SFL式?早稲田式?わかんないよ~!格ゲーの3on3ルールを学ぼう&考案しよう![ギルティギア ストライヴ]

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 格ゲー(対戦格闘ゲーム)でたまにある3対3の団体戦、いわゆる3on3って、楽しい!
 基本的には個人戦のほうが好きだけど、たまにやると独特の一体感や緊張感がクセになる!

 柔道・剣道、囲碁・将棋など、基本的には1対1の競技でも、複数人でチームを組むことで団体戦を行うことはよくある。
 格ゲーも例外ではない。ぼくもギルティギア ストライヴにおいて、わいストという大型イベントで3人1組で出る3on3大会に出場したことがある。
 

 せっかくなので、自分でも開いてみたい! 大会をやりたいわけではないが、個人のライブ配信で小規模企画のひとつとしてできるくらいにはなりたい!
 3on3にはいろいろなやり方があるらしいので、まずはそれを学ぼう!

 ……と思ったのだが、ちょっと調べてみると……

“勝ち抜き戦”
“星取戦”
“SFL式”
“早稲田式”

 ……

 …………
 

 わかんないよ~!!
 勝ち抜きとか星取とかはなんとなくわかるけど、早稲田式ってなんだよ! 意味不明すぎるだろ! 対抗して燃焼系アミノ式の話するぞ!
 燃焼系アミノ式とは、サントリーが2003年に発売した清涼飲料水。高校生くらいの少女がその場で助走なしの片脚前宙をぐるぐるとタイヤのように繰り返すCGなしの衝撃的なCMが……
 

 ということで、『ギルティギア ストライヴ』に限らず、格ゲー全般によくある「団体戦」、特に3対3の「3on3」について、その方式を学んでいくぞ!
 自分なりに長所・短所も整理してまとめていくので、わからない人は一緒に学ぼう!
 
 


①勝ち抜き戦 

 おそらく、もっともわかりやすく、もっとも有名な方式。それゆえに完成度も高く、さまざまな場面で実際に見かける。
 まずは先鋒同士で戦い、負けたら次の人が出る。勝ったほうは同じ人が戦い続ける。先に相手を全員負けさせたほうが勝ち。基本的なしくみは、これだけ。

 メリットとしては、わかりやすさがいちばんだが、「被せ」の楽しさも大きい。
 先鋒が負けてしまったときに、チーム内で「相手のキャラが○○だから、××を出したほうが有利だよね」といった作戦会議をして、残り2人のうちどちらを先に出すか決められる。
 これは戦略性があるし、チーム内で絶対にコミュニケーションが生まれるので交流も深まる。本気の大会ならコミュニケーションうんぬんは関係ないが、レクリエーション的な企画なら重要だ。

 いっぽうで、勝ちチームに出番がない人が生じる可能性があることは、レクリエーションとしてはけっこう致命的。
 また、極端に強い1人がいればそれだけで勝ててしまうので、そこもネックになりうる。
 
 

②星取戦

 これも、わかりやすくて有名な方式。柔道・剣道などの団体戦でよく見る。
 先鋒同士、中堅同士、大将同士で戦って、先に2勝したほうが勝ち。シンプル。

 これは、必ず2~3戦で決着がつくため、所要時間がかなり短く安定する。運営側にとっては無視できないメリット。
 また、極端に強い人が1人いても1勝止まりなので、勝ちに直結しないのもよいところ。

 いっぽうで、先鋒戦、中堅戦だけで決着がつき、大将戦がないまま終わる可能性があるのは悲しいところ。
 いちおう、リーグ戦などであれば、ルールによっては勝敗が決していても大将戦を行う価値が生まれるが、そこは工夫しだい。単純に3対3で勝敗を決するだけなら、大将戦は不要になってしまう場面も多い。 
 
 

③ポイント制(SFL式)

 『ストリートファイター6』ストリートファイターリーグ(SFL)で採用されている方式。
 細かい点は異なるが、骨子はこんな感じ。

 これは、星取戦をベースにしつつ、必ず全員に出番があるように改良されている。
 戦いごとの重みづけが異なり、大将戦は重みが2倍なので、たとえば先鋒戦・中堅戦で青チームが勝って2-0になっても、大将戦で赤チームが勝てば2-2で並ぶことができる。その場合は延長戦に突入し、勝ったほうが勝ち。

 ネックは、延長戦のルール次第だが、けっきょく「強い1人がいれば勝ててしまう」に陥りやすいこと。
 たとえば、まっとうに大将同士で再戦させると、ほぼそうなる。先鋒戦・中堅戦で0-2で負けても、大将戦さえ勝てば2-2で並び、延長戦で再戦して3-2で逆転。ドラマチックではあるのだが、若干「うーん」となりやすい。
 「延長戦は先鋒・中堅・大将の誰を出してもよい」とすればマシになるが、チーム内に実力差がある場合はけっきょく大将同士をまた出すことになるので、あまり変わらないかもしれない。

 なお、本家のSFLでは、3on3ではなく4on4にし、延長戦用のメンバー(リザーバー)を用意させることで、この問題を回避している。賢い。
 ただ、これは「必要人数が増える(チーム結成難度が上がる)」ことと、「リザーバーが出番がないまま終わりやすい」ことから、レクリエーション的な企画には向かない。プロのリーグ戦ならではのシステムだ。
 
 

④早稲田式

 早稲田式とは、星取戦と勝ち抜き戦のいいところを組み合わせたルール。
 まず、星取戦のように先鋒同士、中堅同士、大将同士で戦う。その後、勝った人たちだけで勝ち抜き戦を行うという、2段階の戦い。

 最初は「なんじゃこりゃ」と思ったが、しくみがわかると、なるほど、かなりよくできている。
 特に、実力が近い人同士が集まる場において、これ以上ないくらい盛り上がるし納得感もあるルールだろう。全員に必ず出番があるのもすばらしい。

 難点は少ないが、ムリヤリ挙げるとすれば、名前から中身が想像できないこともあって説明がないとわかりにくいことや、時間が長くなりがち&不安定になりがちなことくらいだろうか。
 あとは、参加者同士の実力に差があるケースにおいては、けっきょく強い人が最後の勝ち抜きでぜんぶ勝って終わり、みたいにある程度なりやすいのもあるだろう。純粋な勝ち抜き戦に比べれば格段にマシだが。

 早稲田式はもともと、強豪ひしめくゲームセンター文化の中で生まれたらしい。
 それをふまえると、「実力が近い人同士が集まる場において、これ以上ないくらい盛り上がるし納得感もあるルール」なのは納得がいく。
 初心者から上級者までみんなでわちゃわちゃと言うよりは、ライバルたちがプライドを懸けて戦うのによさそう。
 
 

⑤ポイント制(gb式)

 ここまでの学びをふまえたうえで、「自分のライブ配信で、視聴者(リスナー)参加型でレクリエーション的に3on3を楽しくやりたいな~」と考えた末に、ぼくが考案した方式。プレイヤーネームのgamebokuを略してgb式。

 先鋒と中堅は、「2先(2試合先取)」ルールで戦い、取った試合数がそのままポイントになる。1試合1ポイント。
 大将戦は1試合2ポイントで、先にチーム合計で6ptに達したほうが勝ち。自チームの大将が何勝する必要があるかは、先鋒と中堅のがんばり次第で変わる、というしくみ。1試合か2試合か3試合。

 これは、ポイント制(SFL式)の重みづけを参考にしつつ、「先鋒・中堅(初~中級者)の貢献機会を増やす」「接戦になりやすくする」「実力差があっても活躍や勝利のチャンスを作る」など、エンターテイメント性をより重視したルール。

 特に、「先鋒・中堅(初~中級者)の貢献機会を増やす」は強く意識した。
 「勝ちか負けか」の1 or 0ではなく、「負けたけど1ptはもぎ取ったぞ!」が起きうるようにして、格上相手でもあきらめずに喰らいつきたくなるようにしている。
 仮に先鋒・中堅が両方負けても、もし1ptずつ取れていれば合計2ptになるので、大将の6pt達成までに必要な勝利数を1減らせる。「俺たち負けちゃったけど、大将の逆転の土台は作りましたよ!」ができる。
 

 さっそく実際に開催してみると、かなりいい感じだった。意図通り、先鋒・中堅が仮に負けても輝けるし、全体的にちゃんと接戦になるし、めちゃくちゃ盛り上がる。
 我ながら、なんていいルールを発明したんだ……!

 ただし、勝ち抜き戦や星取戦のシンプルさに比べると明らかにわかりにくいので、大規模な大会・企画にはあまり向かないだろう。大規模大会の予選などだと、審判は不在で、参加者同士で戦って参加者同士で勝敗を判定してもらう状況がよくあるが、このgb式は事前にみんながちゃんと理解しておかないとポイント計算ミスが起きる可能性がある。
 もともと個人レベルの企画用なので、大規模な大会・企画は想定していないわけだが、もしやる場合は、事前の周知が必要だ。逆に言えば、そこさえ徹底できれば可能性は充分ありそう。
 


 

 いや~、いい勉強になった!
 そして、使えるシチュエーションはある程度限られるとはいえ、いいルールも考案できてよかった! ぜひ誰かにマネしてほしい!
 

 初心者~上級者が一緒になって楽しめて、盛り上がりやすいルールではあると自信を持って言えるので、もしかしたら今後、個人レベルの企画ではなく、これを使って本格的な「ゲムぼく。杯」を開催することも夢ではないかもしれない!
 それはさすがにぼくひとりの力では実現できないが、協力してくれる友達さえたくさんいれば、その気になればすぐにでも……

 友達さえ……

 たくさんいれば……

 ……
 

 長い目でがんばろう!
 

コメント

  1. 名無しのゲーマー より:

    早稲田式って全然知らなかった
    格ゲー界隈だと有名なのか

  2. 名無しのゲーマー より:

    お友達はいなくても、ちょっと募集すれば手伝ってくれる人集まるんじゃね?

  3. 名無しのゲーマー より:

    燃焼系アミノ式の話をもっと聞かせてくれ

  4. 名無しのゲーマー より:

    ゲムぼく杯はそのうち本当にありそうだなと思っている

  5. 名無しのゲーマー より:

    早稲田式ってクイズで使う早押し機のことでしか今まで聞かなかったから
    SFL式も早押し機の一種なのかな、クイズでもするのかなと思ってしまった

    3on3でも様々なルール形式があるんだな…勉強になりましたありがとう

  6. 名無しのゲーマー より:

    出番が無い人をどうするかの線引きは結構難しいのよなぁ
    トーナメントだったら優勝チーム以外は絶対全員の出番が1回はあるけども

  7. 名無しのゲーマー より:

    ナゲさんとちゅららさんがいるから…(震え)

  8. 名無しのゲーマー より:

    10年後にgb式がいろんな大会で使われるメジャーな方式になったら古参ヅラしてもいいですか?

  9. 名無しのゲーマー より:

    星取戦も最低1回最大3回出場可能5本先取ならみんなに出番があるんだけどね

  10. 名無しのゲーマー より:

    ゲムぼく。って自分が好きになったことに対して受け取る側から発信する側にいつも回れるのすごいと思ってる

  11. 名無しのゲーマー より:

    ゲムぼく。(gameboku)を略してgb式ということは
    『ジービー式」だと口頭で言いにくいし……『ゲぼ式』ですか?!

  12. 名無しのゲーマー より:

    大規模大会とかは大変そうだけど、配信者同士で集まってやる身内大会の配信とかだと応用できそう

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