「オトンがな、大好きなゲームの名前忘れたらしいねん」
「大好きなゲームなのに忘れたん? どういうことやねん。言うてオトンの好きなゲームなんてファミスタかアイドル雀士スーチーパイのどっちかやろ」
「それがどうも違うらしいねん」
「しょうがないなあ。ほな俺が一緒にオトンの大好きなゲームの名前思い出してあげるから、どんな特徴があったか言うてみて」
「スマートフォンで遊べて、かわいい女の子がいっぱい出てくるらしいんやけどな、それが全員異常なむちむち体型らしいねん」
「ラストオリジンやないかい。その特徴はもう完全にラストオリジンやないか。ラストオリジンは女の子が全員むちむちすぎて、これ画面割れるんちゃうかってくらい圧が強いんやから。世の中の割れたスマホ使ってる人、あれだいたいラストオリジンユーザーやからね」
「ラストオリジンな。俺もそう思たんやけどな、違うらしいねん。オトンが言うには、老若男女問わず幅広く楽しめるゲームらしいねん」
「ほなラストオリジンと違うか~。ラストオリジンは20~30代の性欲の強い男性を狙い撃ちしとるゲームやからね。ターゲティングがしっかりしとんのよ。ほとんどの人には刺さらん代わりに、刺さる人にはその後の人生に影響が出るレベルでぶっ刺さるようにできてるんやから。いっぺん刺さったらエグい返しが付いてて抜けへんのよ。尿道カテーテル並みに深くぶっ刺さるよラストオリジンは。もうちょっと詳しく特徴教えてくれる?」
「女の子の乳と尻と太ももが盛られまくってて顔よりデカいらしいねん」
「ラストオリジンやないかい。ラストオリジンで決まりやそんなもん。ラストオリジンはね、ケルベロスっていう頭が3つある犬を美少女化するときに『おっぱいを頭と同じ大きさにすれば実質頭3つになってケルベロスやん』って発想でキャラ作っとるんやから。開発者の脳におちんちんが3本くらい入ってんのよ。ほんで太もももウエストより太いねんから。競輪選手を通り越して縄文時代の豊作を願う土偶みたいになってんのよ。もうラストオリジンで決まりやこんなもん」
「でもな、違うらしいねん。オトンが言うには、乳も尻も太もももひとつも盛られてないキャラはおらんらしいねん」
「ほなラストオリジンと違うか~。ラストオリジンはな、ユーザーの世間体のために、盛ってないキャラもちょっとやけど出てくんのよ。味方にもかっこええロボットとかがおって、ユーザーが『ぼくは違いますよ~、かっこええロボットが好きなだけで、ぼくは乳と尻と太もも目当てじゃないですよ~』って顔がいちおうできるように配慮されとんのよ。もちろん実際は全員が乳と尻と太もも目当てやし、ちょっとロボット見せた程度じゃ言い訳にもならへんほどエロいゲームなんやけど、いちおう配慮はあるのよ。もうちょっとなんか言うてなかった?」
「ひと目でわかるほど異常に乳と尻と太ももが盛られてて現実ではあり得へん体型やのに、めっちゃ興奮してしまうらしいねん」
「ラストオリジンや。120%ラストオリジンやそれは。ラストオリジンはね、接戦の末に違和感より興奮が勝つギリギリのラインを追求し続ける、そんなむちむちへの探求心がいちばん評価されてるゲームなんやから。むちむちチキンレースをやっとんのよ。性欲の表面張力なのよ。女の子も欲望に任せて描いてあるように見えて、じつはおっぱいの大きさの上限なんかも裏では厳密に決められてるらしいからね。どう見ても盛りすぎてんのに興奮が勝つ、これはもうこの世でラストオリジンとラーメン二郎だけやねん。ラストオリジンで決まりや」
「俺もラストオリジンや思たんやけどな、オトンが言うには、ゲームのストーリーぜんぜん覚えてへんらしいねん」
「ほなラストオリジンと違うか~。ラストオリジンはな、あの『まどマギ』の虚淵玄も一目置いたくらいストーリーがええんやから。そして重いのよ。不必要なくらいストーリーが重くてイヤでも記憶に残るのよ。こちとら大きいおっぱいとお尻と太ももでウハウハしたくて始めとんのに、女の子たちの生い立ちや主人公に出会う前にされてきた仕打ちがことごとくひどくて、かわいそうで抜けへん気分になるときが絶対あるんやから。まあそれを乗り越えたら2倍抜けるようになるんやけども。ストーリー覚えてへんならラストオリジンと違うか~。ほかにはなんか言うてなかった?」
「むちむちの女の子らがな、全員主人公の男に抱かれたがっとるらしいねん」
「ラストオリジンやないかい。ラストオリジンは人類が滅亡した世界が舞台なんやけど、そのなかで唯一生き残った最後の人類である主人公のラストオチンチンに、バイオロイドの女の子たちが群がるゲームなんやから。ラストオチンチンに豊満なお尻のラストオシリンが乗っかってくるのがラストオリジンや。もうラストオリジン以外ありえへんよ」
「でもな、主人公は女の子と毎回ええ雰囲気になるんやけど、けっきょく抱かへんらしいねん」
「ほなラストオリジンと違うか~。ラストオリジンはね、そんな週刊少年ジャンプのエロ枠の漫画みたいな寸止めじゃないのよ。むしろええ雰囲気じゃないときすら積極的に抱いていくし、女の子のほうから抱かれに来るのよ。スマートフォンのゲームで露骨に抱いてる描写入れてくんのは後にも先にもラストオリジンだけよ。仕事の合間にコーヒー飲むくらいの日常感覚で抱いてるんやから。あそこまで人目もはばからず堂々と抱くんはラストオリジンの主人公かスシローのだっこずしだけやで。もうちょっとなんか言うてなかった?」
「そのゲームにハマってしまうと、女の子の好みが歪んでしまうらしいねん」
「ラストオリジンやないかい。ラストオリジンは劇薬なんやから。女の子がみんな異常なむちむちで、しかもそれがゲームのなかでは普通の体型として扱われるもんやから、普通の基準がどんどんおかしくなっていってしまうのよ。ラストオリジンを知らん人に『この子はけっこう普通の体型やで』ってお気に入りのキャラを紹介して『えっ、どこが普通なん……?』って引いたリアクションされて自分の基準がおかしくなってたことに気づくのは、全ユーザーが一度は通る道やからね。歴戦の傭兵みたいに感覚がマヒしていって、ちょっとやそっとのむちむちじゃ動揺せえへんようになってしまうのよ。ラストオリジンに決まりや。もうわからへんことない、ラストオリジンで決まりや」
「でもな、オトンが言うには、ラストオリジンではないらしいねん」
「ほな違うやないか。オトン本人がラストオリジンではないって言うとんなら、ラストオリジンちゃうがな。どうなってんねんもう」
「ほんでオカンが言うにはな、ラストリベリオンちゃうかって」
「いや絶対違うやろ、もうええわ。どうもありがとうございました」
漫才『オトンの好きなゲーム』[ラストオリジン]

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コメント
おもしろすぎる、これはBuzzるな
こうやって見るとミルクボーイの偏見とゲムぼくさんの偏見って方向性似てるんだな
違和感がまるでない
ミルク(性的)ボーイ
こんなのもうチンポミルクボーイじゃん
世界一言葉だけでムチムチを伝えられる男
ここだけの話、太ももごんぶとペンギンの太ももをごんぶとと感じたことがありません
すでに基準がおかしくなってしまったのでしょうか?
1000年後の未来人が、ネットの海からこの怪文書をサルベージした時、どんな反応をするのだろうか。
今年一番笑った気がする
ミルクボーイのモノマネ芸人とかに音読して欲しい
アイドル雀士スーチーパイの時点で面白いって分かるのずるい
「ほんで太もももウエストより太いねんから。競輪選手を通り越して縄文時代の豊作を願う土偶みたいになってんのよ。もうラストオリジンで決まりやこんなもん」
ここ狂おしいほど好き
これ真面目に歴代ラスオリ記事で一番面白い
長いから難しそうだけどバズって欲しい
ラグナロクオリジンとスレ間違える人なら1日1人はおるんやけどなあ
才能の無駄遣いを見た
このクオリティでウマ娘漫才作ったら10万いいねは固い
これはラスオリだからちんちん固くなるだけだが
> かわいそうで抜けへん気分になるときが絶対あるんやから。まあそれを乗り越えたら2倍抜けるようになるんやけども。
圧 倒 的 真 理
ロボットのくだりが芯を食いすぎなんよ
ラストオリジンのテレビCMにミルクボーイさんが出演された際の作家の方???
>尿道カテーテル
あれ、膀胱のあたりまでずっぷし深く入れるから凄いらしいですね
私は未経験なんですけど
う〜んこれは声に出して読みたい日本語!
すたみな太郎、ラーメン二郎、コメダ珈琲、ガンダムAGEに続いてミルクボーイともコラボか
ラスオリ覇権やな
画面割れてる奴全員ユーザー認定に草
何回読んでも面白い
これ実質コラボやん
尿道カテーテルは抜く時
すげー痛いよ
プリコネを一切知らないかまいたちにCMやらしたのに対抗してラスオリを(おそらく)一切知らないであろうミルクボーイにCMをやってもらうんですね!
ケルベロスの下りすき
スベリオン草
天才
むちむちは実に奥深い
ラストオリジン知らないけどミルクボーイパロディとしての完成度の高さは分かる
性欲の表面張力すき
ミルク♂ボーイ
オトンの言ってるゲーム、アズレンでもそこそこ当てはまるの草