みんな大好きくら寿司！ ぼくも大好きくら寿司！
ぼく「いっぱい食べるぞ～！」
娘・息子「たべるぞ～！」
くら寿司の目玉と言えば、『ビッくらポン』というガチャ。「お寿司」と呼ばれる有償石を5個消費して1回引ける。
ソシャゲ感の強すぎる説明をしてしまったので言い直すと、お寿司を食べ終わったお皿を投入口に入れていくと、5皿ごとに1回タッチパネルの画面上で抽選が行われる、というミニゲームだ。もし「あたり」が出ると、景品がコロッと転がって出てくる。
しかし、これには大きな問題がひとつあって……
娘「パパ、なんかたべないの？ まだなにもとってないでしょ」
ぼく「うーん、そうなんだけど……食べたいのがビッくらポンの皿じゃないんだよな……担々麺とかコーヒーとか……」
そう。くら寿司にはお寿司だけでなくサイドメニューやドリンクもたくさんあるのだが、それらのなかには、ビッくらポンの対象ではない（容器が投入口に入らないので枚数カウントされない）商品もけっこうあるのだ。
具体的には、値段が100円（1カウント）や200円（2カウント）じゃない商品はほぼすべて対象外。ぼくはいま担々麺とアイスコーヒーがほしいのだが、それは450円と150円であり、もちろんビッくらポン対象外。
うーん……せっかくなら、ビッくらポンたくさんさせてあげたいよな……担々麺は我慢するか……
息子「パパ、この『スマホでちゅうもん』ってやつ、つかわないの？」
ぼく「ん？ ああ、そういえばそんな機能あったね。まあタッチパネルでいいんじゃない？」
息子「スマホでちゅうもんすると、おすしじゃないのもビッくらポンになるって、かいてあったよ」
ぼく「えっ！？ そうなの！？ そんなことあるの！？」
この店舗がスマホ注文に対応しているのは知っていたが、それでビッくらポンができるなんてあるのか……？
さっそく、タッチパネル上に表示されていたQRコードを読み取り、アプリを開いてみると……
ウッ、ウワアアアア！
ホントだァァァァ！！
えっ、つまり、これなら投入口に入らない商品でも、550円ぶん食べればビッくらポンが引けるってこと！？
いいんですか！？ 担々麺とアイスコーヒー、頼んじゃっていいんですか！？
おいしい～！
くら寿司の担々麺はめちゃめちゃおいしいのでみんな食べてみてください～！
娘「あ、パパのコーヒーきたよ。はい」
ぼく「ありがとう～！ コーヒーこぼれやすいのにそんなサッと取れてすごい～！」
コーヒーもおいしい～！
うちの娘はレーンから商品を取るのがとても上手なのをみんな知ってください～！
そして、これらが届いたあとにスマホを見てみると……
“タップするとビッくらポンが遊べます。”
来た！ ホントに来た！
ビッくらポン対象じゃないはずのサイドメニューでビッくらポンができちゃった！ めちゃめちゃお得な気分！
残念ながらハズレになってしまったが、ここでぼくはひとつの確信を得た。
これ、次は当たるぞ。
よくよく考えたら、このスマホ版ビッくらポンは、どう考えても当選確率が高く設定されているはずだ。
お店側の視点に立つと、サイドメニューは基本的にお寿司より高い商品が多く、売上増への貢献度が高い。
さらに、お客さんにタッチパネルではなくスマホを操作してもらうことは、衛生面でもメリットが大きい。さらに、タッチパネルとスマホという形で注文ツールがふたつに増えることで、「あ！ これ食べたい！ 注文しよ！」みたいな衝動買いもしやすくなるかもしれない。
とすると、お店側としてはこのスマホ注文のシステムはもっと普及・促進を図りたいはずであり、そのためにビッくらポンの当選確率を通常より高めに設定することは当然と言える。
よし……！
ぼく「せっかくなら、高いデザート食べようか。300円くらいのをふたつ頼めば、もう1回スマホでビッくらポンできるでしょ。好きなの頼んでみる？」
娘・息子「やった～！」
娘「でっか！」
娘・息子「おいしい～！」
ぼく「ゆっくり食べていいよ。よし、これでもう1回いけるな。これは当たる」
息子「えっ！？ あたりがわかるの！？」
ぼく「まあ、だいたいね。タッチパネルのほうのビッくらポンはだいたい当選確率が1/5とか1/6とか言われていて、まあ要するに25皿食べて1回当たるかどうかって感じなんだけど、たぶん、スマホのほうはもっと確率が高いね。さっき分析したんだけど」
息子「すご！」
娘「パパのぶんせきすごい！」
ぼく「たぶん、店側の意図からすると、スマホ版の当選確率は1/2か1/3くらいにしてきてるはず。さっき1回やって当たらなかったから、順当に考えると次は……」
当たらないじゃねーか！！
コメント
親主導でビッくらポンする立場逆転感好き。
ゲムぼくさんって「子供向けコンテンツに子供以上にハマる親」の典型だよな…
頭のいい計算から出てくる頭の悪い結果好き
あまりに典型的なガチャ沼のはまり方で安心する
確率1/3なら２連続外れでも仕方ないね
“娘「でっか！」”←これは血を引き継いでますわ
店の意図とかいうガバ根拠すき
くら寿司は労働環境の問題はあるけどびっくらぽんが子連れ世帯には最強コンテンツすぎるので是非がんばって欲しい
これ読むとめちゃくちゃいいお父さんなんだけどむちむち狂いのDCSライターなんだよな…
お子さんがビッくらポン回せるように好きな物やめようとしてるのめちゃくちゃいいお父さんだな
「こんなのボクのデータにないぞ！」って負けるデータ型の敵だね
冷静に考えて担々麺とコーヒーってどんな組み合わせだよ!?
ラストオリジンと進研ゼミぐらい接点ないぞ
さらっと娘ちゃんを褒めるの素敵
マウントなんですけど、この前45皿食べて9個当たりました
ちなみに”マジ”でビッくらポン景品が欲しいやつはお子様セットをスマホ注文で頼む
お子様セットには確定で一つビッくらポン景品がついてくるしサイドメニュー扱いなためスマホでビッくらポンに対応していてちょうど1回引ける程度の値段 複数頼めばビッくらポンコンプも夢じゃないね
それはそれとして子供が食べやすいメニューで構成されているので家族で1～2セットくらい頼むのは普通に有りです にぎりと軍艦巻きの2パターンあるし
あくまでも値段相応のって枕詞は付くけど、くら寿司の担々麺はおいしいよね。
そのカプセルの横にいる子供が出てくる『回転むてん丸』って漫画は面白いし今でもくら寿司HPで全話無料で読めるしむちむちでギザ歯でいっぱい食べるアネゴ系お姉さん猫娘も出てくるのでおすすめですよ
娘さんを褒めていい父親してるなあ
お子さんが何かしらアクションした時に褒めているの見てよくわからんが泣いてしまう
たまに本当のファミリー層向けブロガーに擬態するのがゲムぼくの怖いところ。早くDSFを開催してくれ
ゲムぼく。のちんちんも鮮度くん被ってるから親戚みたいなもんだよね
子育て担当とムチムチ担当は別人格だからな
>ぼく「ありがとう～！ コーヒーこぼれやすいのにそんなサッと取れてすごい～！」
子供に対して全力で褒めていくスタイル､好き
かき氷めっちゃうまそうやん
そろそろ子供たちに「パパあたまよさそうなこというけどけっこうまちがってることおおいよね」って気付かれない？ 大丈夫？
寿司を食え寿司を
かき氷がデカ過ぎる
それはそうと本当に良い親子
お互いの関係性とか、子供さんが健やかに育ってるのとかが良く分かる
良い記事
ビッくらポンは子供受け最強
ちょっと情けないところもあるけど基本いいお父さんなの好き
ちょっと情けないところもあるけど
ゲムぼく育児課すき
過去の経験上大体30皿で当たる…当たるけど俺の腹が破裂する！