出典:EVO2024 GGST部門 TOP6 ウォッチパーティ – アークシステムワークス 公式YouTube
2024/07/22(月)、早朝。
ぼくは早起きして、格ゲー(対戦格闘ゲーム)の世界最大の大会『EVO』を観ていた。
目当てはもちろん、自分が唯一プレイしている格ゲーである……
ギルティギア ストライヴ!
登場キャラの10割がかっこよくて9割が太ももが太い、スタイリッシュ太ももバトルだ!
ぼくは2023年12月に始めたばかりだし他の格ゲーをやったことがない格ゲービギナーなのでエラそうなことは言えないが、ギルティギア ストライヴのことは大好きだ。
これのいま世界一強いプレイヤーが決まるということと、ウォッチパーティーというアークシステムワークス公式配信の実況・解説がeスポーツキャスターのササさんとプロゲーマーのちゅららさんであると聞き、「これは観たい!」と思った。
たぶん、ギルティギア ストライヴだけじゃないと思うのだが、格ゲー界隈は新規ユーザーにとても温かい。ササさんもちゅららさんも、ぼくがギルティギア ストライヴを遊んで記事をたびたび書いていたのを、かなり初期から読んで応援してくださっていた。エルフェルトの太ももの話しかしてないのに。
(02:45:07ごろ~)
ササさんなんて、2024年1月の公式大会の配信で「(エルフェルト実装で)新規プレイヤーが増えて盛り上がっていてうれしい」という趣旨で、ぼくの名前を出してくださっていた場面があったほどだ。
あの驚きと感動と、現場が微妙に「あいつエルフェルトの太ももの話しかしてないけどどこまで踏み込んで話してええんやろか……」みたいな空気になっていたことは忘れられない。
でもそんなぼくも、いまや天上階に初到達するくらいまでは成長しました!
見てますかササさん! あのころはまだランクタワー8~9Fだったけど、ここまで来ましたよ! ありがとうございます!
見てください公式の方! エルフェルトの太ももは確実にユーザーの増加とモチベーションアップに貢献してますよ! もっと太くしろ!
Congratulations to @NitroNY_ for winning Guilty Gear -Strive- at #Evo2024. pic.twitter.com/eJhXHYAl5H
— Evo (@Evo) July 21, 2024
そんなギルティギア ストライヴのグランドファイナル(最終決戦)は、すさまじかった。
Nitro選手(アメリカ)のジャック・オーと、たつま選手(日本)のソルの戦い。最後の最後、「この1ラウンドを取ったほうが勝ち」というところまでもつれる大熱戦だった。最後に勝ったのはNitro選手。
試合内容もすごかったのだが、じつは個人的にとても驚いたことがある。
それは、「実況・解説で話されていることや、特定の攻防で観客が湧いている理由などが、すべて理解できた」ことだ。
EVOはとても有名な大会なので、過去にもネットニュースなどでなんとなく映像を見たことはあったわけだが、正直、なにも意味がわからなかった。「へえ~、なんかすごい盛り上がってるなぁ」くらいの感じだった。
でもいまは、少なくともギルティギア ストライヴに関しては、かなりわかる。盛り上がったプレイがなぜすごいのか、それぞれのプレイヤーはどこが特に上手いのか。
目にしたスーパープレイの数々から、「あ、このテクニックは自分のエルフェルトでもマネできそう!」というのもいくつか発見できた。また逆に、トッププレイヤーたちと自分の距離がいかに果てしなく遠いか、ということも恐ろしいほどよくわかった。
こんなに熱い大会があって、こんなに強い人たちがいて、こんなにおもしろい世界があったなんて!
これらはすべて、格ゲーに、ギルティギア ストライヴに触れたからこそ気づけたことだ。格ゲーを始めてよかった、と心から思った。エルフェルトに出会えてよかった、と思った。見てください公式の方! これがエルフェルトの太ももの力ですよ! もっと太くしろ!!
そして、大会の途中で流れたPVでは……
次の大型アップデート『SEASON 4』の告知が!
新キャラが4人発表!
それぞれ、ディズィー、ヴェノム、ユニカ、ルーシーというらしい。ディズィーはなんとなく知っている。たしか太ももが太い。ということは残り3人もおそらく太ももが太い。
さらに、『TEAM OF 3』という3対3のオンライン対戦モードが新登場!
1人で3キャラを操作するのかと思ったが、画面をよく見ると3人のプレイヤーで1チームを組んで戦うようだ。
これなら1キャラしか使えないぼくみたいなビギナーでも安心! でも仮にエルフェルトが6人集まったら太ももがむちむちすぎてサーバーが爆発してしまう!!
このあたりの新要素発表も、EVO会場内では大歓声が起きていた。
世界中で期待されているゲームがあって、自分もそのプレイヤーのひとりで、Web越しとはいえ、同じ気持ちで盛り上がれる。こんなすばらしいことがあるだろうか。まるで会場内にいるひとりひとりの叫びが聞こえてくるようだった。全員「エルフェルト太ももふっと~~~!」と叫んでいた。
そして、さらにさらに……
本日7月22日にバトルバランスアップデートを伴うメンテナンスを実施致します。
パッチノートは後ほど公開予定となります。
ご協力のほどをよろしくお願いします。
▼実施日時
7/22 16:00~18:00(JST)
※時間は前後する場合がございます#GGST #ギルティギア pic.twitter.com/uoIPLTlEQH— GUILTY GEAR OFFICIAL (@GUILTYGEAR_PR) July 21, 2024
なんと、バトルバランスのアップデートというのもあるらしい! つまり、各キャラの調整だ! これはさっそく2024/07/22(月)から反映されるとのこと。
なるほど、シーズンが変わるとこんなこともあるのか。ぼくは格ゲー経験がないし、シーズン3のエルフェルト実装から始めたので、こういうのも初体験だ。
エルフェルトはどうなるのだろうか? 強化か、弱体化か、据え置きか?
ぼくはエルフェルトがどうなろうとエルフェルトを使い続けるので、どうでもいいと言えばいいのだが、気になるところではある。興味はおおいにある。
格ゲー歴=エルフェルト歴というある意味ピュアな格ゲービギナーの勝手な所感で言うと、エルフェルトは、初心者帯では操作の覚えやすさもあってかなり戦いやすく、上級者帯に行けば行くほど苦しくなってくるキャラだ。使いやすさ★★★★★(最大)のキャラだし、意図的にそうデザインされていると思う。
わかりやすいのは、チェーン・ロリポップという必殺技。最初のころはこれだけでも勝てることがあるが、すぐに単体では通用しなくなってカンタンに止められてしまうようになり、「決まりやすい状況ならぜひ出したいが、その状況を作るのが大変な技」という感じになっていく。これは、過去にも何度か書いたことがある。
バランス調整の目的がなんなのかにもよるが、仮に上級者帯に目を向ける場合は、チェーン・ロリポップを出せる状況を作るための牽制技や通常技に上方修正が入ってもおかしくない気はするが……?
出典:https://www.guiltygear.com/ggst/jp/news/post-3561/
“全体的に技を使いやすくし、「チェーンロリポップ」での得意な展開に持ち込みやすいようにしました。”
ホントにその方向で修正が入ってる! 上級者帯での選択肢を増やす感じの強化だ!
ダッシュからのS(スラッシュ)が靴の横幅ひとつぶんくらい滑るようになって、突進しながら当てやすくなった!
エルフェルトは接近戦に持ち込めば強いのだが、接近する手段があまり豊富ではないので、地味だがうれしい強化だ。
飛び道具のMissシャルロットが、ヒットしてもガードされても相手を後方に押し出すようになった! これはかなり便利!
たとえば、通常技をガードされて反撃されそうなときに、通常技の硬直をキャンセルしてMissシャルロットを撃てば、相手の反撃が届かない距離まで離れられることがある。
いままでは遠距離戦でしか使い道のなかった技が、接近戦~中距離戦にも組み込めるように!
そして、個人的にいちばん「これは強くなった!」と思ったのは……
ボンボン・ショコラが、ヒット時に相手を浮かせるようになったことだ!
浮いたところを空中ダストアタックや近Sで確実に拾い、チェーン・ロリポップにつなげやすくなった! そこからロマンキャンセルして追撃で一気にウォールブレイクまで持っていける! まさに「『チェーンロリポップ』での得意な展開に持ち込みやすいようにしました。」の文言通り!
なるほどな。
こうやってバランス調整がたまに入り、その内容に一喜一憂するのも、きっとある意味では格ゲーの醍醐味のひとつなのだろう。
ぼくはどちらかと言うと「まあ、キャラの強さ弱さとか相性とかはある程度あるだろうけど、けっきょくは太ももの太い人が勝つだけでしょ」と思っているので、そこまで一喜一憂はしないが、研究は好きなのでアップデート前後の変化を調べるのは楽しい。ちなみに万が一エルフェルトの太ももの太さが下方修正されたら怒り狂って破壊の限りを尽くす。
ただ、いろいろあったエルフェルトの変更点のなかで、ひとつだけよくわからないのがあった。
しゃがみP(パンチ)の「攻撃発生時間を速くしました。」だ。速くしましたと言われても、なにも変わっていないように見えるのだが……?
親切なプレイヤーの方がXのDMで教えてくださったのだが、どうやら、ボタンを押してから攻撃が発生するまでの「F(フレーム)」というのが、5Fから4Fくらいに縮んだらしい。60Fが1秒らしいので、1F縮むと0.017秒くらいの短縮か。
わかるわけないだろ! しゃがみPはけっこう使ってるけど、ぜんぜんわかんないよ! そもそもぼくはエルフェルトの太ももしか見てないんだからパンチの手の動きなんて覚えてないんだよ!!
……ん?
……
…………ああああああっ!!
太ももが揺れ始めるまでの時間がわずかに短くなってる!!
コメント
太ももの揺れ始める速度は覚えてるって怖い……
本当に太ももばっか見てるんだなぁ。
エルフェルトかわいい
ふとももフレームで判別できるの怖っ…
>そこまで一喜一憂はしないが、研究は好きなのでアップデート前後の変化を調べるのは楽しい。ちなみに万が一エルフェルトの太ももの太さが下方修正されたら怒り狂って破壊の限りを尽くす。
前言撤回が早すぎる
>まるで会場内にいるひとりひとりの叫びが聞こえてくるようだった。全員「エルフェルト太ももふっと~~~!」と叫んでいた。
アメリカに謝ろう
そのうちGGST公式の何かに呼ばれたりしないかな
しないか…太ももの話しかしないし…
格ゲーマーは上級者になればなるほど全てをフレーム単位で見ることが多くはなる…なるが…
太ももの揺れ始めまでフレーム単位で見てかつそれにいち早く気づけるのはあんただけだよ…
やっぱり色んな意味でゲムぼく。お前がナンバーワンだ…
ゲムぼくさんの影響でギルティギア買って遊んでるんだけど太もも細いファウスト使ってるからキレられそう
ゲムぼく。さんがやるゲームってスマホゲー除くと基本は作品タイトルが変わる時に大きく仕様とか変わるが多いだろうからバランス調整的なのは結構新鮮さあるのかな?
世界大会の実況・解説理解できるの中々に成長されていますね
気になって動画見たら
>現場が微妙に「あいつエルフェルトの太ももの話しかしてないけどどこまで踏み込んで話してええんやろか……」みたいな空気になっていたことは忘れられない。
本当にこの空気で笑ってしまった
お前のせいだぞゲムぼく
Xの方で人とのつながりって見えたから、まさかゲムぼく。さんが他人とVCで対戦したりDiscordで交流したりしたのか!?って思ったけどそんなことはなかった
調整おめでとうございます 楽しそうで良かったです
太ももの擦れる音も変わってそう
>> 新キャラが4人発表!
>> それぞれ、ディズィー、ヴェノム、ユニカ、ルーシーというらしい。ディズィーはなんとなく知っている。たしか太ももが太い。ということは残り3人もおそらく太ももが太い。
これが推論ちゃんですか
EVO行ってみた記事待ってます
プレイの解像度が上がると観戦しててもっと楽しいよね
格ゲー観戦は何も知らなくても楽しめるのも魅力ではあるけど
格ゲーとかFPSは自分がどれだけやり込んだかで観戦の楽しさが深まるのよ
>>ディズィーはなんとなく知っている。たしか太ももが太い。
ディズィーは太ももが太いだけじゃなくてとてもエッチな格好なんですよ!って言おうと思ったら、どうも普通の格好っぽいので破壊の限りを尽くしてやりたくなりました。
ラスオリに続いてGGでも公式側に認知されたんかゲムぼく。
そういや攻略wikiのエルフェルトのページにも特記されてたな……。
フレーム単位で太もも見てるのさすがとしか言えない。
僕は他の格ゲーしてるんですけど、解説とか実況が話してることが分かると楽しいですよね!
ディズィーを見て太ももの話しかしないのはお前が初めてだよ
しゃがみPのフレーム速度変更の世界初の喜び方をする人を見た
かつては1フレームだけパンツが見えるキャラとかもいたから格ゲー作ってる人はみんな変態なのかもしれん
太い太もも狂いはやはり一味違う
さすがアメリカ人に「この男は太ももとファックしながら文章を書いていますか?」と書かれた男だ
この人の場合○Fは「フレーム」じゃなくて「太ももの初速」だろもう
むちむち!
ギルティギアのことはよく知らないけれど、ゲムぼく。が太ももしか見てないってことだけはわかりました
お疲れ様です。
・ネタ(性癖とユーモア溢れる愉快な記事を日々生み出し続ける文章力)でもガチ(エルフェルト愛で一念発起し格闘ゲームド素人から半年程で天上階に辿り着きエルフェルト使いとして男を見せた)でも強い魅力を兼ね備える
・知名度がある(海外でもガチでエルフェルト愛に基づき応援してくれた読者がいたくらいには知れ渡っている)
・人気もある(ゲムぼく。さん曰く「個人ブログという在り方そのものがもう時代にそぐわなくなりつつある」「本来の個人用プランで想定されているより遥かにアクセス数が多い」という混乱こそ生じたが、有料記事も開設しての高額プランへの移行後もブログ運営が続けられている程度には現状成立している「個人ブロガー」ならではの強みがある)
・性癖には正直だが、品のない言い回しはしない
……割と真面目にゲムぼく。さん、「『ギルティギアシリーズ』広報・エルフェルト親善大使」に相応しい逸材なんじゃないかなあ……?
ギルティはストーリーのクオリティも激高だから触ってみて欲しい
これまでのストーリーはark公式YouTubeで無料で見れちまうのだ(ダイマ)(エルも勿論大活躍)
ルーシーはコラボキャラなのですが原作アニメも原作の原作ゲームもおすすめです
公式に技強化じゃなくて太もも強化の要望しか出さないの怖いよ
太 麺 強 腰 う ど ん
「ディズィーはなんとなく知っている。たしか太ももが太い。ということは残り3人もおそらく太ももが太い。」
太もも版の腐ったミカンかな?
1F(フレーム)の差は分からなくとも、1F(フトモモ)の差は分かる男。さすがです。
ちょっと待ってくれ、これルーシーってサイパンのルーシーじゃないか?
なんでギルティギアに???
もしかしたらルーシーが好評だったらデイヴィッドも来るってコト!?
今このブログの読者で良かったと久しぶりに感じたよ、感謝しかない
最後のGIFで「本当にエルフェルト太いな…」となった
・変更してくれると嬉しい調整案を具体的に考えられる
・与えられた調整を自力で理解して活用できる
これはもう立派な格ゲーマー
しゃがPが1F速くなったのは分かりにくいですが4Fなら同時に出したときに一方的に勝てる技結構増えたはず…
エルフェルトとディキンソンの極太ふとももをぶつけあってビッグバンを起こす宇宙再誕シミュレーションゲームなのに格ゲーみたいな遊び方もできるんですね!
「太ももへの執念によって」と注釈はついてるものの、理論そのものはとてもためになるとwikiに記載されるだけはある
>たしか太ももが太い。ということは残り3人もおそらく太ももが太い。
後半の推論意味ある?
ディズィー追加されるの?
あのキャラデザ好きだしやってみようかな
ルーシーの出て来るエッジランナーズも是非見てくれ!レベッカがいいぞ!
公開された情報ではディズィーは露出が減っている・・・
がおそらく太ももはより太くなっている
そこまで太ももに執着できるのはモンハンの装備デザイナーかゲムぼく。くらいしかいねえ
コメント欄のファウスト使いの方へ:
ゲムぼくさんは過去記事で「ファウストの太ももをむちむちにする」と名指しで目標を掲げているので気をつけてください、多分そのうちあなたごと太ももむちむちにされます