ぼくくらいの貧乏人になると、お菓子をコストパフォーマンスならぬコストグラムやコストカロリーで選ぶようになる。
つまり、「値段に対して、内容量やカロリーが大きければ大きいほどいい」という考え方だ。ふつう逆である。貧乏人の極みである。管理栄養士に殴られそうな思想である。
今回はその観点から、ファミマ最強のお菓子を紹介したい。
ファミリーマートで売っているプライベートブランド『ファミリーマートコレクション』のお菓子のうち、2020年9月現在、価格に対する重量、カロリーともに最強を誇るのが……
この『変わらぬおいしさ ひとくち歌舞伎揚』(税別100円)だ!
「ひとくち」と名乗ることでなんかかわいい雰囲気を出して許されようとしているが、その中身は極悪そのもの!
内容量は堂々の100g!
税別100円だから、1g1円!わかりやすい!
同価格帯のなかでは、この内容量は単独1位である。
カロリーは、549kcal!1gあたり5kcal以上!たっけぇ!
もちろん、これも単独1位。
ちなみに、この歌舞伎揚げに次ぐグラム&カロリーを誇るものとしては『ふんわり甘いキャラメルコーン』や『ふんわりポップコーン2種のあっさりしお味』があるので、覚えておこう。
なんでそんなに詳しいのかって?お菓子ひとつ買うにも必死に全商品の内容量とカロリーを調べるくらい本気で貧乏だからだよ!なんならこれ買ったらもう晩ご飯は抜きになるくらい貧乏だからだよ!!
開封!こんにちは、きょうの晩ご飯!!
開けた瞬間に広がる、甘口醤油のいい香り!
晩ご飯なので、茶碗に移して食べちゃうぞ。
おいしそう!うるち米がギッシリ詰まった感じと、サックサクに揚げた感じがたまらない!
うーん、どこからどう見ても脂質と糖質の塊!晩ご飯これオンリーですっつったら管理栄養士との全面戦争が起きそう!
そしてもちろん、味は言うことなし!
「おいしいものは、脂肪と糖でできている。」というCMがあったが、逆に言えば「脂肪と糖でできているものは、おいしい。」ということだ!じゃあこれなんて超おいしいに決まってるじゃん!
内容量100gというのは多いほうのはずなのだが、1個あたりがひとくちサイズだから、わりとパクパクいけてしまう。甘じょっぱいので、わりと無限にいけてしまう。
これをカロリー目当てで買う人は十中八九貧乏人だろうからアドバイスしておくと、しっかり噛んで味わって長く食べましょう。すぐに飲み込んではもったいないですよ。
お金持ちの人にもアドバイスしておくと、もうちょっと「管理栄養士監修!」みたいなロカボなお菓子を買ったほうがいいですよ。
コメント
これ大好きでよく買うので貧乏人認定された気分
まあ実際に貧乏人なんですけど
トップバリュの小丸揚げせんべいが税別90円で100g/520kcalなので、完全にこれの上位互換と言えるのではないか
Kcal/gが自衛隊の救命糧食より高いとは、さすが歌舞伎もの
そりゃ眼鏡代渋るわ
借金4400万円ダイエットを流行らせればぽっちゃり女子が沢山群がるかもよ
アメリカでは米は野菜
よって米菓は実質米と野菜を摂取してるからセーフ
アメリカの話で思い出したけど、じゃがいもも野菜扱いらしいからな。
つまりフライドポテトは野菜食べてる扱いって聞いた。
デブエット食品としてもコスパ最強だと思う