出典:https://colopl.co.jp/alicegearaegis/lp/denier_exam/
『デニール数検定』という民間の検定試験がある。
デニールとは、タイツやストッキングの繊維の太さを表す単位で、数値が大きいほど繊維が太い。どの程度の透け感や温かさを求めるか、またはシチュエーションがカジュアルかフォーマルかなどによって、うまく使い分けるとよいとされる。
株式会社エムアンドエムソックス(大阪府大阪市)公認のもと実施される『デニール数検定』の内容は、「とあるゲームに登場する、タイツやストッキングを履いたキャラクターの脚の画像がランダムで一瞬(0.1秒以下)だけ表示されるので、そのデニール数を4択で当てる」というもの。
じっくり見ても難しいのに、まばたきよりも短い一瞬で当てる。しかも満点を取るには5問連続正解が必要。
こんなのわかるわけないだろ、と思いきや、エムアンドエムソックス社員の方はインタビューによると「簡単」とのことで、余裕で正解できたらしい。さすがプロだ。
この検定をやすやすと突破するプロの実力にも驚くし、視点を変えると、この検定の題材になっているゲームのタイツやストッキングの丁寧な作り込みにも驚く。
本物を手がけるプロが見て「あ、このタイツは120デニールだな」「これは80デニールだな」と判断でき、しかもそれが合っているわけだから、これは並大抵のことではない。おそらくこのゲームを作っている人たちは、ある意味で異常なまでの情熱と技術を持っているのだろう。
……ん?
異常なまでの情熱と技術……?
もしかして、この検定に使われているゲームって……
やっぱりお前か!!
【解説:アリス・ギア・アイギスとは?】
株式会社ピラミッドが開発・運営する3Dアクションシューティング。
謎の機械生命体『ヴァイス』の侵略に立ち向かう少女たち『アクトレス』の活躍を描く……という大義名分のもと、メガネのレンズの反射を忠実に再現したり、急にキャンドゥで買い物したり、牛の乳搾りが始まったり、ホームラン競争を始めたり、そのイベントにしか登場しないテニスの3Dモーションが全キャラ別々に作り込まれていたり、制服に水をかけるとひとりひとり違った下着が透けたりする謎のゲーム。
謎が多すぎるので長く遊んでいるベテランプレイヤーほど「いったい何なのかはわからないがとにかくすさまじいものだ」と恐怖と感謝と尊敬の念を抱いている。村に伝わる異形の守り神みたいな扱いになっている。
よし、じゃあぼくもデニール数検定をやってみるか。
画像を5問ほど貼っていくので、もしよければあなたも一緒に考えてみてほしい。
なお、実際の問題は0.1秒以下しか画像が表示されないが、ここではそれを静止画としてキャプチャしているので、難度はかなり下がっている。
(第1問)
ええっと、これは……
ちょっと透け感がある気はするけど、わりと濃い色か……? たとえば、60デニールくらい……?
“正解:④30デニール”
ぜんぜん違った! 30デニールだった! わからなさすぎる!
(第2問)
これは……いわゆるニーハイソックスか。
さきほどの問題(30デニール)と比べると、明らかに厚い。④の20デニールは絶対に違う。①の50デニールも違う気がする。となると、②80デニールか、③120デニールか……
よし、③だ!たぶん120デニールな気がする!
“正解:②80デニール”
キーーーーーーー!
難しい! なんだこれ! わかるわけないだろ!
でも「わかるわけないだろ」と言いつつ、一問ごとに感覚をつかんでいく実感があるのが恐ろしい! 過去問にもとづく消去法ができつつある!
(第3問)
あっ、これは120デニールだ!
絶対120! さっき80デニールを見たからハッキリわかる! 透け感のなさがぜんぜん違う!
“正解:①120デニール”
ほら!
すごいぞ! わかってきたぞ!
(第4問)
えっ、なにこれ!? こんなタイツもあるの!?
透け感のなさからしても、模様が入っていることからしても、かなり厚手っぽい。冬場のジョギングに使うスポーツタイツみたいだ。
ということは、③300デニールか……? でも、300なんて存在するのか……?
“正解:③300デニール”
存在するのか! すごいぞ! 大正解だ!
デニール博士になれそうな気がしてきた! なったところでなんの意味もない気もしてきた!
(第5問)
おっ、白タイツか。
これは30デニールだな。もうわかるぞ。なんなら選択肢を見る前から「30~50くらいだな」と見当がついたぞ。
“正解:④30デニール”
こんにちは! デニール博士です!
なるほど、これは確かによくできた検定だ。運任せではなく、ちゃんと見てちゃんと考えればわかりそうだ。
その後、20~30分ほど再受験を繰り返しまくった結果……
神級(全問正解)の認定証をもらうことができた!
難しかったし、一瞬しか表示されないので集中力も必要だったが、そのぶんかなり勉強になった。脳の深いところにどうでもいい知識が強く刻まれてしまった。
なお、デニール数検定を受験すると、正解数にかかわらずアリス・ギア・アイギス特製壁紙がもらえる!
なんと、各アクトレスのタイツの色とデニール数がデザインされたこだわりの壁紙だ! なにそれ?
怖いよ。ありがたいし尊敬もするけど怖いよ。村に伝わる異形の守り神か?
コメント
俺達はゲムぼく。がこれに挑戦する日を待っていたんだ
ありがとう
はい、皆さん。これがアリスギアです。
過去にはタイツをプレゼント企画の景品として用意したことのあるゲームだからね
>はい、皆さん。これがアリスギアです。
まるで意味が分からんぞ!(遊戯王並感)
>脳の深いところにどうでもいい知識が強く刻まれてしまった
これ、ゲムぼくを読んでる時の読者のことだ・・・!
>『デニール数検定』という民間の検定試験がある。
開幕100割やめろ
こういう変態(いい意味で)にスクールガールストライカーズレビュー書いて欲しいんだけどスクストにはムチムチがいないんだよな
デニールって単位すら初耳なのに区別付きますよね?って検定を始めてくる恐怖
ここまでアリスギアの記事読んできたけど、そもそもアリスギアがどういう歯車?装置?なのか欠片もわからないんだけど
プロに「もう素材のバリエーションを増やすくらいしかやることなくね?(意訳)」と言わせるくらいタイツの表現にこだわった3Dアクションシューティングゲーム…
シューティングとは…アクションとは…
検定にも使えるなんて、アリスギアは優秀なゲームですね
怖い
幾つか見ていくと色の濃淡は摑めるようになった……かな?
奥が深い世界ですね。
前に作った検定でも都度新キャラを追加してるのがアリスギアの怖い所
眼鏡屋とタイツ屋にやりすぎだろこいつら怖…と言われるアリス・ギア・アイギス
深海魚に例えられるアリスギアゆえ、深きものどもの信仰なのである
デニール表現の狂気を大衆へ拡散するむちむちの狂気
タイツは男も使う
脚フェチだけど全然わからなかった…
タイツマニアのワイからすればこれくらい常識やぞ。
これからの季節道行き野良検定で鑑定眼を養えるしな。
タイツに目覚めたのか
なんだこれは…
近年こそ陸で行動する様子が観測されつつありますが、アリスギアは元々深海の底で我が道を往く事で生き永らえていた深海魚です。
メガネに狂う日があればタイツに狂う日があり、ZUNTATAの楽曲に狂う日があればプラモに狂う日がある
……そういう種なのです。
そのうち同じ太さの糸でもポリウレタン配合とか素材の設定で重くなってるのも見極めそう
色がついてると見極めるの難しいよね…
吸収が早い
村に伝わる異形の守り神がしっくり来過ぎる問題
ミニゲームなら初夢アタックもたのしいよ
ちなみにデニールは糸の太さの単位に使われるけど、「9000mの糸の重さ」なので実際には重量なのです。120デニールだったら9000mで120グラム。
あと非SI(国際)単位なので、アパレル業界以外の工業繊維などではSI単位であるデシテックスが使われます。1デシテックスは10000mで1グラムなのてデニールに0.9掛けするとデシテックスに換算できます。
いつ見てもゲムぼく。さんがツッコミに回るアリスギアに恐怖する
ちなみにその村に伝わる異形の守り神のような謎のゲームは、
アップデートやメンテタイムで事故ったことが1度か2度有るかどうかという言い伝えしか残ってなく、
今もメンテタイムがほぼ『無い』そうな。
どういう事なのか訊ねようとするとまたデニール数検定並みに変態な事をしているらしく、メンテダービーとは別の意味でやぶ蛇だそうな。くわばらクワバラ。
デニール→タイツの厚さ。低いと薄い、高いと厚い。
10~30 地肌が透ける。
~60 黒ストでも地肌が感じられる
~120 暖かそう。防寒着。冬場の黒スト。マフラーとセットの黒タイツはコイツ。
~300 それもう服なのでは?
デニ検やってきたけど、ゲキムズで正解したゲムぼくはすごいけどキモい
番手とデニールは簡単に言うと糸の太さ
数字が増えると細くなるのが番手(1番手が1番細い)で太くなるのがデニール(1デニールが1番細い)
デニールは増えるとデブールと覚えよう
私の理解を超えている
一瞬しか映らないから難易度が高いんですよねデニール検定
わけのわからないこだわりの詰め合わせ
これがアリスギアだ
あの一瞬しか映らない映像を全部スクショするのめんどそう…
あーあ出会っちまったか
深海魚って言葉がチラチラ出てるけど、コレはやっぱりダライアスのネタなんですかね
何となく見てみたんだけど、10分そこらで
デニーロって何
↓
60~120辺りが1番ええな
って特性壁紙見ながらニヤニヤしてる所で自我を取り戻したわ
禁足地かよ
村に伝わる異形の守り神すき