ぼく、虫に無知すぎて不要な汗と恥をかく。

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 ある日、外に出ようと玄関のドアを開けて何気なく上に目をやると、またハチの巣ができ始めていた。
 また、というのは、以前にもほぼ同じ位置にできたことがあるからだ。
 まだ直径2~3cmといったところだが、放置しておくと危険だ。

 そのときはちょうど、娘と息子を連れて公園に出かけようとしているところだった。
ぼくに続いて外に出ようとしていたふたりをあわてて静止し、いったんドアを閉める。

「ハチの巣だ!危ないから、ちょっと待って。まだ外に出ないで」
「えっ、はちのす!?みたい!どんなのかみたーい!」
「いやいや、危ないから。ちょっと待っててね。いまならまだ小さいから、なんとか取れるかも」

 幸い、巣の位置は玄関の目と鼻の先。
ドアを数cmだけ開けて、その隙間から殺虫剤や棒を届かせることができる。

 ドアをわずかに開け、駆除スプレーをプシュー。噴射したらすぐにドアを閉め、少し待ってからまたドアを開け、また噴射してドアを閉める。これを慎重に、何度か繰り返す。
 前回は水鉄砲で駆除したが、前回よりも巣が大きいので、無難に殺虫剤を使うことにした。中にハチが隠れているかもしれないし。

 そして数分後、もう大丈夫だろうと判断して、靴べらでつついて巣を除去!無事成功!
 前回の巣と比べると、ずいぶん固く、しっかりと天井に張り付いていた。形状もちょっと違う気がする。たぶん、できた位置が同じなだけで、違う種類のハチなのだろう。

 無事に除去できたことを記念して写真を撮り、別の用事で出かけている妻にメールを送る。

「またハチの巣ができてた」
「えっ!?それでどうしたの!?」
「殺虫剤と靴べらで駆除できた」
「すごい!がんばったじゃん!」
「これ写真」

「これカマキリの卵じゃない?」
「えっ……」
「前あったハチの巣とぜんぜん形違うでしょ」
「違う気もするけど……でもなんかこれも茶色いし……」
「さすがいい歳こいてキャベツとレタスの区別がつかない男は違うな」
「それは関係ないでしょ」
「まあまあ、お疲れさま。がんばったことには変わりないよ」


教訓:
キャベツとレタスの区別がつかない男は、ハチの巣とカマキリの卵の区別もつかない。
あと、いじりつつもなんだかんだ労をねぎらってくれる妻はやさしい。


コメント

  1. 名無しのゲーマー より:

    キャベツとレタスは区別付くけどほうれん草と小松菜が区別付かない
    カマキリの卵はそもそも見た事なかった

  2. 名無しのゲーマー より:

    逆に、見ただけでカマキリの卵って分かる奥さん凄くない?

    キャベツとレタスの区別もつかない男はもっと野菜食え

  3. 名無しのゲーマー より:

    カマキリのメスは交尾中にオスを食べるゲムぼくの好きそうな「よく食べる系女子」やぞ?

  4. カマキリの母 より:

    カエシテ….カエシテ……..

  5. 名無しのゲーマー より:

    これカマキリの卵だったのか!
    もっとふわっとしたイメージだったけど種類が違うのね

  6. 名無しのゲーマー より:

    あーこれは無実のカマキリを大量虐さつした罪で炎上不可避ですわ

  7. 名無しのゲーマー より:

    これ生まれるときに中からほっそいカマキリがウビャーって一気に出てくるのよな

  8. 名無しのゲーマー より:

    カマキリの卵って玉袋に似てますよね

  9. 名無しのゲーマー より:

    この卵からわらわらと100匹以上の子カマキリ出て来る孵化シーンは見物よ

  10. 名無しのゲーマー より:

    自虐に混ざってさりげに惚気る・・・
    羨ましいぞー!チクショー!

  11. 名無しのゲーマー より:

    恐らくハラビロカマキリの卵鞘ですね。
    中身は多分もう孵った後です。

  12. 名無しのゲーマー より:

    蜂の巣駆除に専用のスプレーを風下から発射し、「ウォ…オヘ!オッフオッフフォ!」とかワケわからないむせ方をしたのはいい思い出

  13. 名無しのゲーマー より:

    カマキリはいろんな害虫駆除してくれるぞ

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