ぼく、シネコンで手書きの映画チケットを発行される。

 先日、たいへん遅ればせながら『この世界の片隅に』を観に行ったときのこと。
 ゆったり観たいので、平日の朝イチ(9時)という映画館がもっともスカスカな時間帯に行ったのだが、チケットカウンターに着くと異変が。
「申し訳ございませんお客様!現在システムエラーが起きており、チケットの発券ができない状態でして……」
 ええっ!?
 あっ、でもたしかに上映スケジュールやレジの画面がぜんぶブルースクリーンになってる!
 やばいじゃん!帰れってこと!?
「つきましては、手書きにてチケットを発行させていただきますので、少々お待ちいただけますか?なお、システムエラーで座席指定もできない状況ですので、全席自由席です」
 えっ、すごいじゃん!そんなことできるの!?
 こんなデカくてシステマティックなシネコンに手書きのチケットで入るなんてすごい体験じゃない!?
 しかも自由席!入ってみて実際の距離感や角度を体感してから決めていいだなんて!
 ミニシアターや町の古い劇場ならわかるけど、ここでこれはすごい!ラッキー!!

 というわけで、最高の映画である『この世界の片隅に』を、思いがけず最高の座席で観ることができたぼくである。
 この幸運を誰かに自慢したい!妻に電話して自慢したら「へえ。ところでちゃんと牛乳買って帰れよで済まされてしまった!悲しい!そうだ、ここで自慢しよう!そしていまに至る!!

 『この世界の片隅に』の内容そのものも含めて、ずっと記憶に残りそうな映画体験ができた。よかった。
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コメント

  1. 北の熊 より:

    前の記事の後のこれ、完全に布石…!!
    そして嫁の温度差www

  2. 名無しのゲーマー より:

    牛乳に劣る幸運

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