ぼく「ん? なにこれ?」
息子「がっこうで、アルミ玉をとちゅうまでつくった」
ぼく「アルミ玉……? キンタマの仲間……?」
娘「まえヒカキンのどうがにあったやつだよ」
……あっ! あれか!!
そういえば、子どもたちがテレビでYouTubeを観ていたのを、ぼくも流し見だが一緒に観た記憶がある。
アルミホイルを丸めてハンマーで叩きまくると、鉄球というか大きなパチンコ玉というか、そんな感じのキレイな玉ができる、みたいなやつだったはずだ。
息子「でも、アルミホイルがあんまりなくて、ハンマーもちゃんとしたのがなくて、ちょっとびみょうになっちゃった」
ぼく「えっ、そうなの? それなのにちゃんと形になっててすごいじゃん」
息子「ほんとはもうちょっといいのつくってみたかったんだけど」
ぼく「じゃあ作ろうぜ」
息子「えっ」
ぼく「ハンマーとアルミホイル買いに行こうぜ。出発だ!」
娘「てんかいはやくない?」
ぼく「よし、さっそく作ろうぜ!」
娘「てんかいはやくない?」
個人的な考えだが、ぼくは子どもが自分から「やりたい」と言ったものはなるべくやらせてあげたほうがよいと思っている。
もちろん、悪いことはダメだし、お金や時間の問題もあるからすべてOKとはいかないが、「やりたいことをやりたいようにやってみる」ことで得られる気づきや育まれる自己肯定感はかなり大きいと思っているからだ。コストはかかっても、それに見合うリターンがあると信じている。
まあ、単純に「なんかおもしろそうだから乗っかってみよう」という気持ちもあるのだが。
さっそくアルミホイルを引っぱり出して、くしゃくしゃと丸めていく子どもたち。
「ここはこうしたほうがキレイになるんじゃないかな」とアドバイスしたい気持ちはありつつも、グッと我慢して見守りと応援に徹する。
このアルミ玉づくりの目的は「キレイに作ること」ではなくて「子どもたちが成長すること」だと思っているので、成功・失敗はどうでもいい。過程を通して意欲や学びが最大化されることのほうが大切だ。
娘「どんどんたたくぞ~」
ぼく「あら上手~! 前世がアルミホイル叩き職人だったのかしら~!?」
息子「そんなしょくにんないでしょ」
ちなみに、ハンマーは金槌のほうがよりよいらしいのだが、安全面を考えてゴムハンマーにした。また、振動・騒音の軽減のために、作業台には毛布を敷いている。
子どもたちには自由にやらせてあげるが、自由のための安心・安全を作るのは大人の仕事だ。
息子「つかれてきた」
娘「手がひりひりする~」
ぼく「たしかに、これは大変だな……ヒカキンの動画だと2日間叩き続けてたって言ってたし」
息子「それはむりだ」
ぼく「でも、ほかの動画でも、ハンマーでどれだけ根気強く叩けるかがキレイに作るにはいちばん重要って言ってたよ。休憩しながら叩き続けてもいいかもね」
息子「じゃあ、もうちょっとがんばる」
ぼく「元気が出るように歌を歌ってあげようか」
娘「それはいらない」
ぼく「ホットケーキ作ってあげようか」
娘「ぜひおねがいします」
そして、何度か休憩を挟み、数時間後……
娘&息子「できた!」
ぼく「おっ! ちょっと見ていい?」
!?
スゲェ~!!
めちゃくちゃ玉になってる! キレイな形!
動画では見たけど、やっぱり過程や実物をリアルで見ると驚きがぜんぜん違う!
ちょっと前までこれだったのが、
こうなるの!?
めちゃくちゃおもしろい! あとでぼくも作ろう!
ぼく「すごいなこれ! 感動する!」
息子「がっこうにもっていってみせてみようかな」
ぼく「すごいよこれ。超人気者になっちゃうよ。ミスタータマタマの称号を得ちゃうよ」
息子「それはいやだな」
しかし、これで完成ではない。
家にもともと紙ヤスリ(耐水ペーパー)があったので……
表面の凸凹を減らして、磨き上げていく!
もちろんここも、ぼくは手を出さない。ヤスリで指を削ってしまわないように見守るくらいだ。
ヤスリはかなり効果があるらしく、子どもたちは夢中になって何十分も磨き続けていた。
そして、ついに最終完成!
えっ!?
なにこれ!?
ツヤツヤすぎない!? こんなになるの!?
ぼく「指が映り込んでる! スゲェ~!!」
息子「すごいでしょ。けっこうがんばったよ」
ぼく「すごすぎるよ~! がんばりの天才なの~!? 努力マンなの~!?」
娘「もとがアルミホイルだったとはおもえないね」
ぼく「ホントだよ~! どういう原理なの~!? 鋼の錬金術師なの~!?」
もちろん、もっとキレイに作る方法はいくらでもあるのだろうが、目的は充分に果たされたと言ってよいのではなかろうか。子どもたちは多くの気づきを得たし、自信も持てただろう。
さらに言えば、「もっとやってみたい」「次はこうしたい」といった意欲も得たはずだ。実際、「きょうはこれでおわりだけど、あしたもうちょっとみがいてみようかな。つかれてないときにやったほうがいっぱいヤスリできそう」と言っていた。とてもいいことだと思う。
ぼく「とりあえず、新聞紙に載せたままでいいから、今日は端っこのほうに片付けときな。明日またできるようにしとくといいよ」
息子「わかった!」
娘「このへんに、こんなかんじで、おいとけばいい?」
ぼく「あっ、もう片付けたの? 早いね。どれどれ」
わあ! ちんこ!!
コメント
いつもありがとう
草
パパぼく。記事はいいっすね〜
ギリギリまで最高なパパだったのに最後の最後に妖怪太ももムチムチ大魔神になちゃった
泥団子がキンタマの次はアルミ玉でちんこっすか
とてもお上品なブログですね
まぁ、ダメよね
父親担当とㄘんㄘん担当のどっちかにして
ちんこ!!!
アルミホイルを丸めてハンマーで叩きまくると、鉄球というか大きなパチンコ玉というか、そんな感じのキレイな玉ができる、みたいなやつだったはずだ。
チンコ!?
わあ!牛丼!みたいな言い方すな
パパぼく。回はほっこりしていいぞ
金玉シリーズって何?
綺麗な話にも絶対むっちりかち○こ仕込まないと満足できない性癖なん?
>個人的な考えだが、ぼくは子どもが自分から「やりたい」と言ったものはなるべくやらせてあげたほうがよいと思っている。
>もちろん、悪いことはダメだし、お金や時間の問題もあるからすべてOKとはいかないが、「やりたいことをやりたいようにやってみる」ことで得られる気づきや育まれる自己肯定感はかなり大きいと思っているからだ。コストはかかっても、それに見合うリターンがあると信じている。
ここだけ読んだらまるで人間みたいに見える
キンタマシリーズってどんなタグだよ
パパぼくでチンコとかあんま言ったことないけど
「子どもたちには自由にやらせてあげるが、自由のための安心・安全を作るのは大人の仕事だ。」
ここちょっと感動して悔しい。
ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲じゃねーか、完成度たけーなオイ
やっつけ仕事で突っ込んできたかと思ったらパチンコ玉のくだりでノルマ達成してるじゃねぇか
オチにちんこ…オチんこってこと!?
所々すごい良いこと言ってるのにな…
> 成功・失敗はどうでもいい。過程を通して意欲や学びが最大化されることのほうが大切だ。
> 子どもたちには自由にやらせてあげるが、自由のための安心・安全を作るのは大人の仕事だ。
親の鑑か?
ギリギリ耐えてたのに最後漏れちゃった
>個人的な考えだが、ぼくは子どもが自分から「やりたい」と言ったものはなるべくやらせてあげたほうがよいと思っている。
誰だお前は?
俺達のゲムぼくを返せ
真面目な話すると絶対どこかでふざけるの草
パパぼく。とゲムぼく。の共同執筆か?
この過程、情操教育大丈夫か?
アルミ球づくりでちんこを連想させる工程なんてあったかな、と思ってたら我慢する気0のちんこがあったよ
良いこと言ってるから偽物のゲムぼく
本物はむちむちバーサーカー
ちんこだなぁ
レインボーチンコではなくハンマーチンコですね
キンタマシリーズ好き
どうせちんこって叫ぶんだろうなぁと思いつつ
でも今回こそ叫ばないのかも…って無駄にドキドキした
時間返せ
ホットケーキに従順なのかわいいね
研磨剤も使おう
クソっ、子供に対する想いとか見て「めちゃくちゃ良い親じゃねぇか……」とちょっと感動したのに……
最後ので台無しだよ!
息子娘コンビのマジレスすき
ハンマーでぶっ叩き続けたモノを性器の一部に使うのは業が深い
最後に桑山千雪を連想させようとしてない?
ミスタータマタマのせいで樋口円香が頭に入り込んできた
安心のパパぼく(仮)
ホットケーキを載せてください
ゲムぼくのせいで千雪が「わあ!○○!」って言うキャラなのは知ってる
良い大人と悪い子供の心を共存させてるってある意味凄い。
情操教育に悪いから後者の心はさっさと消せ。
>わあ! ちんこ!!
おかしいなあ、本来なら子供が言う方なはずなのに
すごいいい記事なのに最後のちんこでバランス取ってくるな
子供達と親の立場逆転してない?
普段YouTube見ないけどヒカキンだけは子どもの影響で知ってるの
うちのおばあちゃんみたい
所々いいこと言って、コメントを引き出そうとするな。
ムチムチ以外喋るな。
キンタマシリーズ記事好きなので白玉とかも作ってください
わぁい!ちんちんだ!
言いたい事は大体ここまでのコメで言われ尽くされたので、明日以降の結果も待ってます!
ただ、ちんこの天丼は待ってないので、「わあ!より綺麗なちんこ!」みたいなのではなく、別のでお願いします。
ちんこの置き方を娘のせいにするな。
タマタマを脳と直列繋ぎのゲムぼく。の仕業だろ
わあ! ちんこ!! じゃねーよ。
温度差で風邪ひきそう
ひいた
「個人的な考えだが、ぼくは子どもが自分から「やりたい」と言ったものはなるべくやらせてあげたほうがよいと思っている。
もちろん、悪いことはダメだし、お金や時間の問題もあるからすべてOKとはいかないが、「やりたいことをやりたいようにやってみる」ことで得られる気づきや育まれる自己肯定感はかなり大きいと思っているからだ。コストはかかっても、それに見合うリターンがあると信じている。」
だ・・・誰だお前・・・!?ゲムぼくを返せ!!
こういう記事でよくわかるけどゲムぼく。さんって個人を尊重した考え方が根幹にある素敵な人格者だと思う。
でもそれを打ち消す程残念な所が多すぎるからあまり広められないんだよなぁ……
俺は正直ちょい前までは「いい事言った後は下ネタで照れ隠ししないと恥ずかしいんだろうな可愛い所あんじゃん」って勘違いしてて
最近「こいつムチムチとちんこの話したいだけだな」と気付いた
ゲムぼく氏絶対二重人格だろ
子どもたちには自由にやらせて〜のくだりとか、すごい良いこと言ってんな…ホットケーキ焼いてあげるのいいな……
「ちんこ!!」…ああ……
お疲れ様です、ミスタータマタマ
ちんこ!(せいかいのおと)
久々にいい話だなって思ったんだよ
股ちんこかよ
玉には良いパパを貫き通せ
パパぼくにも侵食してくるその虹よりも大きいおㄘんㄘん引っこ抜いた方がいいと思う
チャレンジ精神と独創性を重視する考え方自体は間違いなく正しいのに、
本人が下ネタチャレンジや独創下ネタワードを連発する人だからチクショウ!
『もちろんここも、ぼくは手を出さない。』のところにサブリミナルちんこがあるのかと警戒したらそういうのじゃなかった
まさかここまで綺麗なアルミホイルの玉ができるとは、感服いたしました。すごい、びっくりです。お子さん方とゲムぼく。さんの努力あってこそですね。自分も童心に返ってアルミホイルの玉を作りたくなったぐらいです。
ゲムぼく。さん、素晴らしいお父さまですね……(ある部分から目を背けながら)
パパぼく回にもちんこ侵食して来たな
パパとして大人として最高級なのに最後の一行でバランスを取るゲムぼく。
>「ここはこうしたほうがキレイになるんじゃないかな」とアドバイスしたい気持ちはありつつも、グッと我慢して見守りと応援に徹する。
これができる親がどれだけいることか・・・
パパぼくで下ネタってあんまり見ないというのは、私も感じてて。
実際情操教育上、子供に言っていいことと言わない方がいいことって、ゲムぼく。さん自身かなり厳密に考えていらっしゃる気がするのですよね。
それで、じゃあ今回のオチは何なのかと。
私思ったんですよ。
これ、こうしたらお父さんが喜ぶとか、何かしら反応するんじゃないかという娘ちゃんの配慮なんじゃないかと。配慮って言い方は違うかな、いたずら心とか、そんな感じの。
この置き方を娘ちゃんがしたことを成長と捉えるか否かは、人によって様々だと思いますけれど。
何より実際に見て、わあ! ちんこ!!と言ったゲムぼく。氏の心情が気になりますね。
コメントが長くなってしまい申し訳ありません、今回も良い記事をありがとうございました!
娘ちゃんのするどいツッコミのファンです
仮にゲムぼく。とパパぼく。の共同執筆だとしたらゲムぼく。の担当少なすぎない?
キンタマに始まりちんこに終わる
これぞゲムぼく
光るキンタマ、略してヒカキン
なんか前もやらなかったっけ?
と思ったら粘土玉だったか……
ずっとほっこりだったからタイトル完全に忘れてて盛大にむせた
途中も色々良いこと言ってたけど、最後のちんこ!が言いたかっただけなんだよなぁ…
最近はこども回の時でも隠しきれてないよ。
気をつけて
これもう現代のルソーだろ
オチだけにオチんちんてか
なんだよネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲じゃねぇか完成度たけーなオイ
同人誌の桑山千雪