ピラミッドが手がける武装カスタマイズアクション『アリス・ギア・アイギス』と、ハニーパレードゲームスが手がける爽快ジェットバトルRPG『ドルフィンウェーブ』には、不思議な共通点がある。
どちらも気合いの入った変態なことである。
ではなくて……
どちらもエイプリルフールに気合いの入ったミニゲームを出してくることだ!
しかもシューティングというジャンルまで被っている!
このままでは「シューティング好きは気合いの入った変態」という偏見方程式が成立してしまう!
まず、ドルフィンウェーブのミニゲーム。
タイトルは『ドルフィンドリーム』。2024/04/10(水)まで期間限定で遊べる。
これは……何年ごろをイメージしてるんだ? 1990年代……?
あっ、だいたい合ってるっぽい!
ゲーム内に実装されたメモリーの画像がスーパーファミコンソフトの箱のパロディになっている。ハニーパレードゲームスだからスーパーハニコンか。
これ、よくできてるな。よくできてるけど、ドルフィンウェーブをスーパーファミコンで出して許されるわけがないだろ。なにいい子ぶってるんだ。ドルフィンウェーブはWindowsだろ。メガストアかテックジャイアンに体験版CDが収録されるタイプのゲームだろ。百歩譲ってスーパーファミコンで遊べるとしてもSM調教師瞳と同じ扱いだろ。
さっそく遊んでみよう。
おお、スーパーファミコンっぽい感じだ。令和6年に誰をターゲットにしてるんだこのゲームは。
なるほど、画面の左右からドルウェブのマスコットキャラであるフェニ夫が飛んでくるから、それに赤い照準を合わせて撃ち落とす感じか。
いわゆる主観視点のガンシューティングだな。任天堂の『ダックハント』 (1984)とかナムコの『ガンバレット』(1994)とかに近い。令和6年に誰をターゲットにしてるんだこのブログは。
スワイプで照準を動かして、タップでショット!
ちなみに、PC(DMM)版でプレイすればマウスやキーボードで遊べる。多くの人にとってはそっちのほうが操作しやすいかもしれない。
フェニ夫を撃ち落とすと、左下にいるドット絵の風見エレンが喜ぶ! かわいい!
ボーナスステージもある!
ここではひたすら連打!
連打に関してはスマホで複数の指を使って画面を叩きまくるのがマウスやキーボードより圧倒的に速いので、ボーナスステージに関して言えばスマホのほうが有利そうだ。
画面右下のアイコンから、お助けアイテムも使える。
左から順に、画面内のフェニ夫を一掃するボム、フェニ夫の動きを遅くするスロー、そして射撃を当てやすくなる巨大照準だ。
使い切りではないが、いちど使うと復活まで3ラウンドほどかかるので、計画的に使わねばならない。戦略性が求められる。
楽しい~!
ずっとやっちゃう! 1時間くらいずっとやっちゃう! ドルフィンウェーブ本来の戦闘はほぼオートで適当に流してるのに!
続いて、アリス・ギア・アイギスのミニゲーム。
アリスギアではエイプリルフールのたびにシューティングゲームが増えるのがもはやお約束になっているらしい。そんな約束してるゲームほかに見たことないよ。
タイトルは『ASTEROID BARRAGE』。2024/04/22(月)まで遊べる。
これは……縦画面の2Dシューティングだな。いわゆる縦シューか。
グラフィックを見るに、年代のイメージとしては1980~1990年代だろう。ゲームセンターを中心にシューティングブームが大ブームを巻き起こしていた時代だ。『ストリートファイターII』(1991)が登場してからは徐々にゲームセンターの中心が格闘ゲームに置き換わっていくのだが、それでもシューティングというのは一定以上の人気を保ち続けていた。令和6年に誰をターゲットにしてるんだこのブログは。
おっ、始まった。
自機が自由に動けて、自動照準でくるくる全方位に攻撃してくれる。全方位シューティングか!
そして、最初から前方3WAY、後方1WAYに弾が出る。チャージショットもある。自機がかなり強い。
しかし……
すぐタイムアップでゲームオーバーになる! これ、難しいぞ!
というか、ただの2Dシューティングじゃない! 時間制限が15秒しかない!
公式の遊び方シートを見てみる。ちなみにこのシートも昔っぽいデザインがされている。
なるほど、ある程度範囲の決まったステージ内にどんどん出現する敵を倒し続け、最初15秒しかない活動限界時間を延ばし続けてスコアを稼ぐ、という感じらしい。新しいな。
見た目は昔ながらの2Dシューティングでありながら、フリックによってダッシュ移動射撃ができるなど、操作にもかなり新規性がある。
ここに来て、2Dシューティングというジャンルは新たな進化を遂げたと言える! えっ、これなんのゲーム?
ずっとやっていると、ちょっとずついいスコアが出せるようになってきた。
もっと伸ばしていきたい。レトロな見た目なのに遊びのテンポや操作性はしっかり現代的で、シューティングに不慣れなぼくでも繰り返し遊びたくなる楽しさがある。えっ、これなんのゲーム?
ちなみにアリスギアでは、過去に実装されたシューティングゲーム3種もこのタイミングで復刻されており、新作『ASTEROID BARRAGE』も含めると計4つのシューティングゲームが2024/04/22(月)まで遊べる。このボリュームをミニゲームと言い張るアリスギア運営の姿勢が怖い。
というわけで、いま『アリス・ギア・アイギス』と『ドルフィンウェーブ』では、ミニゲームとしてシューティングが大充実!
これはまさに武装カスタマイズアクションと爽快ジェットバトルRPGの本領発揮と言え……
……
武装カスタマイズアクション……?
爽快ジェットバトルRPG……?
なにが武装カスタマイズアクション……?
なにが爽快ジェットバトルRPG……?
結論:シューティング好きは気合いの入った変態。
(2024/04/07(日)22:00~ やろうぜ!ドルフィンウェーブ&アリス・ギア・アイギス! シューティングミニゲームSP)
コメント
シューティング好きは気合いの入った変態というのはあながち間違いではないのよね
ニーアシリーズでお馴染みのヨコオタロウとかもアクションやRPG中に唐突に弾幕ゲーねじ込んだりするし
ラスオリも戦国ブレードコラボしたし気合いの入った変態だぞ!
気合いの入った変態画像を用意してるのはどちらかというとゲムぼくのせいだろ
令和の世になってもSTGを作りたい開発おじさん達が
エイプリルフールにかこつけて欲望を満たしているのかもしれない
令和の世でエイプリルフールを使って昔ながらのSTG作りてぇ~って欲を発散してるように見える…
ドルフィンウェーブは去年は横スクロールシューティング実装してたね
変態はSTGが好き
これはゲムぼく。がドルウェブやアリスギアを好きな事と重ね合わせることが出来る
1990年代の個人サイトに来たのかと思った
1回でコイン上限取るの結構大変なんだよな今回のドルウェブのやつ
ドルウェブに関しては、エイプリルフールゲームの方が爽快ジェットバトルしてない?
ドルウェブのミニゲームマウスの方が気持ち当てやすそう、記事にもあるけどボーナスで若干得点し辛くなるけど
珍しく否定できない結論だ…
アリスギアのミニゲームは毎度書き下ろしのBGMとSEなのも熱いぞ!
アリスギア君STGと同時開催した麻雀大会もブルアカのエイプリルフールと被ってたね…これ何のゲーム?
挙げてるゲームがことごとくわからない
テックジャイアンが休刊になった令和のソシャゲ記事で
SM調教師瞳の名を見ることになろうとは
アリスギアはミニゲームが本編だから…
FGOも今年はサッカーという名のスペースハリアーやってたから気合いの入った変態だな!
ちなみにアリスギアはTwitter企画でもエイプリルフールをやっていたのだがその題材はまさかの麻雀。そう。あの大人気ゲームブルアカとなぜか被ってしまったのだ。両者は「銃を持ったクソ強い女の子を指揮して戦う政治がドロドロしたえっちなゲーム」と全く別のゲームなのに妙に共通点が多く、この度何の因果か被るわけがないエイプリルフールネタが被ってしまったのである(ついでにアニバの時期がほぼ同じというおまけ付き)
俺たちも えっここなんのブログ?ってなるから気持ちがよくわかる
ジーコサッカーのROM用意しなきゃ…
ドルウェブの女の子がどれ見てもFANZAのマニアックな動画みたいな格好してて草
これは公式がお出ししてるコーディネートなのかゲムぼく。さんの趣味なのかどっちだ?
SM調教師瞳なんて久しぶりに聞いたよ
ドルウェブのミニゲームは確かにスーパーファミコンって感じではないな
限りなくPCエンジン臭がする
ルーズソックスいるかちゃんも令和6年なのに通用するから大丈夫だな!
そのうち本当にコラボしそうな2作品
国産オリジナルタイトルとして両方かなり頑張ってる方だと思うから今後も発展して欲しい
変態すぎてユーザーがついていけなくならない程度にな
スレイヤーズみたいな絵柄だ
1990年代前半?
あかほり感は目の形でなんとなくわかる
SM調教師瞳とかいういらん知識がまた一つ増えてしまった
SM調教師瞳は藤原くんの記事以来だな
あそこの運営たち、気合の入ったシューターが変態ゲームを作る技術を持っているのではなかろうか
アリスギアの方については、先日ゲーセンミカドで行われたシュー大祭2024(DAY1)で各ミニゲームの開発秘話が語られたのでそちらもどうぞ(ミカドの公式YouTubeチャンネルにアーカイブあり)