
「はい、リハーサル終了です! みなさん、明日もよろしくお願いします!」
韓国・ソウル。
『ブラウンダスト2』サービス1,000日記念ライブの前日リハーサルを無事に終えた。
「ゲムぼく。さんは、明日は○○時ごろにスタジオに来ていただければ大丈夫です」
「あっ、そうなんですね。じゃあ、お昼ごろまで適当に観光でもしようかな」

ホテルに戻って、ネットで近くの観光スポットを調べてみたところ……

おっ、近くに水族館がある! ここにしよう!

翌日、午前中。
『ロッテワールドモール』にやってきた!

ほ~……

なるほど……?
見た感じ、日本のショッピングモールとほとんど変わらないな。なんならユニクロや無印良品も入っているから、パッと見は完全に日本だ。
そして、ここのB1Fに水族館があるらしい。日本でもすみだ水族館やサンシャイン水族館など、商業施設内の水族館はいくつかある。B1Fは珍しいが。

おっ、ここかな?
かわいいサメのマスコットみたいなのがいるぞ。

やっぱりここだ!
ロッテワールドアクアリウム! 商業施設内にありながら、約650種もの海洋生物を展示する大規模水族館らしい!

入場はオンライン購入したチケットのQRコードを見せるだけなので、韓国語がぜんぜんわからなくても大丈夫。元気に「カムサハムニダ!」と言っておけばなんとかなる。
どんな生物がいるだろうか。ペンギン、いるだろうか。
ぼくはペンギンが好きで、ペンギンを見るために日本各地の水族館・動物園によく行っている。日本だと事前に調べてから行くことが多いが、今回は海外の水族館かつ思いつきで来たので、予備知識がなにもない。これはこれでワクワクする。

おっ、入口横にパンフレットやスタンプカードが置いてあるぞ。日本でもよくある。
左側にあるのは「本日のイベント一覧」みたいなやつだろうか? 「Feeding & Talk Time」と書いてあるから、たぶん、飼育員さんがエサやりをしながら解説してくれるイベントだろう。
どれどれ。いったいどんな動物のエサやりが……えっ!?

ペンギン!? ペンギンって書いてある!
時間は……12:00と16:00!? えっ、いまは!?

あと6分しかないじゃねーか!!

怪奇! ひとり早歩きですべての魚を素通り&すべての客を追い抜いてスタスタ進む日本人! なにしに来たんだと思われてそう!!
どこだ……!? どこだ、ペンギン……! 日本の水族館だとペンギンは順路の後半にいることが多いが、韓国は……!?

あっ!!
いた! 合ってた! やっぱり韓国でもペンギンは順路の後半だ!
まだ遠いが、あれは……フンボルトペンギンかケープペンギンだ!

あっ、フンボルトペンギンだった!
かわいい! ロッテワールドアクアリウムのフンボルトペンギンも体脂肪たっぷりのむちむちボディでかわいいね!
ちなみに、ペンギンに詳しくないあなたはフンボルトだのケープだの言われてもよくわからないだろうし、なにをもってフンボルトと断定されたのかもわからないと思うが、

ポイントはここ。
フンボルトペンギンとケープペンギンはそっくりさんだが、顔のピンク模様の場所が違う。クチバシの根元がピンクなのがフンボルト、目の上がピンクなのがケープ。
この2種は日本の水族館・動物園でもいちばん数が多い2種なので、ぜひ覚えておいて、次回に水族館や動物園に行ったときに役立ててほしい。

あっ、飼育員さんがちょうど出てきた!
ということは、12:00になったようだ。エサやりタイムが始まる!

か、かわいい……!
整然と並んでエサを待つフンボルトペンギンたち!

そして、飼育員さんが魚を手渡し!
脚と首を懸命に伸ばして魚をキャッチ! ペンギンは伸びると意外と背が高い!

よかったねぇ! お魚もらえてよかったねぇ!

エサやりの流れや雰囲気は日本の水族館とほぼ同じだが、やや特徴的なのは「ペンギンを運動させよう」という意識が強いこと。高いところのエサを背伸びで取らせたり、わざとエサを放り投げて走らせたり。
これはおそらく、健康促進的な意味と、ショー的な意味の両方があるのだろう。特にショーとしての役割は重要だ。商業施設内の水族館という場所柄、子ども連れのお客さんがとても多いから。

この通り、ペンギンフィーディングタイムは大盛況!
やっぱり韓国でもペンギンは大人気! やっぱり韓国人も我々日本人と同じく体脂肪たっぷりのむちむちボディが好きなんだ! そこに国境なんてない! よっ、日韓むちむち友好条約!

ハァ~……かわいい……
ガラス越しなのに「ぺたぺた」という足音が聞こえてきそうなほどのもちもちぽよぽよ感……
……あれっ?
奥のほう、よく見ると……

幼鳥(ようちょう)がいる!
大人と子どもの間くらいのペンギンだ! 珍しい!
前述の通り、フンボルトペンギンはケープペンギンとそっくりなのだが、幼鳥になると完全に見分けがつかない。プロの飼育員でも識別できないことがあると言われるほど。
ここはフンボルトしかいないのでフンボルトだとわかるが、日本の長崎ペンギン水族館などではフンボルトとケープを同時に飼育しているので大変だ。うっかり混ざると取り返しがつかない。

おっ、幼鳥がエサ食べてる!
食べてるが……大丈夫か? ペンギンは魚を頭から丸飲みするのだが、横向きにくわえてしまっているように見えるが……

大丈夫じゃなさそう!

暴れてる! まだ食べ慣れてないんだ!
必死に首を振って、どうにか魚の頭を喉元に持ってこようとしている! 大丈夫か!?

大丈夫じゃなさそう!
残像ができるほど首を激しく振っている! 全力ヘッドバンギング! ヘビメタペンギン爆誕!

あっ、いけたっぽい!
よかったね! 疲れ果てた顔してるけどよかったね!

ロッテワールドアクアリウムはガラスがキレイで、生物がよく見えるし、透明感のある写真も撮りやすい。
ペンギンが水に潜ると見られる、羽毛の間から漏れる泡もこんなに美しく撮影可能!

お顔もこんなに美しく!
首からお腹にかけてのなだらかなもちもちラインが素敵! 人間も全員こうなればいいのに!

こちらは、ペンギンゾーンの横にあった展示。
これは……換羽(かんう)の写真っぽいが……?

あっ、なるほど! ペンギンモルトコレクション! 換羽コレクション、略して換コレ!

これはつまり、ペンギンの換羽をファッションショーに見立てた特別展示。
いい発想だな。おしゃれでおもしろい。換羽中の姿はペンギン好き以外の人からはいまいち人気がないのだが、これなら興味を持って見る人も多そう。

おっ、これは日本でもよくあるやつだ。ペンギンを人間っぽく見立てた恋愛相関図。
個人的には、上位存在であるペンギンを下等な人間にたとえる必要がないと思っているのであまり見ないのだが、エンタメとしておもしろいのはわかる。
このように、「ふだん水族館にあまり興味がない人でも楽しめる展示」も多く用意されているのが、ロッテワールドアクアリウムのすばらしいところのひとつ。
もちろん、ペンギンゾーン以外にもそういう工夫はたくさんある。たとえば……

花と一緒に魚が展示されている写真映えする水槽があったり、

宝石をイメージしたキラキラした水槽もあったり、

日本でもときどきある、トンネル型の水槽もあったり。
さらに、こうした変わった展示の中で、いちばん驚いたのが……

おっ、左上のほうに大きめの魚がいるな。
青色と黄色の……なんだろう。形やサイズ的にはタイの仲間かな?

えっ!? ロボ!?
タイじゃない! ロボが魚に混ざって泳いでる! 怖っ! めちゃめちゃびっくりした!!

これは、観賞魚ロボットと本物の魚を混泳させる展示のようだ。
近づけばロボだとハッキリわかるが、泳ぎはものすごく自然で、遠目に見ると区別がつかない。
なんなら、このロボを先頭にし、ほかの小さな魚たちが後を追って魚群ができていたほど。魚からも仲間だと思われている。すごい。ぼくやあなたなんて同じ人間同士ですら仲間をまともに作れないのに。

商業施設内の水族館なので敷地面積はそこまで広くないはずなのだが、日本ではなかなか見ないものを含めておもしろい展示が多数あり、サメなどが広々と泳ぐ立派な大型水槽もある。
すごいぞ、ロッテワールドアクアリウム! あくまで個人的な体感だが、これで約2,300円はかなり安い気がする!

すべての展示をちゃんと見る前提ならば、一周の所要時間は1.5~2時間くらい。
フィーディングタイムなどのイベントもチェックすると、タイミングによるが3~4時間くらいだろうか。

小さな生き物から、

大きな生き物まで、いろんな生物が見られる!
現地の言葉がわからなくても、水族館は自分のペースで歩き回って自分の感性で楽しめばいい施設なので、海外旅行で行く観光スポットとしてはかなりいいかもしれない。今後もどんどん行こう。
とても楽しかった、ロッテワールドアクアリウム。
いろんな生物がいたが、いちばんの主役はやっぱりペンギン!
……と、言いたいところなのだが。
じつはここには、破格の扱いを受けている生物がいる。明らかな特別待遇を受けている真の主役がいる。

これ。
B1Fの広場中央、いちばん目立つ場所に、ガラス張りの広い空間が。ほかのほとんどの水槽より大きい。
ここにはいったい、どんな魚が……?

……えっ、これだけ?
コイの仲間っぽい魚数匹と、アヒルの仲間っぽい鳥数羽……

……あっ!!

カピバラ!
えっ、これカピバラの家!? カピバラ1匹のために広場中央にドデカ部屋を!?

カピバラ専用の休憩スペースと、

カピバラ専用の温泉まで!?

何者なんだ、お前は! ここは水族館だぞ!

いろんな生物がいるが、なぜか最終的にカピバラが支配している謎の水族館、ロッテワールドアクアリウムをよろしくな!











コメント
>やっぱり韓国人も我々日本人と同じく体脂肪たっぷりのむちむちボディが好きなんだ!
ブラダス2やNIKKEやラスオリを生み出した国だということを思い出すと安易に否定できないな…
ロボかっけえ
初韓国が昨年12月なのにあまりにも慣れてて草生える
カピバラ可愛い…韓国だと珍しいんですかね?
日本に続いて韓国の水族館も制覇しようとしてる?
このブログのせいで最近フンボルトペンギンとケープペンギンが瞬時に見分けられるようになった
楽しそう〜!!!!!!!!
さすが水族館オタクだ
ゲムぼくはいろんな物のオタクで凄いと思う
韓国水族館シリーズ好き
カピバラはかわいいからな。
カピバラの弱点は水に潜る生き物だから触った時にゴワゴワしてる事ぐらい
⇒”上位存在であるペンギンを下等な人間にたとえる必要がないと思っている”
深く考えたら確かに真理…
ペンギンが順路の後半にいるのって水族館好きには当たり前の知見なんですか
今初めて知ったんですけど
>ぼくやあなたなんて同じ人間同士ですら仲間をまともに作れないのに。
急に刺してくるじゃん
ゲムぼくで本当に面白いのはこういう記事だと思ってる
韓国旅行シリーズすき
> 換羽コレクション、略して換コレ!
ダメージに応じて脱げそう
ロボ魚←ダライアスだこれー
>ぼくやあなたなんて同じ人間同士ですら仲間をまともに作れないのに。
巻き込むな
支配者カピバラ>上位存在ペンギン>下等な人間ってこと…!?
拙者も常々全人類がペンギンになればいいのにと思っていたので
同じ思想のひとがいるとわかってうれしいです
ヘビメタペンギンでめちゃくちゃ笑った
なれてなくて可愛い
>>ぼくやあなたなんて同じ人間同士ですら仲間をまともに作れないのに。
急に正論で刺すのはやめてください 泣いてしまいます
ロボの魚、気になるな……現物見てみたいな……
日本でも常設展示がないか調べたけど、調べ方が甘かったのか見つからなかった……
代わりにイタリアの水族館「Mediterraneum Aquarium Rome」ではキダイ、中国の水族館「小梅沙海洋世界」にはなんとロボのジンベエザメが水中展示されているそうだ。
気軽に行ける場所ではないけど一度見てみたいなぁ!
楽しそうな、ゲムぼく。
ペンギンの亜成鳥、羽も好きだけれどやっぱり一番いいのはその子供を感じる動きだと思う
あまり慣れてない無駄そうな動きとかスキ
ベルサー軍は韓国にあったのか
携帯の時刻画面、素敵
絶妙に人に見られても大丈夫、かつ人となりを表す画像だ
ホーム画面とは違うんですね
よく見たらカピバラ最初の方に写ってた