アパホテルに宿泊すると、必ず客室の浴衣の上に折り鶴が置かれている。
あまりにも綺麗に折られているので、そういう機械でもあるのか?と思ってしまうが、すべてスタッフの手作りである、ということを元谷社長の著書で読んで驚いた。
出典:http://www.apahotel.com/other/service.html
公式サイトのアメニティ一覧にも載るくらい、ある意味でアパホテルの象徴となっている折り鶴。
その目的は、ともすれば無機質、殺風景になってしまいがちなビジネスホテルの客室に「おもてなし」の心を表現することだそうだ。これもぼくは社長の著書で読んで、たいへん感心した。
実際、宿泊客からのウケは総じてよく、特に外国人観光客なんかはとても驚いて喜び、記念に持って帰る人も多いそうだ。日本の折り紙文化をアパホテルで知った、なんて外国人もけっこう多いのかもしれない。
最近では真似して折り鶴を置くホテルも多くなったが、あくまで本家は(たぶん)アパホテルである。
泊まった際には、ぜひ目を留めてみよう。
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