日本人はみんなカレーライスとあやしい日本語が大好きである。
ちょうどいい辛さのカレーに出会えたときとちょうどいいあやしさの日本語に出会えたときの脳波はまったく同じであることがデッタ・ラメー大学の研究で明らかになっている。
そこでこのコーナーでは、Amazonなどのネットショッピングをはじめとした各種サイトにあふれるあやしい日本語を大紹介!
今回は、中華タブレット編だ!
【001】
“簡単のゲームをお楽しめ“
お楽しめ。お買え、お遊べ、お楽しめ。
【002】
“ウェプサイトの覧が快適です。”
ウェプを覧するってなんだよ。ウェプって。そりゃモデルさんもびっくりした顔になるわ。
【003】
“1280×800 極高解像度“
1280×800で極高って、いつの時代だ。両津の「メモリー512Mのモンスターマシンだ!」みたいな感じ?
【004】
“劇的なダークモード“
劇的なダークモードってかっこいいな。なんかすごい中二病みたい。
【005】
”臨場感のあるサウンド 家族でつかえるパフォーマンス”
日本語としてはおかしくないのだが、1行目と2行目の話に因果関係がまったくないので文章としてはおかしいという珍しいパターン。
天下のLenovoですらこういうのがあるのはおもしろい。
【006】
“簡単のゲームをお楽しめる。“
出た、お楽しめシリーズ。
「簡単」「ゲーム」と来たら「お楽しめ」です。覚えておきましょう。
【007】
“200万画素のフロントカメラで連絡を保つ“
200万画素未満のカメラを使っている奴は連絡が取れず死ぬ。
【008】
“200画素“
画素少なすぎない?
【009】
“お子様の精神学園“
精神学園、怖すぎるでしょ。100%新興宗教でしょ。笑顔がもう手遅れ感あって怖いよ。
【010】
“子供に優しいデザイン食品グレードのシリコーン“
誤訳めいたものが多すぎてもはや本来伝えたかったことがなんなのか想像がつかない。子どもが口に含んでも大丈夫なくらい安全なシリコン素材ですよ、みたいなことかな。または、「子供に優しいデザイン」での改行し忘れか?
あと、ケースの耐衝撃性を表す画像を作りたかったんだろうけど、コンクリート床を破壊するほどの攻撃力を表す画像になっちゃってるよ。これが子どもにぶつかったら死ぬよ。
中華タブレットは右も左もあやしい日本語広告の宝庫だが、逆に「それでも市場を席巻するくらい人気(または他のタブレットが不人気)」だとも言える。
実際、いまのタブレット市場は「iPad」「Fire」「Surface」「中華タブ」の4語くらいでほぼ説明がつく。日本のメーカーは見る影もないわけで、中国の躍進はやはりすごい。品質はあいかわらずピンキリだけど。
そんな魅惑の中華タブレットの世界、あなたもぜひ覗いてみてほしい。
コメント
精神学園は幸福の科学みがある
中国人は日本語の濁音が聞き取れないらしいけど、文字でもよく間違えてる。
「日本のメーカーは見る影もないわけで、中国の躍進はやはりすごい。」
中国の偽技術は、全部、日本のパクリ・窃盗だよ。
iphoneも、元々日本の携帯電話のパクリ。
見かけの売上げで、見ていたら解らないだろう、
けど、日本は世界でも、屈指の技術立国だと忘れては恥だよ。
魂は売ったら駄目。
インド人を右に
を思い出してしまう
今の技術でも未だに翻訳しきれない日本語やば……すごくない?
ま、まあ日本人からしても中国語なんてわけわからんし……
広すぎて方言が事実上の別言語とかだし……
(やばそうなコメントがあるのは触れていいんですかね)
200万画素からの200画素で草
前後の文章くっついっちゃてるだけで
「子供にやさしいデザイン」「食品グレードのシリコン」は普通に使う言葉だから・・・
AliExpressでCPU2.2GHzオクタコア、メモリ6GB、ストレージ128GBの中華タブが約12000円で売ってたので買ってみたら、予想通りスペックが全部偽装されてた(システムからは上記のスペックに見える)
中華タブの闇は深い
200画素は素直に草
ジグソーパズルかな?