「ターン制時間管理術」のすすめ。

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 よし。きょうは朝から仕事だが、午後早めには終われそうだ。感覚としては午後半休に近い。
 ということは……2.5ターンくらい動けそうだな!
 

 掃除&買い物で0.5ターン消費
 

 ブログの記事を1本書いて1ターン消費
 

 YouTubeでライブ配信をして1ターン消費!
 これで合計2.5ターン! 貴重な余暇を有意義に過ごせたぞ!
 

 ぼくは時間管理がうまいほうである。
 「どちらかと言えば」程度だし、そもそも時間は管理して当然だろと思うが、ありがたいことに周りからよくホメられるので、うまいほうだと言ってよいだろう。「身体が何個あるんですか」みたいなこともよく言われる。

 そこで、ぼくが独自に編み出し、いつも使っている時間管理法をここに紹介しよう。
 とは言っても、ビジネス本にあるような細かいタイムスケジュールのハウツーではなく、「なんとなく頭に入れておいて、おもに休日や余暇の時間をなんとなく有意義に過ごすための考え方」くらいの話だが。いちおう仕事にも応用できる。
 

 それは、「ターン制」
 おおまかに言うと、「ざっくり2~3時間くらい」を1ターンととらえ、「1ターンでできること」と「その日は何ターンあるか」を決めて動くという考え方だ。
 「ざっくり2~3時間」には理由があって、これより細かいと管理がめんどくさくて、これよりおおざっぱだと雑すぎるから。また、一般的な会社勤めなどを想定したとき、平日に帰宅してから自由に過ごせるのはせいぜい2~3時間のはずなので、それを1ターンと定義することでわかりやすくしている。

 順番にわかりやすく解説していこう。
 
 

【STEP1】「1ターンでできること」を整理する

 まず、あなたがよくやっていることのなかで、「ざっくり2~3時間くらい」でできることはなんだろうか。そんなに厳密でなくていいので、書き出してみよう。
 上図はぼくの例。いちばんの趣味はブログを書くことなのでそれが真っ先に来るが、それ以外にもやりたいことはいろいろある。もちろん、必ずしも2~3時間でブログ記事が1本書けるとは限らないのだが、ここは「ざっくり」である。ある程度のおおらかさを持って運用するのが、この「ターン制時間管理」のコツだ。
 あなただとどういうものが挙がってくるかはわからないが、たとえば絵を描く人だったら「下描きを1枚描く」とか、小説を書く人だったら「1話のあらすじを書く」とかだろうか。運動が好きな人なら「近所のジムに行く」みたいなのもあるかもしれない。
 
 

【STEP2】「半分くらい」「倍くらい」でできそうなことも挙げてみる

 STEP1を考えていると、1ターンとするには短いものや、逆に長いものが出てくるはず。帯に短し襷に長し。
 そこで、「0.5ターン(1~1.5時間)」と「2ターン(4~6時間)」でできることも挙げてみよう。これも厳密でなく、だいたいでよい。
 ちなみに、4~6時間たっぷりある日よりは1~1.5時間だけある日のほうが多いはずなので、どちらかと言えば0.5ターンのほうがより重要である。
 
 

【STEP3】「今日は何ターンあるか」を考える

 平日だったり休日だったり。平日と言っても、繁忙期と閑散期があったり。いろんな日がある。
 そこで、1日が始まる際や、仕事を終えて帰路に着く際などに、「きょうは何ターンあるか」を考えよう。
 おそらく、働いている人であれば、一般的な平日はせいぜい1ターンのはずだ。家に帰ってご飯を食べて、家事などをこなしてお風呂に入って、寝る前に自由な時間が2~3時間あれば上々だろう。
 休日ならば、用事の有無や体力・体調にもよるが、2~3ターンくらいは動けそうだ。朝はゆっくり起きて夕方に用事があるので、昼に1ターン、夜に1.5ターンで合計2.5ターン、というように、分割でターンが発生することも多いだろう。
 

 また、繁忙期の平日であれば、1ターンすら取れないこともよくある。せいぜい0.5ターン。日によっては、もちろん0ターンの日もある。
 ただ、「ターン制」というわかりやすい考え方を持っておくことにより、疲れている日でも「いちおう0.5ターンはありそうだな。0.5ターンで取れる行動は……」と考えることができ、せっかくの1時間をムダにしづらくなるのはメリット。

 同様に、なにも予定がなくてヒマすぎる休日を無為に過ごすことも減る。「がんばれば4~5ターンは動けるな」と考えることにより、計画を格段に立てやすくなるからだ。
 このとき、無理に4~5ターンすべてになにかを詰め込む必要はなく、「2~3ターンはダラダラ休んで、2ターンだけなんか動こう」でも当然よい。これなら、「気づいたらなにもせずに1日が終わっちゃった……」にはなりづらい。仮に丸1日寝て過ごしたとしても、「なんとなくそうなった」ではなく「意思を持って4~5ターンを休憩に使った」になるので、満足感・納得感が違う。行動を選択せずに放置し続けるのと、毎ターン回復魔法を自分に使うのはぜんぜん違う。
 
 

【STEP4】1日の行動を決めて実行する

 あとは、ターンを意識しながら実際に日々を過ごすだけ。
 たとえば、「きょうは1ターンあるから、ブログ記事を1本書いたら終わりだな」とか、「きょうは2.5ターンあるから、1ターン目にブログ記事を書いて、2ターン目に映画を観て、残りの0.5ターンでWebラジオを1本録ったらちょうどだな」とか。
 これにより、1日の計画が立てられるうえ、「1ターン目はこれ」などとだいたいの行動順も決められるのが大きい。「1ターン目に置いたこれは体力消費が大きめだから、2ターン目の行動は軽めにできるこれにしよう」みたいな調整もしやすい。

 また、「日常をちょっとゲームっぽくできる」のも、「ターン制時間管理術」の大きなメリットだ。
 言ってしまえば気持ちの問題だが、気持ちこそが日常にもっとも大切。楽しいほうがいい。
 「ターン制」を日常生活に取り入れて、貴重な余暇や休日を有意義に過ごそう!
 
 

おまけ:ターン制の応用あれこれ

■「ざっくり2~3時間を1ターン」はあくまでめやすなので、もちろんもっと細かくしてもいいし、もっとおおざっぱにしてもいい。ただ、基本的にはこれくらいがいちばんイメージしやすいし、管理もしやすいと思う。

■日によっては「朝に0.5ターン、夜に0.5ターン」みたいな日も当然ある。そういうときは、0.5ターンでできる行動をふたつ入れてもよいし、1ターンでできる行動を分割して入れてもよい。ただ、1ターンでできる行動のなかには分割できるものとできないものがあるはずなので、その点は注意。ぼくの場合、「ブログ記事を1本書く」は「文章を書く」と「画像を用意する」で0.5ターンずつに分割できるが、「YouTube Liveを1回配信する」はその性質上さすがに分割できない。

仕事にも応用できる。一般的な会社員であれば、商談や会議などコントロール困難な予定が入りやすかったり、そもそも自由に時間管理するほどの権利がなかったりすることも多いが、裁量の大きな人や、個人事業主などひとりで仕事をする人であれば、使える場面は多い。一般的な会社員でも、「今日は何も会議や外出がなくてひとりで黙々と仕事するだけ」みたいな日はあるから、そういうときにはターン制で行動内容と行動順を考えてみることで動きやすくなることはあるだろう。

■なにかオチをつけるつもりだったのだが、書いてみたら思いのほか真面目にいい内容のお役立ち記事になってしまったので困った。出版社さん、「ターン制時間管理術」をテーマに書籍化しませんか。
 

コメント

  1. 名無しのゲーマー より:

    最後まで普通にためになる記事で困惑しておりましてよ〜!

  2. 名無しのゲーマー より:

    収納術やお掃除テクとか教えてくれると嬉しいわね、多ジャンルじゃからな。

  3. 名無しのゲーマー より:

    感謝。

  4. 名無しのゲーマー より:

    本出そうぜ!
    もう出してたわこの人

  5. 名無しのゲーマー より:

    前職テレビマンなのに時間のルーズさを感じさせないのは
    こういう時間管理術があったからなのか

  6. 名無しのゲーマー より:

    KADOKAWAさんよろしくお願いします

  7. 名無しのゲーマー より:

    急にお出しされる役立ち記事だ

  8. 名無しのゲーマー より:

    普通に参考になりました。

  9. 名無しのゲーマー より:

    ゲムぼくさん陸上選手時代から時間管理は凄かったとよく聞く

  10. 名無しのゲーマー より:

    お掃除が上位に入ってくる辺り「らしさ」がありますね

  11. 名無しのゲーマー より:

    結局のところ段取りが大事なんだよね・・・
    わかっちゃいるけどいつも行き当たりばったりで生きている

  12. 名無しのゲーマー より:

    良記事

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