になりますので電子版で買わせていただきます

  15. 名無しのゲーマー より:

    想定してたよりだいぶ鈍器だな・・・

  16. 名無しのゲーマー より:

    おおー!!いよいよ発売!おめでとう!!

  17. 名無しのゲーマー より:

    >「ただペンギンに会いたくて」

    凄い早口で喋ってそうな章だ

  18. 名無しのゲーマー より:

    昔、とある小説家さんは、献本を貰ったけど、配る友達がいなかったので、サインして個人ブログで本の感想をくれた読者にプレゼントしてましたね。

  19. 名無しのゲーマー より:

    おめでとうございます!

  20. 名無しのゲーマー より:

    格ゲー関係者に配れば10冊とか飛ぶように消えたんじゃ……
    なんならナゲさんに10冊渡して「撒いて♡」と言えばよかった

  21. 名無しのゲーマー より:

    発売楽しみにしております!お疲れ様です……!
    サインかわいい、サインだけ見た人はむちむち抹茶スイーツブログの筆者のものとは思うまい

    あと編集者さんとのやりとりが息ぴったりで、こういう空気感の中で生み出された本なら尚更楽しく読めそう
    ますます楽しみになりました

  22. 名無しのゲーマー より:

    発売楽しみです!!よく※一部地域は除くの一部地域にぶちこまれがちな北海道での取り扱い…あるんだろうか…と思ったので電子で買います

    (またこの人餌付けされてる)

  23. 名無しのゲーマー より:

    いよいよ発売おめでとうございます
    トークショー&サイン会がめちゃくちゃ楽しみな反面、陰キャな自分はうまくサインをいただけるのかどうかと緊張で心臓バクバクしております

  24. 名無しのゲーマー より:

    p数あるので結局物理も電子もどっちも買うことにしました!

  25. 名無しのゲーマー より:

    ぽちったのでちょっとわくわくしている

    >編集「献本先なんですけど、ゲムぼく。さんの親しい方を10人くらい見つくろっていただければ」
    やめてくれ編集さん。その技は割と社会人の多くに効く。(親しいとまで言われると上げられるかは割と首を傾げる)

  26. 名無しのゲーマー より:

    良い編集者さんに巡り会えたようで何よりです

  27. 名無しのゲーマー より:

    なんならその編集者さんが親しい人ランキングで10位以内になってる可能性すら感じる。

  28. 名無しのゲーマー より:

    作家とかならともかく普通に10人に配るって難しくない?
    学生時代ならともかく大人になってからは疎遠になったりして10人も友達いないのだが?

  29. 名無しのゲーマー より:

    冗談抜きでうれし泣きしました
    おめでとうございます

  30. 名無しのゲーマー より:

    サインがオッパイに見えてしまいました
    発売おめでとうございます

  31. 名無しのゲーマー より:

    家族や友人知人にオープンにしてるならともかく、そうじゃないならゲムぼく。さんじゃなくても難しそう

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