『マリオテニスエース』家族で楽しむスイングモードのスゴさと注意点。

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 ニンテンドースイッチ『マリオテニスAce(エース)』を買った。
 Joy-Conをラケットに見立て、振ってプレイする「スイングモード」があるので、それを家族でやるためだけに5,980円出した。
 

【公式サイト 紹介ページ】
マリオテニス エース:対戦モード

https://www.nintendo.co.jp/switch/alera/gamemode/index.html

 で、やってみたら、すごかった。
 「スイングモードって、だいたいこういうことができるんだろうなあ」と想像していたことはすべてできたし、「えっ!?そこまでできるの!?すごっ!っていうか逆に怖っ!」みたいなこともあった。
 ただ、いっぽうで、「家族でスイングモードをやるために買うんだとしたら、これはちょっと知っといたほうがいいかも」という注意点もいくつかあった。

 そこで今回は、我が家のように「家族でスイングモードをワイワイやるためにマリオテニスエースを買おうとしている人」のために、そのスゴさと注意点をまとめてお伝えしておきたい。

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【ココがスゴい!家族で楽しむスイングモード】
1. フォア・バックだけでなく、スイングの軌道や手首の返しで狙う場所やスピンも変えられる。レフティ(左利き)設定もできる
2. 移動は自動。Joy-Conのスティックで手動にもできる
3. 球速が遅くミスショットしにくい「大きいボール」モードがある
4. 通常の得点ルール以外に、7点先取のタイブレーク制が選べる

 とにかく、1のスゴさは「本当にスゴいよ!怖いくらいスゴいよ!」と言っておきたい。フォアハンドとバックハンドの打ち分けくらいは想像していたが、その10倍はスゴい。
 トップスピン、スライス、フラット、ロブ、ドロップ……「こう振ればこう回転がかかるはずだよな」と考えながら打てば、本当にその回転がかかる。Joy-Conはセンサー精度が極めて高いため、「いかにもゲームっぽくおおげさに振る」必要もなく、自然に振るだけでよい。
 また、もはやなにがどうなっているのかわからなくて逆に怖いのだが、思った以上に狙ったところに打てる。「右に打ってやろう」と思ってスイングすると、本当に右に飛ぶ。ゆっくり振ればゆっくり飛ぶ。鋭く左奥を狙って打てば、鋭く左奥に飛んでいく。Joy-Conには読心機能があるのかもしれない。

 2の移動は、ちょうどよく調整されている。基本的には自動なのでスイングのことだけ考えればいいが、スティック操作すればその瞬間だけ手動にもできる。きわどいボールを本気で取りにいくときにも使えるし、子どものためにわざと手加減したいときなんかにも使える。ちょっとスタートを遅らせるとか。

 3の「大きいボール」モードは、まさに家族でワイワイやるための設定。
 これがあるおかげで、4歳児でも、ゲーマーだけど運動音痴なぼくでも、楽しくレクリエーションっぽく遊ぶことができる。ボールが跳ねるときに「バイ~ン」という感じの愉快な音がするので、4歳の子にはそれだけでちょっと楽しいみたいだ。

 そして4の通り、1ゲームの長さは通常のルールか7点先取のタイブレーク方式かを選ぶことで調整できる。実際にスイングしてのプレイはけっこう疲れるので、タイブレークが標準設定だと思っておくとよい。
 

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【ココに注意!家族で楽しむスイングモード】
1. すべてのモードをスイングで遊べるわけではない。あくまで「スイングモード」のみ。
2. 使用できるコートは、ストーリーモードを進めないと増えない
3. CPUが「よわい」でも意外と強い
4. 腕がめっちゃ疲れる

 スイングで遊べるのはスイングモードのみである。めちゃめちゃ楽しいが、マリオテニスエースの本筋ではない、ということは知っておいたほうがいい。あくまで、対戦のなかのひとつの遊び方だ。

 2もやや注意。マリオテニスエースのコートは独自のギミックが付いた個性的なものが多々あるのだが、これはひとり用の、かつスイング非対応のストーリーモードをプレイしないと増えていかない。
 そして、CPUがけっこう強い。「よわい」でも、4歳児や非ゲーマーやクソ運動音痴よりは強い。シングルスで2人プレイやダブルスで4人プレイをするときならCPUは関係ないが、たとえば3人プレイで「娘&息子 VS ぼく&CPU」のダブルスをやることになったとき、CPUがけっこうな勢いで娘&息子をぶちのめそうとするので、手加減に苦心することがあった。
 で、めっちゃ楽しいかわりに腕がめっちゃ疲れる。本格的にスイングすればゲームにも本格的に反映されるが、自分の身体にも本格的に反映される。ポジティブにとらえれば、ダイエット効果バツグンと言えるかも。
 

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 いいところも注意すべきところもあるが、総合的には「スイングモードのためだけに5,980円出して正解だった」と言い切れる楽しさがあると思っている。
 右腕をプルプルさせながらこの記事を書いているぼくだが、これが終わったらまたテレサとしてコートに降り立つ予定である。



コメント

  1. 名無しのゲーマー より:

    楽しそう。
    wiisports以来のコントローラーをスイングすることが無かったから、凄い進化してるんだろーな

  2. 名無しのゲーマー より:

    未だにWii Sportsのテニスやってるんですが、まさかSwitchで継承されてたとは!
    体感操作の視点で解説してる文章が少なかったので超参考になりました。本体買ってきます。

  3. 名無しのゲーマー より:

    参考になりました。ありがとうございます。

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