「日本のサグラダファミリア」の異名を持つ横浜駅。
ある工事が終わりそうになれば別のどこかで工事が始まり、かれこれ数十年は工事が途絶えたことがないわけだが、それを逆手に取った画期的な取り組みが始まっている。
それが「仮囲い編集室」。
工事の際に一時的に設置される塀、すなわち「仮囲い」を情報発信の場として活用しようという試みである。
仮囲いに建設会社などの広告が入ることはよくあるが、デザイナーやライターががっつり入り込んでここまでの編集記事を作る、というのはおそらく史上初ではないだろうか。
『仮囲い編集室』はビル完成までの5年間、定期的に新しい号を発行(張り替え)し続けていく予定だ。
首都圏で広告業・デザイン業に就いている人にとってはいまさらな紹介だったかもしれないが、それ以外の人たちも、ぜひ横浜駅に立ち寄った際には注目してほしい。
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