【前回】
自家製血統で三冠馬!Race03『サンデーサイレンスの罠』[ダービースタリオン2]

マヨナカファーム第1世代の代表にして、初の自家製繁殖牝馬、ヒューマノイド。
その初産駒は、惜しくも牡馬だった。
いや、本来はぜんぜん惜しくないし、無事に産まれてきただけで感謝なのだが、自家製繁殖牝馬で世代をつなげることが必須のこの企画では痛い。
とにかく多くの牝馬を産んでもらって、次代の繁殖牝馬候補を「選べる」状態を作るのが望ましいからだ。

出産直後にはもうゴールドアリュールがBookFull(予約満杯)だったので、1年空けて、次の4月1週にゴールドアリュールを種付けした。
本当は毎年種付けしたいが、BookFullはどうしようもない。ダビスタはこういうところは妙にシビアだしリアルである。

無事に受胎。
過去作だと「毎年種付けするよりも、1年は空胎(くうたい)を挟んだほうが受胎率が上がり健康な仔が産まれやすくなる」みたいなウワサがあったが、本作はどうなのだろうか。
健康に関しては怪しいが、受胎率は関係あってもおかしくなさそうな気がする。
さあ、そして迎えた翌年の春。
待望の牝馬が……

産まれなかった。

いや、まあ、そういうこともあるよな。
牡馬・牝馬の産まれる確率がちょうど半々だとして、2回連続で牡馬が産まれる確率は25%もある。
これくらいの事態は、想定の範囲内。これを予期して、ヒューマノイドを早めに引退させたのだ。繁殖牝馬として長く活躍できるように。
牝馬を産んでもらうためには試行回数も大事なので、ここは1年空けず、連続でゴールドアリュールを……

ギエエエエエエエエ! BookFull!
どうして!? いま4月1週だから最速での種付けなのに!? なぜよりによってゴールドアリュールが!?
ダビスタはこういうところがシビアすぎる! 出遅れたのならわかるけど、最速種付けの4月1週くらいは自由に選ばせなさいよ!
しぶしぶ、また空胎を1年挟むことに。日付をどんどん進める。

そうこうしているうちに、1頭目の牡馬が2歳の夏を迎え、入厩可能になった。
能力評価を見る限り、かなりよさそう。スピード、スタミナ、体質が◎は期待大。
牡馬なので、どんなによく走ってくれたとしても代をつなげることはできないが、賞金を稼ぐという面で牧場に貢献してもらおう。
そうだな、名前は……

ゼッタイゼツメイで……
2連続で牡馬が産まれていて、ちょっと先行き不安だし……
ちなみに、牝馬の名前は可能な限り『ずっと真夜中でいいのに。』の曲名で統一していくが、牡馬は可能な限り『サイダーガール』の曲名で統一していくことにする。「ぜったいぜつめい」はサイダーガールの曲。

能力評価によると晩成馬っぽいので、長い目で見てくれそうな柳厩舎に入れる。
基本的には、遅咲きの馬なら柳厩舎、逆に早熟の馬なら2歳からガンガン走らせる梶原厩舎、牝馬なら牝馬が得意な早乙女厩舎がよさそうな雰囲気。この3厩舎をアテにしていこう。
いったん、ゼッタイゼツメイの調教とレースを見守りながら、日付を進めていくことにする。

おっ、ゼッタイゼツメイ、かなり強いかもしれない!
晩成馬なのにメイクデビューで「◎◎◎◎◎」はあまりにも上出来!

しっかり勝利! えらい!

きさらぎ賞(GIII)では予想印がまったくつかなかったが、これはまだ3歳なのでしょうがない。
あせる必要はない。ヒューマノイドが牝馬を産んでくれるまでのあいだ、牧場経営が赤字にならない程度に稼いでくれれば充分だ。

1年の空胎を経て、ヒューマノイドに3度目のゴールドアリュール種付け。
今度こそ……頼むぞ……!
いっぽうそのころ、資金稼ぎ担当のゼッタイゼツメイは、

日本ダービー(GI)に出走していた。
えっ!? なんで!? どうやって出走権を!? しれっとすごすぎないか!?

もちろん勝てるはずもなく最下位だったが、晩成馬でダービーに出ただけでとんでもないことだ。
日本ダービーは、牡馬三冠をめざすこの企画において、いつか必ず勝たねばならないレース。
その初挑戦が最下位だったことは、ある意味いいことだ。代を重ねてここから這い上がっていくぞ、というモチベーションが得られる。

さあ、そして迎えた、翌年の春。
ヒューマノイド3頭目の仔は、ついに! ようやく!

男の子。
ま、まずい……!
3頭連続で牡馬が産まれる確率は12.5%……! なくはない数字だが、だいぶ悪いほうにブレている……!

不幸中の幸いで、ここは空胎を挟まず、連続でゴールドアリュールを種付けすることに成功。
気づけば、ヒューマノイドももう9歳だ。現実だと、繁殖牝馬は13~15歳ごろが引退のめやすとされることが多い。
ということは、空胎や不受胎のリスクも考慮すると、おそらく産めるのはあとせいぜい2~3頭。
もしそこで牝馬が産まれなかったら、終わる……! この企画は早々にバッドエンドを迎える……!
頼むぞ、ヒューマノイド! どうか女の子を!

そのころゼッタイゼツメイは、順調に勝ち星を重ね、

なんと日本最高峰のレースである有馬記念(GI)に出走するまでになっていた。
なにがどうなってそうなったんだ! しかも予想印もけっこうもらえてる! あのエイシンフラッシュやスタニングローズと張り合ってる!

入賞は果たせなかったが、なんと6着! 惜しい!
すごいぞ、ゼッタイゼツメイ! 資金稼ぎ役として文句なしどころか、圧倒的に期待以上!
よし。
このゼッタイゼツメイが稼いでくれたお金で、

牧場に『馬頭観音』を建立しよう!
1億円かかるが、「牧場の馬たちがより長生きできる」効果があるとかないとか言われているらしい。牝馬が産まれなさすぎてオカルトに走り始めてしまった。

現実だと「これに1億円を……?」と心配されそうだが、これはゲームなので確実に効果がある……はず。
でも、もし本当にオカルトだったらどうしよう。そんなところまでリアルだったらどうしよう。

さあ、そうこうしているうちに、なんとゼッタイゼツメイは日経賞(GII)を勝利!
マヨナカファーム初のGII馬誕生だ! しかも晩成馬でまだ5歳だから、あと1~2年は活躍が見込める! 資金面は安泰!
まぶしいぜ、ゼッタイゼツメイ! 牝馬が産まれず暗雲立ち込めるマヨナカファームを照らす、希望の星!

そして迎えた、春。ついにそのときは訪れた。
希望の星の輝きに呼応するかのように、ヒューマノイドが産んだのは、

……
…………

お、終わる……この企画、ここで終わっちゃう……!
4頭連続で牡馬が産まれる確率は、6.25%。こんな……こんなことが……! 最初の世代交代すらできないまま終わることがあっていいのか……!?
ヒューマノイドは、産めてあと2頭くらいだろう。
もちろん、もっと産める可能性もあるが、逆に病気などで亡くなってしまう可能性もあるわけで、いったんあと2頭と考えておきたい。
で、その2頭がともに牡馬になる確率は、25%。確率の計算上、ここまでの推移にかかわらず、この2回に着目すれば25%だ。
つまり、25%の確率で、この企画はもうすぐ最終回になる。悪い意味で。

こ、怖すぎる……!
25%しかないとは言え、ここまで4頭連続で牡馬だった流れを考えると、ありうる気しかしない……!
とりあえず、

日経賞の賞金で、受胎率が上がるらしい『子宝地蔵』も建立しておこう!
重賞の賞金をすべて願掛けにつぎ込む、重症のオカルトオーナー誕生!






















コメント
さようならマヨナカファーム
吹いた
一体でも怪しいのにさらに二体って
宗教法人みたいな牧場で笑ってしまった
ダビスタの恐ろしい所が出ている!
ちなみに昔のダビスタでの個人的な最高牡馬連続記録は11頭でした…
複数の繁殖牝馬からだったけどアレは辛かった、昔のダビスタは牡馬を種牡馬に出来なかったから牝馬じゃないと絶対に血統繋げなかったし…
毎回G1に出てるメンツの豪華さに感激するけど、おドウとブエナビスタが一緒に走ってる有馬記念は贅沢すぎる・・・!
なんか不思議な響きの名前付けるなーと思ってたら曲の名前だったのか。
…
……
………
マヨナカファームって名前もそこからか!!(今ごろ気付いた)
カルト宗教がいるぞおおおおお
このまま打ちきり決めたらそれはそれで面白い
わけのわからん金持ち馬主みたいで逆にリアル
ダメだったら再走かな……
企画終わるころには牛久大仏くらいの超巨大仏像が建っていそう
もう最終回の可能性が!?
この血統で芝の中距離馬が出るんですね。意外とこの代でダービーまで取れたりするかも。
ダイワスカーレットは10頭連続で牝馬産んでるからこういうことも実際なくはないんだよな(11頭目で初の牡馬)
残りのゴールドアリュール産駒をダートでスマートファルコンやコパノリッキーみたいに大暴れさせて金を稼いで種牡馬化してから次世代で中央クラシック3冠を狙っていくのはどうでしょうか?
ひりついてきたな……
最近ダビスタ記事の更新を楽しみにしてるんだよね♪
と思いながらきたら、急転直下ピンチでなんか冷や汗出てきた
公営ギャンブルってそういう…?
たまによくわからない使い方ばかりするお金持ちの話を聞くけどこういう事情があったのかもな…
それでもゼッタイゼツメイが…ゼッタイゼツメイがなんとかしてくれる…!
実際の競馬生産だと、牡>牝だし、ダービー狙える牡馬の方が喜ばれるって何処かでみたような。ダビスタだと牝馬を一頭しか繋養できないのが辛いなあ。
困った時の神頼みの例として教科書に載せたくなるエピソード