横浜だ!
港だ! 船だ!
ここが、
GBVS Cygames Cup 2025の会場か!
出典:https://gbvs-cygames-cup.jp/
2025/01/18(土)~2025/01/19(日)の2日間、神奈川県横浜市 大さん橋ホールにて、対戦格闘ゲームのオフライン大会『GBVS Cygames Cup』(通称:サイゲカップ)が開催された。ちなみに本記事公開時点(19:00)ではDay2がまだ続いている。
その名の通り、Cygames(サイゲームス)が主催する大会で、対象タイトルは同社の『グランブルーファンタジーヴァーサスライジング(GBVSR)』となる。
……のだが!
大会メインビジュアルにGBVSRのビカラだけでなく、『ギルティギア ストライヴ(GGST)』のクイーン・ディズィーもいることからわかるように……
“「GBVS CygamesCup 2025」では新たに競技タイトルに「GUILTY GEAR -STRIVE-」を加え開催いたします!”
出典:https://gbvs-cygames-cup.jp/
GBVSRに加え、サイゲームスと関係ないGGSTも競技タイトルに追加!
「なんで?」となる人もいると思うが、これは両方とも開発がアークシステムワークスであり、同社も大会におおいに関わっているからである。
GGSTはぼくにとって初めての格ゲーであり、GBVSRは2作目の格ゲー。どちらも思い入れが強い。
観戦に行ってみたい! 1日目・2日目ともに別の用事があるので行けるかあやしいが、なんとか時間を作れば、1日目のどこかで30分~1時間くらい会場の雰囲気を楽しむくらいはできるかもしれない。
……えっ、でも格ゲーの大会って、参加しない人が観に行ってもいいのか……? 予約は必要……? どういう空気感……? ポケモンみたいに目が合ったら急にバトルを挑まれたりする……?
というわけで、今回は「格ゲー大会のリアル観戦に興味はあるけどよくわからない」という人必見!
サイゲカップ2025の1日目をチラッと観に行ってきたので、その経験をもとに初めての人向けの観戦ガイドをお届けするぞ!
【1】そもそも現地観戦OKの大会かどうかをチェックしよう
出典:https://rising.granbluefantasy.jp/news/detail/?id=event007
格ゲーに限らず、なにかしらの大会というのは基本的に競技者(出場者)のためのものである。
格ゲーの大会は一定以上の規模ならば公式YouTubeチャンネルなどでオンライン配信されていることがほとんどだが、現地観戦に関しては、会場のキャパシティやセキュリティの問題もあり、その可否はまちまち。
よって、まずは公式Webサイトや公式SNSの発信を見て、現地観戦OKかどうかを確認しよう。
サイゲカップ2025の場合は、「大会参加以外にも会場内での観戦や物販、会場周辺施設での横浜観光をお楽しみください」と明記されており、非競技者でも気軽に行っていいことになっている。安心。
【2】場所・時間・ルール・持ち物などを確認しよう
出典:https://rising.granbluefantasy.jp/news/detail/?id=event007
現地観戦OKなことがわかったからと言って、それだけで即出発してよいわけではない。
大会の場所、日時やタイムスケジュール、入場時や観戦時のルールなどをしっかり確認しておこう。間違えないためにも、楽しむためにも重要なことだ。
ルールというのはたとえば、入場に予約やチケットが必要か否か、非競技者が立ち入っていいエリアはどこからどこまでか、など。
持ち物は観戦だけならなにも必要ないことがほとんどだが、大会によっては「フリー対戦エリア」のような形で誰でもゲームを遊んでいいコーナーが用意されている場合がある。自分が使い慣れているコントローラー(とUSBケーブル)を持って行っておくと、もし遊ぶことになったときに役立つかもしれない。
サイゲカップ2025は大きな大会ということもあり、公式サイトにほぼすべての情報がわかりやすく整理されている。観戦だけの人も自由に入退場していいらしいし、フリー対戦エリアもあるらしい。
【3】行こう!
よく寝て、よく食べて、元気いっぱいで遊びに行こう!
えっ、めちゃめちゃおしゃれなところでやるんだな……
なんかもっとこう、失礼ながら、商工会議所みたいなところでやるのかと思っていたのだが……
今回の会場の大さん橋ホールのすぐ近くには、日本を代表する豪華客船『飛鳥II』が停泊している。
えっ、大丈夫? なんかみんなおしゃれだけど大丈夫? ぼくポケモンのパーカーだけど大丈夫?
【4】ルール・マナーを守って楽しく観戦しよう
無事に入ってしまえば、あとは会場の雰囲気を楽しみながら自由に見て回るだけ!
……と言いたいところだが、やはり「大会は基本的に競技者のためのもの」ということを念頭に置きつつ、ルール・マナーを守って動こう。ぼくが気づいた範囲で特に重要なのは、下記ふたつ。
■むやみに写真・動画撮影をしない。禁止されている場合はもちろんだが、明記されていない場合もよく考えたほうがよい。記念撮影用に用意されているフォトスポットなどは明らかに大丈夫だが、それ以外だと会場内にはつねに不特定多数の人がいるし、場合によっては競技者の集中を妨げてしまうおそれもある。イベントとはみんなの良識ある行動によって成り立つものだということを忘れないようにしよう。
■競技者への声かけはタイミングを見計らう。たとえば、有名な選手や応援している選手を見かけて「話してみたい!」とか「写真撮ってほしい!」とか思うことがありうるわけだが、そもそも選手は競技のために来ていることを忘れてはならない。多くの場合、試合前は集中しているし、試合後も振り返りや次戦の準備などを行っていることがある。もちろん個人差があるので、「私はいつでも気軽に声をかけてくれてOKですよ!」という場合もあるだろうが、そのあたりは各選手のスタンスを事前に知っておいたり、その場の状況をよく見たりしてから立ち回ろう。
オンライン配信でも会場のようすはある程度伝わってくるわけだが、現地で観戦すると緊張感・臨場感がやはり違う! わずかな時間だが、来てよかった!
選手の視線・表情の動きが見えたり、あいさつや会話のようすから選手同士の関係性が垣間見えたり、前のほうで観戦するとボタン操作音まで聞こえてきたり。いいプレイが出た際の観客席の「おお~」というどよめきに自分も加わってみたり。
あとは個人的には、各選手が持参するデバイス(コントローラー)が全員違うと言っていいほどバラバラなのがおもしろかった。アケコンとかレバーレスとかパッドとかの大きなくくりだけじゃなくて、そのなかでもさらにいろんなカスタマイズがあるんだな。
ちなみに、Cygames Cup 2025の会場レイアウトはだいたいこんな感じだった。ぼくは会場を適当にうろうろしたあと、観戦席に座って何試合か観ていた。
席での観戦や試合後の拍手などを通じて、ささやかながら選手を応援したり、大会を盛り上げたりしている実感を得られたのは、とてもよかった。
GBVSRもGGSTも好きなので、いちファンとして可能な範囲でその発展に貢献していきたいところだ。
【5】お金を使って大会に貢献しよう
出典:https://rising.granbluefantasy.jp/news/detail/?id=event007
大会の開催には、開催者が巨額のコストをかけてくれている!
われわれ観戦者ができるのは、物販でお金を使ってそれを支援・応援することだ!
支援・応援のために、Tシャツを購入! ただほしい物を買っているだけだが「支援・応援のため」と言えばなんか許される感じがするので強い!
でもこの手の記念Tシャツってだいたいフリーサイズみたいなやつしかないからデカい! なんとこれはXXLサイズ! ノーパンで出歩けそうなくらいデカい!
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000137.000048026.html
あとは、今回は会場内で横浜市観光協会がお菓子などの横浜みやげを売っていたので、それも少しだが買った。
こうした大会の継続・発展のためには、会場を貸し出したり協賛したりしてくれる事業者や自治体に「会場を貸し出してよかったな」「協賛してよかったな」と思ってもらう必要があるはずであり、こうやって少しでもお金を落としておくのは有意義なことのはずだ。
いやあ、楽しかった! ムリヤリにでも行く時間を作ってよかったな。
同じ野球観戦でもテレビと球場ではぜんぜん違うように、あるいは映画鑑賞でも家と映画館ではぜんぜん違うように、格ゲーの大会も配信と現地ではぜんぜん違う。
ただ、時間や場所の問題がどうしてもつきまとうのはネックだ。
たとえば今回も、なんとか1日目に少し会場を覗く時間が取れただけで、2日目は配信でチラチラ観るくらいしかできなさそうだ。
2日とも現地観戦できたら楽しそうだが、さすがによほどの熱量がないと……
……
あれっ!? GGST部門、ナゲ選手、ちゅらら選手、FAB選手、Leo.選手などをはじめとして、名前を知っているプレイヤーがたくさん勝ち残っている!
特に、以前から『ゲムぼく。』のGGST記事によく反応してくださっていて、ぼくがGBVSRを始めるきっかけにもなったちゅらら選手がかなり勝ち残っている!
ウオオオオオオオ!
けっきょく2日目もムリヤリ時間を作って夕方に少しだけ観に行ってしまった。よほどの熱量がある感じの人になってしまった。
コメント
YouTubeでやってるなーって思ったらまさかのルポがでた
サイゲカップなのにディズィー?って思ったらGGSTも同時にやってたんだ、公式絵いいなー
こういう記事見るとゲムぼくが良識のある社会人っぽく見えてきてしまう
ディズィーにビカラのネズミ乗っちゃてるの可愛いよね……
いいですね!
>こうした大会の継続・発展のためには、会場を貸し出したり協賛したりしてくれる事業者や自治体に「会場を貸し出してよかったな」「協賛してよかったな」と思ってもらう必要があるはずであり、こうやって少しでもお金を落としておくのは有意義なことのはずだ。
偉すぎてブログ間違えたかと思った
ゲムぼくさんに釣られてGGSTを買った身としては
こうやってどんどん新しい楽しみ方を教えてくれるのは本当に有難い
次は選手で出て会場をむちむちにして頂きたい
>こういう記事見るとゲムぼくが良識のある社会人っぽく見えてきてしまう
良識のある社会人であることとむちむち大好きドスケベさんであることは両立するのだ
ゲムぼく。氏はTPOを弁えたドスケベなのだ
観戦者としての心得を過不足なく書いた素晴らしいガイド
(書いた人がエルフェルトの太ももに狂っている事を除けば)
横浜でやってたのか…地元だから行けば良かった
ゲムぼく。さんが太ももに狂わないし普通にファンとして参加してる・・・
これではゲムぼく。さんが一般社会人だと誤解されてしまう
ゲムぼく。さん、格ゲーはじめてから明らかに行動力とコミュ力が上がってる気がする
格ゲーの立ち回りと一緒に現実の立ち回りも勉強した?
げむぼくって実在するんだ…
ゲムぼくさんがとても良いことを言ってるのは分かるんだけど
ディズィーのおっぱいでっか! しか内容が入ってこない
俺の隣に座ってたパーカーの人がゲムぼくの可能性もある…ってコト!?
そのうち自ら大会に出場してそう
>こうした大会の継続・発展のためには、会場を貸し出したり協賛したりしてくれる事業者や自治体に「会場を貸し出してよかったな」「協賛してよかったな」と思ってもらう必要があるはずであり、こうやって少しでもお金を落としておくのは有意義なことのはずだ
これは本当に大事。周辺施設や飲食店でお金落としたりもそうですね。
会場で横浜のお土産買えるのも手間がかからず嬉しい
オンラインでゲムぼく。杯とかいずれ開催されたりするのかもしれない
ケロリン桶は欲しいかも。
>>こうした大会の継続・発展のためには、会場を貸し出したり協賛したりしてくれる事業者や自治体に「会場を貸し出してよかったな」「協賛してよかったな」と思ってもらう必要があるはずであり、こうやって少しでもお金を落としておくのは有意義なことのはずだ。
サッカーで遠距離アウェイに遠征したときはなるべく観光するようにしてるよ!
こういうしっかりした記事読むとゲムぼくさんはやはり常識的かつ良識な大人の方だなあと感心する。
性欲が絡むとリミッター外れるけど。
>【1】そもそも現地観戦OKの大会かどうかをチェックしよう
当たり前なんだけど当たり前だからこそ忘れがちな事項を書ける辺りもしっかりしてるよなぁ…
ゲムぼく。さんのこういうところ好き
こうやって良識がとてもあるむちむちバーサーカーだからこそゲムぼくは見てて安心する
読者だとは口が避けても外では言えないけど
素晴らしい記事!
え~~いらしてたんですね!
お会いしたかった…
あまりに良識的な記事のせいでコメント数が他の記事より少ないの笑う