『勝利の女神:NIKKE』、2周年記念イベント『OLD TALES』実施中!
1年前、人類史上最大の裏切り者と言っても過言ではない形で登場した「ヘレティック・アナキオール」ことシンデレラ。そのすべての始まりが描かれる!
かつて、最高の技術と人類の希望が詰まったフェアリーテールモデル第2世代の1体として開発され、実戦投入に向けて順調に調整が進んでいたはずの彼女。
それがいつ、どのようにして、人類の敵へと変貌を遂げたのか。なぜ非道の限りを尽くし、その後どうなったのか。そして、ほかのフェアリーテールモデル第2世代たちは……
気になる! 早く次のストーリーを読みたいし、サイドストーリーなどの小さなエピソードも見逃さないでおきたい! 2周年イベントを隅から隅まで……
めんどくせぇ〜!!
ミニゲーム『IN THE MIRROR』、めんどくせぇ〜!!
誤解がないように言っておくと、ミニゲームの内容自体はかなりおもしろい。
よく「メトロイドヴァニア」と称されるタイプの、横視点の探索型2Dアクションゲーム。新規性はあまりないが、手堅くまとまっているし、育成や上達の楽しみもある。
ただ、おもしろさよりも操作のしづらさが勝ってしまって、結果めんどくさいのだ。
そもそも、「家庭用ゲーム機など物理ボタン前提で設計されたジャンルのゲームを、スマートフォン画面上の仮想ボタンでプレイする」という時点で、ある程度の不便とストレスが生じる。少なくとも、「いや、仮想ボタンのほうがやりやすいよ」なんて人は存在しえない。
そのうえで、このIN THE MIRROR独自の仕様として下記があり、さらにしんどい。
■フィールドを移動するたびに入力情報がリセットされるので、方向キー押しっぱなしで移動し続けることができない。探索型アクションは本来あちこちを行ったり来たりするのが楽しいのだが、これのせいでフィールド移動のたびに微妙にストレスがかかる。
■仮想ボタンの配置変更や位置の調整はできない。仮想ボタンのよさはそこなのだが……せめて自分が操作しやすい位置に動かせれば操作感をある程度改善できそうなのだが……
■この操作感のわりに、移動する台をダッシュジャンプで乗り継ぐなどのそこそこ繊細なアクションが必要であり、やり直しが多くなりがち。「答えがわからない」のではなく「ぜんぶわかっているのに思うように動かない」なので、気が狂いそうになる。
■気が狂いそうになるのだが、ミニゲームを進めていくと得られる情報やエピソードはシンデレラやフェアリーテールモデル第2世代を深く知るうえで欠かせないものばかりでかなりおもしろいので、やめるにやめられない。
キエエエエエエエエ!!
操作めんどくさ! でもエピソードは読みたい!
こんな操作性でちゃんとしたアクションやらせるな! でもストーリーはおもしろくて最高!
キエエエエエエエエ!!
……よし。
こうなったら、少しでも操作性をマシにするために……
PC版でパッド(コントローラー)を使うしかない!
ふだんあまり使わないのだが、NIKKEのPC版をひさびさに起動。
さらに、コントローラーをPCに接続して……
ボタンの割り当て(設定)をしていく。
IN THE MIRRORはPC版ではキーボード+マウスの操作が前提とされているため、各ボタンにキーボードのキーやマウスのクリックを割り当てていく必要がある。具体的には下記。ゲーム内で一覧表になっていないので整理するのが大変だった。
上移動:W
左移動:A
下移動:S
右移動:D
ジャンプ:Space
攻撃:左クリック
調べる:F
一時停止:Esc
進行情報:P
モジュール:I
コレクション:L
地図:M
オプション:O
ミッション:J
※ほか、ゲーム進行によりダッシュ(Shift)など追加操作が増える
ぼくの使用コントローラーはエリコン(Xbox Elite 2 コントローラー)なので、最初は標準の『Xboxアクセサリー』アプリでボタン割り当てをしようと思ったのだが、それだとマウスの左クリックを割り当てできないことに気づいた。IN THE MIRRORでは左クリックは攻撃なので必須だ。
なので、シェアウェアの『JoyToKey』を使うことに。これは以前、『パニシング:グレイレイヴン』のPC版をプレイする際にインストールしていたものだ。
方向キーやアナログスティックで移動、Aボタンでジャンプ、Xボタンで攻撃……といった感じで、自分が操作しやすいように設定していく。設定できたら、「ファイル」→「設定ファイルの保存」で、設定した内容を確定させる。
これで、IN THE MIRRORがコントローラーで動かせるように……
ならなかった。
JoyToKey内の動作テストや、ほかのアプリケーションではうまくいっているのに、NIKKEだけコントローラーで動かせない。JoyToKeyの設定が反映されない。
原因はいろいろありうるが、真っ先に考えられるのは「権限の強さ」だ。
PC内部でJoyToKeyよりもNIKKEのほうが権限が強い扱いになっていた場合、いくらJoyToKeyで操作をカスタマイズしてもNIKKE側の操作設定で上書きされてしまう。
こういうときは、JoyToKeyをいったん終了。アイコンを右クリックしてから、「管理者として実行」するとよい。
こうすることでJoyToKeyに強い権限を持たせることができ、NIKKEよりも優先度が上になるので……
おっ、動いた!
コントローラーで動かせるようになったぞ! 超快適!!
ところどころ、どうしてもマウスを使わざるを得ない場面はあるのだが、それでも操作の8~9割をコントローラーでできるようになったのは劇的な変化だ。
特に、台を乗り継いだり、ボスと戦ったりといった激しいアクションが要求される場面の難度がかなり下がる。ふつうにゲーム機でアクションゲームを遊んでいるような感覚で操作できる。
唯一にして最大のネックだった操作性の問題が解決したので、これなら最後まで楽しくクリアできそう!
一気に進めていくぞ!
ぼくはアクションゲームが苦手なので、ときどき敵にやられたり穴に落ちたりしてしまってやり直しになってしまうわけだが、そこは根気強くリトライしていく。
正直、早くエピソードを読みたいのでさっさとクリアしたい気持ちはあるのだが、こればかりはどうしようも……
あるじゃねーか!
イージーモードなんてあったの!? ぜんぜん気づかなかった!
けっきょく、「コントローラー設定に費やした時間と、イージーモードに気づかずに浪費した時間を合計すれば、もはやふつうにクリアできていたのでは?」という感じになってしまった。
あなたはこの犠牲を糧に、ぜひ楽しく快適にIN THE MIRRORをクリアしてほしい。
コメント
わかる。ちゃんと作ってるんだけどめんどくさいこれ
ミニゲームのデイリー初めて放棄した……
NIKKEのミニゲームって凝ってて面白いけど、絶妙なやらされる感とそのゲームに対するつもりに積もる微妙なストレスと毎回戦ってる気がする
ミニゲーム自体は人気ゲームをモチーフにしてるから面白いんだけどねー
普段からキーマウでゲームやってない人は相当つらいと思う
操作感もだけどボリューム多いのがつらい
今までのヴァンサバとかタワーディフェンスとか釣りゲーとか、飽きさせない為に作ってるんだろうけど、デイリーがそもそも比較的多いゲームだから面倒さが…
前にやってたアンケートでデイリー多いかどうかみたいな欄があったので何かしら緩和されるといいですね
JTK使う時にしっかりと権限とかを説明してて偉い
しかし面白くてもアクション性をしっかりし過ぎたら普通に辛いわ
ジョイトゥキーで動かなくて困ってたけど
管理者として実行やったら動くようになった
ありがとうゲムぼく
ゲムぼく、意外とPC知識に強いので頼れる
大陸産ソシャゲよく『凝ってて面白いけどめんどくせえ』ミニゲーム挟んでくる印象ありますね。
でもイージーあるのはありがたき。
恥ずかしながらJoyToKeyを使う時、ネットで調べたままの流れでいつも「管理者として実行」してたからその意味を知らなかった
ゲームの設定を上書きするためだったのか…サンキューゲムぼく
イージーモードでも足場の乗り継ぎの難易度は変わらなさそうだから
設定に費やした時間もたぶん意味があったんだよ
実際のところJoyToKey使って良いのか悪いのか解んないんですよねえ…
だからキーマウでせこせこやるという
ゲムぼくにしては真面目な記事
PC用のコントローラーじゃなくてもPS系とかスイッチのも使えるから
持ってない人はそれでもいいかも
8bitdoを広告枠にするの信頼できる。
WASDじゃなくて矢印キーで操作させろ!って声が結構あって 意外とみんなキーマウでインディーゲームとかしないのか…?PCあるならSteamで時間無限に使えるぞ…とか思った
え!?何事もなく終わった!?
ニケのデカパイデカケツにアーアー言いなさいよ!
初日にちょっとやってブン投げて触ってなかったからイージーあるのこれで知れました
ありがとムチムチバーサーカー
ゲムぼくの記事なのに参考になる
ゲムぼくの記事なのに
解説!
基本PCでやってたから「ボリュームあって面倒くさいな…」くらいの感覚だったけど、
確かにスマホでやったら操作性で発狂するかもしれん。
Dave the Diverもあまり好きではなくてそれでもデイリー分やってたけど、
今回は断念した、まーーーじでやりづらかった
むしろ開発側がテストプレイでストレスたまらなかったのだろうか
ストーリー知れる必須のやつにこういうミニゲームやらされるのはつらみしかない
スマホ用のゲームパッドみたいなの見た事ある気がするけどそれは使えないのかな
連続ジャンプで乗り移って失敗したらやり直しのところですごくイライラさせられてたので助かります。
後はマップにワープポイントの名称表記がなくてどこに飛ぶかがすごくわかりにくいのを何とかしてほしい…
マップで鍵かかってる所や炎の解除が必要な所が表示されないとか、ワープの時にマップ近すぎてどこかわからないとか
とにかくいろんなジャンル作るのは良いけど遊びやすくするノウハウが無いから、ストレスが溜まりやすいミニゲームが多いと思う
……道の途中にいきなり報酬無し高難易度アスレチック配置したのはマジで許さんぞ
あくまで”ミニ”ゲームだからUIUXに気が回ってない感じありますよね…
全然ミニじゃねえけどな!!!
キーボード&マウスでどっぷり探索沼に浸かって大喜びしている私が異端だったのか…
今どきはPC以外のデバイスでNIKKEを遊ぶユーザーの方が多そうだもんねー
2D好きだからゲーム性に不満はないけど一気にプレイして一通り終わったのでデイリーが完全に作業になるのが辛い
逆説的にEnderLilliesが如何に丁寧に作られていたかがよくわかる感じ。あらゆるマップがストレスフルだった。
つかせめてPC版はデフォルトでコントローラー対応しておいて欲しかったよね。
イージーモードなかったらまじで投げてたわ。内容はいいだけに勿体ない
無駄にマップ広くして時間がかかる作りになってるのホンマ酷い
あと???でキレそうになった
操作性の不便さがなければミニとは言えないくらい面白いし、拾えるフレーバーによるイベント本編の高解像度化は間違いないし、途中「Goddess of Victory」が流れた戦闘なんて意味が分かった瞬間「やられた!」って膝を打った
でも操作性がなぁ…
有能記事助かる
真面目に参考になる情報ありがとうございました。
どうせ次の記事でグレイブの腹とフトモモオチなんだろうけど。
JoyToKey、アリスギアやるときもかなり便利なので使ってみてほしい
スタートボタンでメニュー開けたり十字ボタンでステップできたりするので
俺は後で難易度低下パッチが来ると信じて放置してる
隠し含めて全部終わらせたけどnikkeであることを差し引いてもクソと言わざるを得ないくらいにはメトロイドヴァニアというジャンルを理解していない感がすごかった。
こういうアクション苦手で投げ出したけどイージーモードあるならやるか
ありがとうゲムぼくさん
なんでこんな記事をと思ったら、終盤が普通に難しいんですね。これはパッドないと無理だわ。たすかりました。ありがとうございました。
あまり批判的なことは直言しないゲムぼく。をしてやっぱあの素の操作性はアレって認識になるんやなぁって
この手のアクション、全くダメだからうちはもう諦めたのだ
問題なのはミニゲーム収録のせいで、シンデレラ関連の話を復刻であろうとも読み切るにはこれやらなきゃ永遠に無理なんじゃってことなんだよね…
操作性以上に敵の耐久力が高すぎ
うおおお
JoyToKey「管理者として実行」の情報マジでたすかったわ
thx!
プレイ中、コレジャナイ感が凄まじかった
8bitdoはいいぞ。
視認性が悪いのはあえてなんだろうが
進行に必要なアイテムは自動で入手できるようにしてほしかったわ
取り忘れがあるといらいらするどころじゃない
メトロイドヴァニアのゲームデザインする上での反面教師の塊みたいなコンテンツだった。
・マップ切り替えごとにロード入ると探索つらい
・なぜ穴落下で同じマップに戻されるときもロードが入るのか
・ノックバック強すぎ
・ノックバック中に空中制御効かないのつらい
・マップ遷移直後に敵を配置するとノックバックで前マップに戻されるので配置すべきでない
(本家メトロイドのハッチがくぐったあとすぐ閉じるのはこの問題の防止のためにあったんやなとこの機会に気づく)
・自動照準が最も近くの敵を照準するので目の前の敵を撃てないのつらい
・マウス照準は狙ったところに飛ばないのつらい
やっぱりめんどくささがありますよね。
ストーリー気になるのでやめられないのも、その通りだと思いました。
PC版でマウスとキーボード操作で、何とかクリアしました。
敵を狙ってQキー連打しまくりました。
アイテムの取り忘れ?戻って探すのめんどくさくて(目逸らし
解説までお疲れ様です。
そして30年前のゲームであるスーパーメトロイドの完成度の高さが改めて分かりましたわ
しかしIN THE MIRROR単体で配信してくんねえかな、操作性を良くして