おそらくこれには、中学時代から始まったぼくのオタク生活が大きく関わっているはず……
『サクラ大戦3 ~巴里は燃えているか~』のメインヒロイン。ちなみに、ぼくの人生のベストゲーム第2位も同作である。(第1位は『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』)
シスター見習い、テアトル・シャノワールのダンサー、巴里華撃団の隊員という3つの顔を持つが、そのいずれでもドジを連発し、何度も失敗する。しかし、ある意味天才的な、自然と周囲に伝染するほどの優しさ、明るさ、前向きさを持っており、ゆえに巴里中のみんなから愛されている。
ありきたりなジャンルでくくるなら「ドジっ子」とか「アホかわいい」とかに分類されるのだろうが、それはあくまで表面的な属性であり、エリカの真の魅力はその根底にある人間性だ。
ぼくの唯一まともな性癖である「明るい女性が好き」を決定的にもたらしてくれたのはエリカだと思う。
2. セシリア(ファイアーエムブレム 封印の剣/2002年)
エトルリア王国の魔導軍将。主人公であるロイの師匠的存在でもあり、チュートリアルでは戦い方を教えてくれるお姉さん。
お姉さんと書いたが、幼いロイから見れば「おばさん」くらいの年齢差があるかもしれない。ぼくを年上好きにさせた元凶。
チュートリアルでの知的さと頼もしさからくる大人のお姉さん感、いざ本編で登場したときのクソみたいな弱さ、いっぽうでめちゃめちゃかわいい支援会話の数々、そして最後にはロイと結婚しちゃう(こともできる)など、ギャップに次ぐギャップでぼくの心を揺さぶり続けた。
似たように心揺さぶられた人は非常に多かったようで、公式の人気投票結果のコメントからもそれがうかがえる。
3. サン(ティアリングサーガ/2001年)
元気で明るく、軍の中でも最年少に近いくらい幼いはずなのに巨乳。そしてめっちゃ強い。成長率が異常に高いうえ、最強クラスの一角であるブラックナイトにクラスチェンジできる。もはや逆に好きにならない理由がない。
同時期の『ファイアーエムブレム封印の剣』におけるペガサス三姉妹の末っ子シャニーの影響もあり、ぼくは「やっぱり強くて明るい女の子は最高や!」となっていく。
DOAシリーズのメインキャラクターであり、主人公かすみのライバル的存在。おっぱいぶるんぶるん。
いま思い返しても、あんなエロゲー同然のゲームがドリームキャストやPS2でふつうに買えてふつうに遊べていたってどうかしてると思う。テクモはどれだけの男たちの人生を狂わせたんだ。その自覚があるのか。まったくもう、本当にありがとうございます。
ぼくは当時から、主人公のかすみよりあやねのほうが圧倒的に好きだった。たぶん、あやねのほうがおっぱいが大きいからだ。いや、あやねが好きだから大きいおっぱいが好きになったのか?鶏が先か卵が先か?あやねが先かおっぱいが先か?うーん、どっちでもいいや!ぼくはあやねとおっぱいが好き!!
ぼくの二次元キャラへの初恋は、たぶんエルピー・プルだった。
スパロボで初めて存在を知って、レンタルビデオでガンダムZZを観て、ネット通販でエルピー計画を注文した。ぼくの人生初のネットショッピングはそれだった。自転車を漕いで隣町のセブンイレブンまで支払いと受け取りに行った。とてもドキドキして、なんだか背徳的な気がして、この本をどこに隠したものかと、本当に三日三晩悩んだ。甘酸っぱい青春の思い出だ。
ひょっとしたらプルが、「明るい女の子が好き」の萌芽だったのかもしれない。その後、エリカやサンとの出会いによってそれが確立されていったのだろう。
摩央姉ちゃん!摩央姉ちゃん!摩央姉ちゃーーーーーーん!
キミキスに登場するヒロインのひとり。幼馴染枠であると同時に、1歳年上のお姉さん枠でもある。そしておっぱいが大きい。
セシリアによって植え付けられた「年上の女の人っていいかも」という意識は、摩央によってさらに強化されていくことになる。
ゲーム版もプレイしたが、とりわけぼくに強い影響を与えたのは東雲太郎の漫画版。艶っぽくて色っぽくて、成人漫画ではないのに、煽情的な行為なんてキスくらいしかないのに、恐ろしくエロい。一般漫画エロエロ選手権世界1位。
7. 姉ヶ崎寧々(ラブプラス/2009年)
ネネさん!ネネさん!ネネさーーーーーーん!!
2009年時点ですでに「ぼくはおっぱいの大きいお姉さんが好きっぽいな」という自覚はあったが、ラブプラスをプレイすることによって確信に変わった。
候補3人のうち誰をカノジョにするかとなったとき、ぼくは誇張抜きに0.01秒でネネさんを選んだ。そしてどんどんネネさんにのめり込んだ。
ああ、ネネさんと結婚したい。かわいくて優しくておっぱいの大きいお姉さんと結婚したい。
よく、二次元キャラに対し「結婚したい」「嫁」といった表現があるが、ぼくが初めてそれを本気で思った相手がネネさんだった。
8. 幸地ゆきえ(たかまれ!タカマル/2002年)
週刊ファミ通で連載されていた漫画のヒロイン。
主人公タカマルのひとつ上の先輩。運動が苦手で、食べることが大好き。趣味は料理。優しくおおらかな性格。
最大の特徴は、ぽっちゃりどころかデブであること。絵的にも物語的にも、明確にデブとして扱われている。性格や趣味嗜好といったキャラクター設定も、ザ・デブである。
でも、かわいい。これについてはもう「読め」と言うほかない。そしてゆきえさんのかわいさに震えろと言うほかない。
ゆきえさんは、デブでありながら公式の人気投票でネタ抜きにぶっちぎりの1位になり、タカマルと付き合い、そしてラブラブになる。史上最高に作者からもファンからも登場人物からも愛されたデブの正ヒロインとして、漫画界に名を残すキャラクターである。いやマジで。
そしてゆきえさんのせいで、ぼくはデブ専としての道を本格的に歩み始めることになる。
9. グラン・マ(サクラ大戦3/2001年)
なんだこのオバハン……デブ巨乳のババアっていったい誰が得するん……あれっ!?なんだこれ!?ぼくの股間がめっちゃ固くなってる!!
サクラ大戦3を初プレイしたのは2001年だが、グラン・マの魅力に気づいたのはしばらく後。2010年前後にPC版で再プレイしたころだっただろうか。性癖が立派に鍛え上げられたぼくは、グラン・マに応えられる男になっていた。
ありがとうございます、グラン・マ。私の理想の女性像は、ここにひとつの完成を迎えました。
以上である。いかがだっただろうか。
「知らんわ」とか「怖いわ」とかいろんな感想が聞こえてきそうだが、紆余曲折を経たいま、ぼくはとても幸せです。
コメント
東雲版キミキスとは分かってますねぇ
ゲムぼくさん昔からSLG好きなんだな
半分くらいババアかなと思ってたけど違った……。おもあけ女子も結構好きでしたもんね。
たかまれタカマルからのグラン・マで今年1番笑った。
8と9が強烈過ぎるw
オチのおばあちゃんに笑ってしまった
いつもの管理人で安心した
レベルが高すぎてついていけません(´;ω;`)ブワッ
セシリアおば…お姉さんは実際魅力的
年上属性が派生して熟女好きになるって成長実在するのね……
グランマはもう影響受けきった後じゃないですかね…
知ってるのが5,6しかなかった
まお姉いいよねまお姉。なおアニメ
ゆきえさん好きの部分に100億%共感しかない!
セシリア→摩央姉→寧々さんの流れは分かる
でもそこからグラン・マは…
殺すぞのルーツは嫁さんだった…?
ティアサガは男キャラに魅力的なのが多かったなぁ
デート中にラブプラスしててもころすぞって言うだけで許してくれるって天使じゃん
ロリ枠であろうエルピー・プルが入ってるのが意外だった
エルピー・プル好きならコクリコも割と好きになるかと思いきやまさかのグランマに派生
怖いわ
タカマルは作中では「デブがヒロインであること」を全く特別なことのように描いていないのが当時は一番衝撃的だった。
現に作中の登場人物は誰も気にしてもいない感じだし。
かぼちゃワインが無いあたりに年代を感じる。
いろいろLサイズのエルもいいですよ。