ユーディット・フォルトーネ!
さあ、一緒に! せーの、ユーディット・フォルトーネ!
名前には、「響き」がある。
「トンヌラ」より「アルス」のほうが、響きがよい。
「田中 裕二」より「板東 英二」のほうが、響きがよい。
これは、名前の良し悪しではない。単に響きの話をしている。
ちなみに、ぼくが日本人の名前でいちばん響きがよいと思っているのは「藤原 忍」である。『超獣機神ダンクーガ』の主人公。
その影響で「藤原」姓に憧れたが、いざ自分の名と組み合わせて声に出すとイマイチで、「響きって、姓名の組み合わせも重要なんだな」と学びを得た。
その点、『アトリエ』シリーズの主人公名はすばらしい。
なんせ、ユーディット・フォルトーネである。意味はどうでもいい。響きだけでとらえてほしい。ユーディット・フォルトーネ。「ディッ」でぴょんと跳ねた舌が「フォル」で巻き取られ「トー」で再び自由を得て、的な理屈の話もできるが、いま論点はそこではない。とにかく、響き。『ユーディーのアトリエ』主人公、ユーディット・フォルトーネの響きのよさである。
さらに、次作『ヴィオラートのアトリエ』は、ヴィオラート・プラターネ。これまた非常によい。前作と韻を踏んでいるテクニカルさが、的な理屈はどうでもいい。ヴィオラート・プラターネである。
姓名の組み合わせも秀逸。「ユーディット・プラターネ」「ヴィオラート・フォルトーネ」だと、明らかに違う。「ユーディット・フォルトーネ」「ヴィオラート・プラターネ」であるべきことが、声に出せばすぐわかる。濁音と半濁音のバランスが、的な理屈は以下略。
その後も、アトリエシリーズの主人公名の響きは、天井知らずに進化していく。
ロロライナ・フリクセル、ライザリン・シュタウト、レスナ・シュテルネンリヒト、ユミア・リースフェルト、リアス・アイトライゼ……
おそらくこれは、ユーディー前後から強く意識され始めたのだろう。最初期はそもそも「マルローネ」「リリー」など姓がない主人公が多かったし、ユーディット・フォルトーネ→ヴィオラート・プラターネの韻の踏み方は明らかに狙っているし。なにより、単純に響きがいいし。ユーディット・フォルトーネ!
ちなみに、ぼくがこの世でいちばん響きが悪いと思っている名前は「ゲムぼく。」である。
なんだよ、「ゲムぼく。」って。言いづらいし、気持ちよくないし、原木と聞き間違うし。考えた奴、出てこい! はい! こんにちは!
「週末の1000字。」は、週末をより楽しくするためにお届けする、1,000字ぴったりのコラムです。






























コメント
実際にゲムぼく。と声に出すとげんぼくと口に出す方が読み上げ易い事がわかりますね
こういう話題だとBLEACH強いよね
グリムジョー・ジャガージャックとか口に出して読みたいもん
マ行は唇を一度閉じる必要があるからリズムを終わらせる位置に以下略
長音を含む長いカタカナの名前って良いよね
小学生の頃めちゃめちゃ考えたわ
原木。さんの新企画好き。応援してます。
ぼくの1番すきなアトリエ主人公の名前はロジック・フィクサリオです
アトリエ主人公のフルネームって長いの多いのに覚えやすいのすごくない?
エルフィール・トラウムも好き
ロングセラー商品とかは実際響きいいの多いし響きって大事
普段から計算して記事を書いてるやつの名前が響き悪いって何事?
本当に1000字ぴったりだった
最初がゲで始まってるのが響きが悪い原因かもしれないけど、ゲームは僕の人生だだから仕方ないのかもしれない
そういう言葉の響きだとドイツ語系が強すぎるところはあると思う、ゲルトルート・バルクホルンとか
ユーディットは跳ねる感じがあって声に出すと気持ちいい
>その影響で「藤原」姓に憧れたが、いざ自分の名と組み合わせて声に出すとイマイチで
確かに「藤原ゲムぼく。」ってなんか違和感ありますね。
原木…じゃないゲムぼく。さんの影響を受けて、何か書いてみようかなあと思いました。1000字企画楽しみにしてたので、とても嬉しいです!
椎茸の原木は木槌で叩いたり高圧電流のパルスを流すと収穫量が増える(岩手大学他 2014)んですけどゲムぼく。さんには何を流すのが効きますかね?
むちむちで叩くと記事が増えることは確認されていますよね。