『ボブジテン』というカードゲームを手に入れた。
ちなみに、どんなゲームなのかはほとんど知らない。YouTubeで配信をしていたら「Amazonほしい物リストにボブジテンを入れてくれたら贈りますよ」と言われたので入れてみたらホントに届いた。
この地球のどこかには、ボブジテン星からボブジテンを布教するためにやってきたボブジテン星人がいる。ボブジテン星人さん、ありがとうございます。
入っているのは、お題カード36枚だけ。これ以上ないくらいシンプルだ。
そのぶん箱が小さいし中身をなくしづらいので、旅行のときなどに持って行くのに適していそうだ。
【ボブジテンの基本ルール】
[1]出題者が山札から1枚カードを引く。このとき、ほかのプレイヤーからは見えないようにする。
[2]出題者は、引いたカードの表側と山札の1番上に置いてあるカードの裏側を見て、一致する番号の言葉を一切のカタカナ語を使わずに説明する。
[3]回答者は説明を聞いて、何の言葉かわかったら回答する。回答権は1人1回のみ。正解できたら、出題者と回答者が1点ずつ獲得する。
なるほど、わかりやすい! おもしろそう!
そしてなにより、言葉を扱うゲームか! 毎日ブログを書いているぼくの得意ジャンルだ!
ぼく「とりあえずやってみよう。出題者やってみるね」
娘・息子「オッケー」
この場合だと、山札のいちばん上のカード裏面が「3」で、引いたカードの表面の3は「アニメーション」だから、ぼくはアニメーションという言葉をカタカナ語禁止で説明せねばならない。要は、「コーヒー」「テレビ」みたいな外来語やそれ由来の略語、「ペットボトル」のような和製英語もダメということだ。
ぼく「よし、いくぞ。はい、開始します」
娘「もうせつめいできるの?」
ぼく「もちろん。ぼくはね、なんなら言葉のプロフェッショナルみたいなものだからね」
息子「プロフェッショナルってカタカナごじゃないの?」
ウワアアアアア!
開始5秒でカタカナ語を言ってしまった! 誰だこのアホは!? ぼくか!
ちなみに、出題者がカタカナ語を言ってしまい、回答者がその指摘に成功した場合、指摘した人に1点が入る。
ただ、これは娘が「パパがかわいそうだからやり直しでいいよ」と言ってくれたのでお咎めなしになった。優しい。
ぼく「ええっと、動く絵に、声とか音楽とかがついてて、だいたい30分くらいのものが多くて」
娘「はい! アニメ!」
ぼく「おお~! 正解!」
これで、ぼくと娘に1点ずつが入る。
超わかりやすい! 頭を使うけど1ゲームがわりと短いし、スパッと正解してもらえると意思疎通ができた実感があって楽しい~!
正解した人が次の出題者になるルールなので、今度は娘が出題者になり、息子とぼくが回答者。
娘が何を説明しようとしているか、あなたもぜひ一緒に考えてみてほしい。
娘「ええっと、行ったことないけど、あつくて、あせがいっぱい出るばしょ」
どこだ……風俗か……?
娘「なんだっけ、なんか、おふろがついてる」
風俗だ! より正確に言えばソープランドだ!
娘「あ! さいきんどうがで見たけど、はじめしゃちょーのおうちにあるらしい」
ぼく「えっ!? はじめしゃちょーって家の中にソー」
息子「はい! サウナ!」
娘「せいかい!」
あぶねぇ~! 息子がさえぎって回答してくれて助かった! とんでもない過ちを犯すところだった! 正解はサウナです!
だいいち、よく考えたらソープランドがお題になるわけがないだろ。冷静になれ、ぼく。
息子「じゃあ、しゅつだいします。白くて、ぷにぷにしてて、やわらかくて」
……
大関小結(おおぜきこゆい)か……?
肌が白くて身体がぷにぷにしてて柔らかい、マシュマロ管理栄養士こと大関小結か……?
息子「あ、たべものです。あまいたべものです」
たしかに、大関小結はしゃぶりついたら甘そうではあるな……糖質いっぱい摂ってるからな……白米をおかずに白米を食べる白米中毒者だからな……
娘「あ、たぶんわかった。マシュマロ?」
息子「せいかい!」
ぼく「えっ、マシュマロ!?」
結果的にちょっと合ってた! マシュマロ管理栄養士を連想していたぼくはそんなに間違ってなかった!
いや、冷静に考えたらめちゃくちゃ間違ってた! 言葉を扱うゲームなら本来得意でもおかしくないのに、雑念が多すぎてぜんぜん勝てない!
でも楽しい~! ポンポン進むし、それでいてほどよくハラハラする!
これは盛り上がるな。テンポがよい、ルールの説明がほぼいらない、持ち運びやすいなどの利点から、やはり旅行のときにちょっとしたヒマつぶし用に持って行って、ホテルなどで遊ぶとめちゃくちゃ楽しいと思う。
ちなみに、対象年齢が「10歳以上」となっていることもあってか、小学生低学年の子どもには難しめの言葉もときどき含まれている。たとえば、「フランチャイズ」など。
そういうときは、対象年齢が8歳以上とやや低めの『ボブジテンきっず』で遊ぶのがよいかもしれない。
ただ、ふつうのボブジテンでも難しい言葉は多くないから、うちの場合は「難しい言葉が出てきたときは、2回まで大人(ぼく)に出題者をパスしていい」というローカルルールを作って楽しんでいる。
もちろん、ぼくは大人なので、どんな言葉が出てきても問題なく落ち着いて説明ができる。ええっと、今回のお題は6番だから……
……
…………
えっ、これ、ムリじゃない?
FANZAって言葉を使わずにモザイクを説明するの、人類には不可能じゃない?
コメント
ゲムぼく。は画像にしっかりモザイク入れてるから子供の写真があっても安心できる
「石とか『タイル』とかを敷き詰めて…」じゃダメだし難しいな>モザイク
大関小結がお題になるカードゲームやりたい
良いお父さんとむちむちバーサーカーの境界線を反復横跳びしてますね……
きんモザを汚すな
「ドスケベな部位を映す時に使う四角い模様」でいけるやろ
真剣に大関小結を連想するな
助平は日本語だけどドスケベはカタカナ語になる?
子供と遊んでるときくらい煩悩を消せ
除夜の鐘にすんぞ
パフェとかヘビーメタルってカタカナ使わずどう説明すればいいんだ…
一番世話になってるものって言え
最悪な思考と子供の純粋な発想との対比が素晴らしかったです
子供は、fanza分からないよー
ボドゲ部の方々は贈り物のセンスがいいですね
むちむち英才教育未遂で逮捕します
あるともどかしく、若いころは早く無くなればいいと思っていたけど、無い状態に慣れてしまうと、もうあの頃に抱いていた情熱は失われてしまったと気付き、寂しさを感じるものですね
モザイクなら「絵を見えづらくする為に小さな模様を散りばめたもの。または、色々な種類の欠片を寄せ集めて作る絵」とかって感じになりそう。
それはそれとして、桃色思考に行かないといけない病気なの……?
インターネットやっても日常生活で使わない余計な語彙が増えるだけや
絵や映像を点描画みたいにぼかす編集でいいのでは?
パパぼくかと思ったら「風俗か……?」で急に流れ変わってきたな
ドはDreadnought(イギリスの戦艦。同型艦をドレッドノート級、それを超える艦を超ドレッドノート級と言い、超ド級として定着、そのままドがとても大きいことを指す接頭語になった)のでド助平はカタカナ語だね
久々のゲムぼくボドゲ部だやったぜ
カタカナーシっていうのもほぼ同じゲームだけどおすすめ
またテーブルゲーム布教ガチ勢か…色んな人がいるなあ
モザイクならニュースとかでいいのでは…?
パパぼく記事助かる
ほっこりするから好きすぎる
ゲムぼく。ってお題がでたら「えっと、まずおちんちんがえのきのように小さくて…」って感じに説明すればいいのね
なんかだるい日もゲムぼく。のブログ見ると元気出るわ
ありがとうゲムぼく。
【悲報】成人ぼく、対象年齢10歳以上のフランチャイズを口頭でうまく説明できない
ゲムぼくさんは脳みそむちむちなのに仕事はできるからむちむち絡まなければ大丈夫そう
娘さんが優しすぎてステキ~!と思ったのにげむぼくのせいでヒヤヒヤしてしまった
>でも楽しい~! ポンポン進むし、それでいてほどよくハラハラする!
ハラハラするのは頭の中ピンクの人が子供と遊ぶ時だけでは?
映像の見せたくないところを隠すのに使われてるやつじゃダメなんか?
そもそも大関小結はカタカナ語ではないのでは…?
ボドぼく。好き
キモさを発揮しつつゲームの魅力を分かりやすく解説するのが上手い
ラスオリでソープランドみたいなイベントやってるから
ゲムぼくがこうなってしまうのも無理は無い
無いわけないだろ
モザイクの説明は「この記事の投稿主が地上波に出演する時に卑猥すぎるため全身にかけられると思われるやつ」でできる
これ面白いな。子ども向けもあるなら逆に大人向けのバージョンとかも楽しそう