街中や個人宅前に設置されているジュースの自動販売機には、「フルオペ(フルオペレーション)」方式と「セミオペ(セミオペレーション)」方式がある。
フルオペは、自販機の設置から商品の仕入れ・入れ替え、売上管理などすべてを業者がやってくれる自販機。「Coca-Cola」「BOSS」など、ブランド名が筐体にドーンと入った自販機はこれ。街中で見かける自販機の9割はフルオペである。
セミオペは逆に、筐体の購入・設置を含むすべての作業を個人が自前でやっている自販機だ。
ブランドロゴがいっさい入っていない筐体が、セミオペ自販機のわかりやすい証である。
ビジネス的な観点では、フルオペのほうが何もしなくていいのでラクだが、セミオペのほうが一本あたりの利益は大きい。一長一短である。
ただ、いちユーザーとして言わせてもらうならば、ぼくは下記の理由からセミオペ自販機のほうが圧倒的に好きだ。
・安い(ペットボトルが1本100円を切ることもしばしば)
・マイナーブランドのジュースが買える(チェリオ、サンガリア、不二家ネクターなど)
・品揃えに自販機設置者の性格やこだわりが出る(コーヒーの種類が異常に多い、真冬でも冷たい飲み物オンリーなど)
あなたもぜひ、セミオペ自販機を見かけたらここぞとばかりにマイナーな謎ジュースを購入して売上に貢献し、セミオペ自販機界の発展にひと役買ってほしい。
コメント
安いけど出てくる飲料がランダムなやつすき
自前の写真ばかりな所に自販機愛を感じます
地元のエロ本自販機もセミオペかな
熟女物ばっかだった
缶のコーラだけ強気に120円なの好き。
他がマイナーとか一線級ではないなかのエース感、田舎にぽつんとあるチェーン店みたいで好き