神映画『ヒーリングっど♥プリキュア ゆめのまちでキュン!っとGoGo!大変身!!』の推しポイントを語る。

映画ヒーリングっど♥プリキュア ゆめのまちでキュン!っとGoGo!大変身!!
映画ヒーリングっど♥プリキュア ゆめのまちでキュン!っとGoGo!大変身!!

 タイトルがやたらと長い映画、『映画ヒーリングっど♥プリキュア ゆめのまちでキュン!っとGoGo!大変身!! & 映画トロピカル~ジュ!プリキュア プチ とびこめ!コラボ♡ダンスパーティ!』を娘と観に行った。
 娘はこの春から小学生になったので、そろそろプリキュアを卒業してしまう可能性がある。これが娘と行く最後のプリキュア映画になるかもしれない。娘が卒業してもぼくは在籍し続けるけどな。
 

【本予告】『映画ヒーリングっど♥プリキュア ゆめのまちでキュン!っとGoGo!大変身!!』

 発表当時、『Yes!プリキュア5 GoGo!』が登場することが話題となった本作だが、ぼく個人はふつうに『ヒーリングっど♥プリキュア』のファンであり、特にキュアスパークル(ひなた)推しなので、そのあたりを目当てに観に行った。ちなみに娘はキュアアース(アスミ)推しである。
 ひなたはね、いいですよ。おもあけ女子(思いっきり口を開けて笑う女の子)ですよ。おもあけ協会推薦キャラクターですよ。

 さて、観に行った結果だが、文句なしの神映画だった。
 親世代を狙い撃ちの子育て号泣ストーリーをぶち込んできた2018『HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』、キュアミルキーとひかララ(ひかる×ララ)の1年分の尊さが71分に凝縮されたミルキーよくばりセットこと2019『スタートゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて』とは趣が異なり、とにかく熱い映画だった。
 受け止めた熱が身体に残っているうちに、この映画の推しポイントを書き殴っておくことにする。
 

導入のバトルからいきなり作画もプリキュアも全力

 プリキュア映画の序盤にある、キャラ紹介や基本必殺技のお披露目を半分兼ねたようなオープニングバトル。この時点で作画のクオリティが恐ろしく高い。作画枚数どうなっているんだ。
 キュアグレースもキュアフォンテーヌもキュアスパークルもキュアアースも、かつて見たことがないスピード感で走り、跳び、殴り蹴る。カメラアングルもめまぐるしく変わる。一瞬で「あ、この映画、当たりだわ」とわかった。スタッフの本気が画面から伝わる。 
 もともと、『ヒーリングっど』はコロナ禍でテレビ放送に中断があったり、映画の時期もずれたり、それらが玩具の売上にも影響してしまったりと、歴代プリキュアのなかでも逆境に立たされたシリーズだった。この映画だって、例年通りなら2020年秋に公開されていたはずであり、一時期は製作中止説まで出たほどだ。
 おそらく、本作にかけるスタッフの情熱は、例年の秋映画以上のものがあったはず。「ヒーリングっどを『不遇』だなんて言わせない」という決意が伝わってくる。

 10対10となった大人数バトルの構成も見事。プリキュアが順番に必殺技を撃って勝利ではなく、ヒーリングっどチームとYes!プリキュアチームが入り乱れ、徒手空拳と必殺技の即興コンビネーションで敵を撃破していく。
 ヒーリングっどファンとして「これが見たかった!」という点もきっちり抑えてくれている。キュアグレース(のどか)の非変身時の穏やかさからは想像できないほどのガチすぎる格闘術とか、ほかのプリキュア達がコンビネーションで敵を撃破していくなかふつうにタイマンで殴り勝つキュアアースとか。やはりアースは基本スペックが違いすぎる。
 また、オープニングバトルの時点で早々にヒーリングっどアロー(後期の合体必殺技)をぶっ放したことから、「あ、この映画、もっとヤバい敵ともっとスゴい必殺技が出るんだな」ということを予感させ、期待させてくれる。
 

ひなたのひなた感が5割増し


出典:https://www.youtube.com/channel/UCSsjL41NsyqSNNbanuI0htg

 『ヒーリングっど』のギャグ担当であり変顔担当でありドジ担当であり、ゆえにかませ役をやらされたり、逆にギャップを活かして感動担当も務めたりと、テレビ本編で独特のポジションにずっといたひなた。
 この映画でもそれは健在。健在どころか、むしろエスカレート。彼女の言動がきっかけでストーリーが大きく動く場面は多いし、あいかわらず表情パターンもいちばん多い。戦闘シーンでも、おもしろいところもおいしいところもかなり持っていっている。特に、キュアレモネードとの共闘と、優秀すぎる肉球バリアは必見。
 余談だが、『ヒーリングっど』はメインキャラ3人が全員バリア使いという珍しいプリキュアであり、歴代でもかなり防御力が高い。その特性が本作でも充分に活かされているのはお見事。
 

劇場版限定なのがもったいないパートナーフォーム


出典:https://www.youtube.com/channel/UCSsjL41NsyqSNNbanuI0htg

 ラビリンたちパートナーとの強い絆によって発現した新しい姿、パートナーフォーム
 本作のモチーフである「かぐや姫」を意識してか和風の装いになっているのだが、これがめちゃくちゃかっこよくてかわいい。特にグレースかわいすぎでは? なんだそのうさ耳は?
 また、「パートナーフォーム」だけあって、パートナーのヒーリングアニマルの特徴が衣装に取り入れられているのも見ていて楽しい。グレース(ラビリン)のうさ耳は顕著だが、ほかにもフォンテーヌ(ペギタン)はペンギンにちなんで氷の結晶のような髪飾り、アース(ラテ)はラテのリボンと同じイヤリング、スパークル(ニャトラン)は魚型のイヤリング。「なんで魚だよ! ニャトランに食わせるのか!?」とツッコみたくなるが、これはニャトランの額に魚型のアザがあるからである(ふだんは毛で隠れて見えないが)。このあたりの小ネタの入れ方が個人的に大好き。
 また、パートナーフォームには専用の変身アニメがある。もちろんこれも劇場版限定であり、それを活かし、変身シーンなのに顔や肌に傷跡の描写があるという演出がされている。テレビ用の変身バンクでは絶対できないことだし、戦いのなかでの進化であることを観客により印象づけることに成功している。
 

ヒーリングパートナーカルテット

 序盤にヒーリングっどアローを使ってしまって、どうするんだ……と思っていたら、パートナーフォーム限定の新必殺合体技、ヒーリングパートナーカルテットが登場! なんか超級覇王電影弾みたいなすごいエフェクトが出た!
 もちろんこれも、この映画限定の必殺技である。すごいんだけど、ホントにもったいない。何度でも観たい、これ。バンク化してほしい。次の映画にヒーリングっどがゲスト出演したときにまた撃ってほしい。
 

新フォームが3つもあるキュアグレース


出典:https://www.youtube.com/channel/UCSsjL41NsyqSNNbanuI0htg

 ラビリンとの絆の力『パートナーフォーム』と、キュアドリームとの協力による『ドリームキュアグレース』のふたつは予告編の時点でわかっていたが、最後、さらにもうひとつ新フォームが登場する。『カグヤグレースフォーム』と言うらしい。
 本作のモチーフ「かぐや姫」とラビリンのモチーフであるうさぎをうまく組み合わせた結果、「月ではうさぎが餅つきをしている」の伝承にちなんで杵のようなハンマーを持っている。「そうつなげてくるか~! なるほど~!」とめちゃめちゃ感心してしまった。
 それにしても、一気に3段階も進化するってすさまじくない? 仮面ライダービルドラビットタンク→ラビットタンクスパークリング→ラビットタンクハザードフォーム→ジーニアスフォームを1時間でやりきったみたいなことでしょ? 詰め込み具合が異常でしょ。材料が余りすぎたおせちかよ。
 

ソードマスタートロピカル~ジュ


出典:https://www.youtube.com/channel/UCSsjL41NsyqSNNbanuI0htg

 映画本編が終わると、『トロピカル~ジュ!プリキュア』の短編が始まる。10分もないくらいの短い映画。
 ……なのだが、その10分で話の導入からトラブル、敵との遭遇、変身、ピンチ、復活、必殺技、逆転勝利からの「ビクトリー!」、ダンス2本と、あらゆる要素をすさまじいテンポでやりきっており、プリキュア版ソードマスターヤマトみたいなことになっている。トロピカル~ジュの明るい作風とも噛み合っていてかなりおもしろいので、観る人は期待してほしい。本編のほうがめちゃめちゃ熱かったぶん、お笑い要素はこっちが一手に引き受けている。
 
 

 正直、『ヒーリングっど』はテレビ放送が始まったころは「スタートゥインクルやHUGっとほどハマる予感がしないな……」と思っていたのだが、いまとなっては「ヒーリングっどは最高だ」という言葉しか出てこない。
 ぜひ観に行ってほしい。大人は配布特典のゆめペンダントをもらえないが、心のゆめペンダントを光らせながらプリキュアを応援しよう。
 

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コメント

  1. 名無しのゲーマー より:

    娘が一緒に来てくれなくても一人で観に行くか

  2. 名無しのゲーマー より:

    字が多すぎて読めない。

  3. 名無しのゲーマー より:

    パートナーフォームいいよね
    本当は本編でも登場予定だったのかもな

  4. 名無しのゲーマー より:

    東京五輪は無理に絡ませなくてもいいのにと思ったけど全体として面白かったな

  5. 名無しのゲーマー より:

    「ヒーリングっどを『不遇』だなんて言わせない」

    グレース役の声優さんもインタビューで同じ事を言っていたのを見ました。

  6. 名無しのゲーマー より:

    1回見ただけでここまで書けるなんて流石プリキュアおじさん

  7. 名無しのゲーマー より:

    プリキュア全然知らないけど仮面ライダービルドの例えのおかげで分かりやすかったです

  8. 名無しのゲーマー より:

    長いのでイチヂク浣腸で例えてもらっていいですか

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