
東京都新宿区、新宿三丁目駅E10出口からほぼ直結。

ここに、『ファイナルファンタジーIX』のポップアップカフェがあるらしいが……?

あっ、あった!
めちゃくちゃ目立つ! 外装からしてFF9!

25周年記念の新規イラストがお出迎え!
フライヤ、細くてかっこいいね! クイナ、いちばんむちむちでいちばんかわいいね!

入店!
ここが、『FINAL FANTASY IX 25th Anniversary POP UP CAFE』だ!

FFシリーズ9作目にあたるFF9は、2000年7月7日にスクウェア(現スクウェア・エニックス)からプレイステーションで発売された。今年で25周年。
「FFシリーズでどれが好き?」という話題になったとき、じつは微妙に名前が挙がりづらい作品なのだが、個人的には一、二を争うくらい好きだ。
また、当時は『デジキューブ』という、コンビニでゲームソフトが買えるという当時としては画期的な流通システムをスクウェアが展開しており、FF9はその看板タイトルのひとつだったことも思い出深い。
定価販売しかできないことによる割高感なども手伝い、最終的には事業としてうまくいかなかったようだが、近所にゲームショップがない田舎の住民にとっては救世主だった。ありがとうスクウェア。セブンイレブンで親に買ってもらったよ。

そんな思い出のFF9のポップアップカフェとなれば、さすがに行くしかない!
とりあえずWeb予約だ! ひとりでふつうに食事に行くぞ!

予約の用途欄に「ひとりでふつうに食事」の項目がないが?
誰かと行く前提での選択肢しか用意されていない。FF9屈指の名曲『独りじゃない』を思い出した。あのときジタンにはフライヤやサラマンダーやクイナやスタイナーやダガーが来てくれたが、ぼくには誰も来ない。独りだ。ジタンの曲名は『独りじゃない』だが、ぼくの曲名は『独り』だ。なにもファンタジーじゃない。ただのファイナルだ。ジタンの人生はファイナルファンタジー。ぼくの人生はただのファイナル。たかがポップアップカフェの予約ひとつでこんなに悲しい文が生まれることある?

ただ、実際には当然ながら、おひとりさま席もたくさんあるので安心!
ぼくが行ったときにはお客さんはぼくを含めて10人くらいいて、うち4人がひとりだった。よかった。人生がファイナルの人がぼく以外にもいた。そんな失礼な言い方ある?

おお……

メッセージボードがファンの熱い想いでいっぱい!
やはり当時のプレイステーション世代の人たちがいちばん多そうだが、意外とそれ以降の世代の声も多い。『ディシディア』や『FF14』あたりからFF9に興味を持って、PCやSwitchでプレイした人がけっこういるようだ。
FF9は「原点回帰」の「王道ファンタジー」であり、それが当時は「刺激に欠ける」と評価されてしまうこともあったが、個人的には、原点であり王道であるがゆえに時が経っても色褪せづらい作品だと思っている。いま遊んでもちゃんとおもしろいFFのひとつだ。

店内のモニターではFF9のムービーや名場面が流れており、もちろん店内BGMもFF9のものばかり!
ぼくはFF9の通常戦闘曲がめちゃくちゃ好きなのだが、それも流れていて「ウオオオオ!」となった。
よし、いろいろ飲んだり食べたりするぞ!
まずは……

『魔法のドリンク』(880円)。
魔道士のつえが刺さったソーダで、シロップをファイア、ブリザド、サンダーから選べる。今回はブリザドを選択。
これは、ちょっとしたギミックがあって……

シロップを流し込み、魔道士のつえでかき混ぜることにより、自分でブリザドドリンクを作って飲むのだ!

美しい! そしておいしい!
言ってしまえば透明なソーダにカラーシロップを混ぜるだけだが、魔道士のつえと魔法名のおかげで、FF9らしさがよく出ているし、体験として楽しい。

店内に流れる戦闘BGMを聞きながらブリザドを作るのは気分が上がる。隣にスタイナーがいれば魔法剣が撃てるのに!

『ビビ』(990円)。
公式の説明によると、「黒魔道士ビビそのままをドリンクにした1杯!」とのこと。
なるほど、たしかにビビがドロドロに溶かされてココアになってる! とってもかわい……

怖いわ! するな! ビビそのままを! ドリンクに!!
いや、かわいいのだが、ビビの出自を知っていると微妙にシャレにならない感じもあって、絶妙な仕上がりのドリンクになっている。ビビが好きなら絶対に頼むべきクオリティだが、ビビが好きなら絶対に罪悪感にさいなまれる。ファンをどういう気持ちにさせたいんだ。

ごめんな……ビビ……
おいしいよ……ココアもさることながら、ブラックエスプーマがおいしいよ……ビビの魔力おいしいね……ズズズ……

ブラックエスプーマがかなり濃いので、飲み終わるとカップにビビの残骸が残る。残骸って言うな!!

そして、これが今回のメイン! 『25thアニバーサリーケーキ』(1,760円)だ!

銀粉がちりばめられた盛りだくさんのフルーツに、フードプリントの25周年イラスト。お皿はマンゴーソースとシャンパンゴールドジュレで飾られており、これはFF9の象徴であるクリスタルをイメージしているらしい。
超豪華! さすがアニバーサリーケーキ! FF9、25周年おめでとう!
ここで重要なこととして、このポップアップカフェは『パセラボ』という、カラオケパセラで有名なパセラグループが運営している。
パセラということは、つまり……

単純に食べ物がおいしいということだ!
パセラの食べ物はぜんぶおいしい! あらゆるカラオケチェーンのなかでも頭ひとつ抜けたフード&ドリンクのクオリティを誇るパセラなので、このコラボカフェのメニューもおいしさ満載!
そもそもこんな複雑でこぼれ落ちそうなケーキをメニューの見た目通りに安定して作れる時点で、品質管理のすばらしさがわかる!

いやあ、飲んだし食べた! 大満足!
じゃあ、最後に……

デザートのカレーもいっとくか!
『クイナの大好物入り具だくさんカレー』(1,540円)!
先に言っておくと、これはダントツでおいしかった。さすが料理人であるクイナの名を冠するメニューだ。
ほどよい辛みととろみのあるマサラカレーに、ボリュームたっぷりのご飯。

さらに、野菜もたくさん! パプリカ、とうもろこし、赤たまねぎ、パクチーがあり、山椒がちょっとかかっていてピリッとした味わい!
そして、なにより……

手羽餃子!
これは、クイナの大好物であるカエルをイメージしたもの。手羽先に見えるが、中には餃子のようにひき肉や野菜が入っており、柔らかく歯切れよく肉汁がしたたる。まさにカエル肉の食感を完全再現! こだわりがすごい!
……

すごいけど、そこまでする必要あったか……? 抵抗がある人もいるのでは……?
しかし、これこそが作品愛である。クイナのカレーなんだからクイナの好みが詰まっているのは当然である。
このクイナのカレーは質・量ともに本当に満足度が高く、新宿を再訪する機会があればこれを食べるためだけにまた来てもいいな、と思えるほどだった。
まあ、ぼくがクイナが大好き、という補正も若干かかっているかもしれないが。だってクイナは、

ご飯いっぱい食べていちばんむちむちでいちばんかわいいから!

特典のコースターをもらい、お会計を済ませる。
レジでもらえるランチョンマットは、+200円でラミネート加工ができるらしい。それをお願いすると……
「はい、ではこちらをお持ちになって、エレベーター前の機械をお使いください」

えっ!? 自分でやるの!?

なにこれ!? 楽しい!
ラミネート加工ってこうやるんだ! こんな機械あるんだ! 買いたい!

カバンに入らなかったので、ラミネート加工されたランチョンマットを手に持ったまま帰る異常FF9愛者になってしまったが、楽しかったのでよしとする。

ポップアップカフェは建物の2Fと3Fにあり、1Fはグッズショップになっているので、記念にグッズも購入。ビビのミニアクリルスタンドを買った。
やっぱり、なんだかんだ言って、FF9の象徴はビビだ。主人公はジタンだが、多くのプレイヤーがもっとも思い入れが強いのはビビだろう。ときに自分自身を重ね、ときに子を見守るような気持ちで、みんなビビを応援したはずだ。みんなビビがいちばん好きなはず。ぼくももちろん、

クイナがいちばん好き!!

FF9ポップアップカフェは、2025/12/12(金)までの期間限定開催!
あなたもビビを吸ってクイナのカレーを食べよう!



















コメント
ビビ…
セルフラミネート加工!?
>デザートのカレーもいっとくか!
食べる順番がおかしいな?
パセラのご飯が美味いのはガチ(特にスイーツ系)
FF9覚えてないけど昔やったなぁ
お疲れ様です。
ゲムぼく。さんの『FINAL FANTASY Ⅸ』愛は『質問にまとめて回答する回』シリーズで以前より拝見しておりましたし、
『FINAL FANTASY Ⅸ』25周年企画の報を聞く度大変嬉しそうな様子を楽しみにしておりましたが、
ここまで深く喜ぶ様は『FINAL FANTASY Ⅸ』未プレイの身ながら自分のことのように大変嬉しいです。
旧く愛しき友人との再会、おめでとう。
カレー食べてみたいな
新宿が職場なので今度行ってみます
今じゃダウンロードカードがどこのコンビニにもある時代だもんなー
罪悪感覚えながら普段と同じ吸い方してるのはちょっと怖いぜ
当時は子どもだったので、セブンイレブンで親に買って貰ったという思い出が同じで、しみじみしてしまいました。
パセラのご飯、美味しいから良いですよねー
コラボ系は面白いメニューも多いのも楽しい
普通はアニバーサリーケーキをデザートに持ってくるが、お腹が空いていて美味しく食べられるうちにケーキを食べてその後カレーを食べるという策士
ビビ…正体…アッアッアッ
ゲムぼく。さんがFF9配信したのを見て懐かしくなり積んでたのを引っ張り出してやってます
穴掘りが楽しくてラスボスを放置してます
FF9は後から評価される名作って感じよね
逆に8は当時ならではの感じがあった
ff9はスマホでも出来るからみんなやったらいいんですよ画面いっぱいのブラネ様かと思ったら読み込み黒画面に映った自分でしたってなガッハッハ
パセラのコラボカフェは毎回メニューがすごい凝ってるしクオリティ高い
FFIX懐かしいなー
コラボカフェにありがちな紙製のランチョンマットをパウチできるのすごくいいな
>ぼくの曲名は『独り』だ
おい、俺がいるじゃないか
当時クイナをメインに使ってると言ったらイジられた俺が
「カレーは飲み物」というのは聞いたことあるけど「カレーはデザート」は新しい概念すぎる
ラミネーター懐かしい!
同人活動してた古のオタクなので家にありました
イベント前日にラミカを延々と手作りするんすよ
カレーマジでうまそう
デザート感覚でカレーを食べる様にウガンダさんもニッコリや
ビビのクオリティーの高さと闇の深さよw
(ブログの孤独な)仲間がいるよ!!
思い出のゲームなんだなぁ…良い記事だった
デジキューブ、自分の所にも有りました(懐かしい)ケーキがメインで、カレーがデザートとは、流石ゲムぼくさんですね!
大丈夫、ゲムぼく。の仲間もいっぱいいるさ
きっとこのブログ常連読者の9割くらいは人生がファイナルだから(決め付け)
メインがカレーじゃなくて、おやつ扱いなのがゲムぼくさんですねw
デジキューブ懐かしすぎる…アンサガの特典がついてたのでデジキューブで買いました
そして、ブリザドドリンクは懐かしのポーションを思い出す(味はかなり微妙だったけど)
私もFFだと9がTと一番を争ってるな
新感覚アクティビティ「ビビ吸い」
猫吸いみたいな感じで帽子を吸う
パセラのコラボカフェといえばラミネーターセルフサービスよな。アキバのパセラにもラミネーター設置してあるから、グラサイキッチンやFFⅩⅣのコラボカフェとかいろいろなコラボカフェ帰りにやってる人が割と多いぞ。
カレーを美味しく食べるためにケーキを先に食べたってこと!?
FF9は大人になってから好きになったかな
FFシリーズで9だけ唯一やったことあるけど、親のPS2が壊れかけであるところで絶対フリーズして進めないから辞めちゃったの思い出した
Steamであるし大人になった今やろうかなぁ
帽子被ったキャラが好きだったけどビビって言うんだなぁ
ラミネート加工って、大事に保存したいものにかけたくなりがちなんですけど、
大抵「1点ものにはやるな!」っていう矛盾した文言が付いて回ってくるんで、ムツカシイネ…
フライヤ推しワイ、25周年アートでクイナを出されるとフライヤも着いてきてくれるからニッコリ。
ブルメシアゲートでの早期加入限定イベントいいよね…。
FFIXは不朽の名作!
ビビココアがもしホットで霧に見立てた湯気が立ってたら耐えられなかったかもしれない…
FF9一番好きだから行きたいけど東京はちょっと難しいな…大阪でもしてくれないかな
ラミネーターは1万円くらいで普通に売ってますよ
バイトでもよく使ったなぁ