「このぽっちゃりがかわいい!」のコーナーは、そんなぼくの琴線に触れた二次元(アニメ・マンガ・ゲーム等)のぽっちゃりキャラをただただ紹介していくというものである。
今回取り上げるのは、『ヒメの惰飯』(全3巻・完結済み)。
ざっくりくくれば「グルメマンガ」だが、出てくる料理がことごとく意識低い系のジャンキーなメニューであることと、主人公の姫川基子(通称:ヒメ)がぽっちゃり女子であることが他と一線を画すすばらしい特徴。
ぼくはグルメではなくデブの専門家なので、今回は後者の特徴に注目し、ヒメの魅力に迫る。
魅力1:ちゃんとしたデブ
(出典:ヒメの惰飯(1) 二階堂幸 電子書籍版P23 第2話『ヒメとTKG』)
ヒメはちゃんとしたデブである!
自分でデブだと思い込んでいるだけとか、絵柄の関係でそう見えるだけとか、そういうことではない!ちゃんとしたデブである!どうぞご安心ください!!
コミックスの表紙から各話の扉絵から本編の1コマ1コマに至るまで、その豊満な肉付きはつねに不変であり普遍!すばらしい!なんてすばらしいんだ!!
(出典:ヒメの惰飯(3) 二階堂幸 電子書籍版P176 第29話『ヒメと後輩』)
周りの人からも、(気を遣って直接は言われないが)ちゃんとデブだと思われている。実際ちゃんと腹も出ている。すばらしい!なんてすばらしいんだ!!
(出典:ヒメの惰飯(3) 二階堂幸 電子書籍版P166 第29話『ヒメと後輩』)
そして、ヒメ自身は決して自分が痩せているとは思っていないが、逆に太っていることを気にする描写も多くはない。気にしたとしても具体的な行動は決してせず、心のどこかで「自分はまだ大丈夫」と思っているフシがある。
リアル!このだらしなさがリアルですばらしい!好き!!
魅力2:よく食べる
(出典:ヒメの惰飯(3) 二階堂幸 電子書籍版P89 第23話『ヒメとおでん』)
ぼくたちがどうしてぽっちゃり女子を好きなのかと言えば、ひとつは間違いなくご飯をおいしそうにたくさん食べるからである。いっぱい食べる君が好き!インスタ映えなんて求めない君が好き!!
魅力的なぽっちゃり描写の連続に忘れそうになるが、もともとグルメ漫画なのでおいしそうに食べるシーンは満載!
(出典:ヒメの惰飯(3) 二階堂幸 電子書籍版P51 第21話『ヒメとハロウィン』)
見てください、この幸せそうな表情!
そして、ご飯に合えばオッケーみたいなお手本のようなデブの発想!好き!!
魅力3:たまに痩せてもすぐ戻る
(出典:ヒメの惰飯(3) 二階堂幸 電子書籍版P129 第26話『ヒメと年末年始』)
ごくまれに痩せることがあるが、だいたい数日ですぐ元に戻る!
痩せた理由もダイエットではなく、カキにあたるというデブ的に100点満点の理由!かわいい!好き!!
魅力4:おっぱいが大きい
ぼくたちがどうしてぽっちゃり女子を好きなのかと言えば、ふわふわのやわらかい女の子が好きだからである。すなわち、ぼくたちはふわふわの大きいおっぱいもだいたい好きである。
(出典:ヒメの惰飯(3) 二階堂幸 電子書籍版P161 第29話『ヒメと後輩』)
どーん!おっぱいどーん!うーん200点!!
胸「だけは」うらやましい、と暗にディスられるくらいにはほかの部分にも肉が付いているが、ぼく的にはもうありがとうございます以外の言葉が出てこない。
魅力5:まあまあいい歳
(出典:ヒメの惰飯(1) 二階堂幸 電子書籍版P44 第3話『ヒメとマリアージュ』)
思春期の女子中高生などはホルモンバランスの関係で一時的に太ってしまうことがよくあるが、ヒメはそういうことではない!一時的とかそういうことではない!
(出典:ヒメの惰飯(1) 二階堂幸 電子書籍版P50 第3話『ヒメとマリアージュ』)
ヒメはすでに27歳であり、体重はすっかり安定期!
安心!貯金と体重は多いに越したことはない派のぼく、大安心!!
あと、余談だがぼくは行き遅れ感のある妙齢の女性が大好物なので、その点でも大安心!!
(出典:ヒメの惰飯(1) 二階堂幸 電子書籍版P6 第1話『ヒメと袋麺』)
ほかにも、食べることは好きでも基本的に意識が低いのでオシャレな食べ物には疎いことや、いい具合にモテない独身をこじらせていることなど、語り足りない魅力はまだまだあるのだが、とにかくすばらしいのでぜひ読んでみてほしい。
第1話~第3話と番外編はヤングエースUPで無料で読めるので、まずはそれだけでも。
「ヒメの惰飯」|ヤングエースUP – 無料で漫画が読めるWebコミックサイト
ちなみに全3巻なので、一気に買っても1500円ちょいですよ!ほら安いですよ!たったそれだけでこの魅力的すぎるぽっちゃり女子が手に入るんですよ!ほら買いましょうよ!!(露骨な宣伝)
いささか愛があふれすぎて露骨に購入を迫ってしまったが、おもしろいし、共感もできるし、なによりヒメが太くてかわいいので、ぜひ作品に触れてみてほしい。
コメント
公開部分だけ読んだけど、だらしないけれど見苦しいところはちゃんと加減して描写してるから程よく生活感出てていいね
またしても原作者さんに補足されてて草
試し読み面白かったからとりあえず1巻だけポチりました
漫画レビューを書くたびに作者に捕捉されるブロガーの鑑