2016年7月12日(火)に開催された、Amazonで年に一度のスーパーセール『Prime Day』。
日本全国のプライム会員が、移動時間や昼休みを活用したり、熱心な人だと会社や学校を休んだりしてまで参戦し、数量限定の激安商品を買いあさった。
ぼくはガッツリ腰を据えて挑んだわけではぜんぜんないのだが、いちおう、ヒマを見てはiPadを取り出し、ほうほう、なるほどね、という感じでセールの様子を眺めていた。
次々と商品が完売になっていくさまを見ていて気づいたのは、やはりPC・タブレットやその周辺機器系のいい商品は絶対に買えない、ということ。
そもそも、プライムデーに興味を持つであろうAmazonのヘビーユーザーには、ネットをよく利用し、PCやタブレットに明るい人たちが圧倒的に多い。身も蓋もない言い方をすれば、インドア系のオタクが多い。
Amazon側もそれは充分に理解しており、プライムデーの中心となる目玉商品も、MacBookなどをはじめとしてPC・タブレット系に集中していることが多い。
そんなもともと激戦区なところに、転売屋なども加わってくるわけだから、ぼくたち野次馬がヒョコッと訪れてポンッと買えちゃう確率はほぼゼロである。
たまに「あれ?超残ってるじゃん!」という商品もあるが、そういうのはよく調べると通常時の販売価格とほぼ差がないものがほとんど。
たとえば、上図の商品は43%OFFと書かれていてかなりお買い得に見えるが、じつはふだんから41%OFFくらいになっているのでぜんぜんオトクではない。悲しい。
しかし、上記のことは逆に言えば、インドア系のオタクたちが狙ってこない商品カテゴリはそこそこいいモノを買いやすいよ、ということでもある。
具体的には、子育て、ファッション、スポーツ・アウトドア、ファミリー向けの生活家電や日用品、女性向けの美容グッズ、といったところ。
そのあたりであれば、いい感じの値引き率の商品であっても終盤まで売れ残っているケースがそれなりに多い。
たとえばこのへん。どちらも通常価格の25~29%OFFでけっこうなお買い得具合だが、プライムデー終盤まで残っていた。(上記スクリーンショットを撮影したのは23:00ごろ)
というわけで、我が家はこの電動歯ブラシを買ったほか、子ども用のおもちゃとぼく用のスニーカーも購入した。あと妻がなんかよくわからんクソオシャレな服を買っていた。クソダサいぼくにはよくわからん。
ちなみに、スニーカーというのはブラッチャーノのこれ。
娘と息子が通う保育園の行事で、白いシンプルなスニーカーが必要になることがあるので、えいや、と買った次第である。通常なら約3,400円のところ、プライムデーでは半額の約1,700円だった。やっすい。
さらにちなみに、これ、インソールは赤い。インソールまでホワイト系だったらさすがにヤベェなと心配していたのだが、ひと安心。
ドドンと広告されているような目玉商品はまず買えないが、メインユーザー層の動きを想像したうえで、カテゴリを絞って挑めばそれなりにいい商品が転がっている印象だった、2016年のプライムデー。
2017年の夏にもぜひ期待したい。
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