22年ぶりの『電車でGO!』、進化しすぎててビビる。

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初代『電車でGO!』が遊べる!運転士体験サイト | SQUARE ENIX
PlayStation®4/Nintendo Switch™用ゲーム『電車でGO!! はしろう山手線』の発表を記念して、1997年に発売されたPlayStation®用ゲーム『電車でGO!』をスマホサイト上で再現しました。

 昔、『電車でGO!』というアーケードゲームがあった。2000年より少し前だったと思う。

 画面はふつうの4:3ブラウン管だが、コントローラーが電車の運転席を模した形になっていて、それはそれはとてもかっこよかった。
 当時ぼくは電車に興味のない子どもだった(田舎だったのでそもそも電車が身近になかった)が、それでも『電車でGO!』は「なんかカッコイイ!」と思った。たぶん、一度か二度だけプレイしたこともあったと思う。
 『電車でGO!』は人気シリーズとなり続編が多数出たが、いまでもぼくのイメージはあの初代アーケード版だ。

 あれから約22年。
 ぼくは大人になり、今度は娘と息子が「パパ、このでんしゃのゲームやってみたい!」と言うのを聞く側の立場になった。

 おお、よかろう、遊ばせてあげよう。200円を入れてあげよう。
 ワクワクするよな、こういう体感型のゲームって。気持ちはわかるぞ。
 いまだとやっぱり、画面が16:9になってフルHDみたいな感じになってるんだろうな……
 

 えっ!?
 

 モビルスーツのコクピットじゃん!
 16:9とかフルHDとかいう次元じゃないじゃねーか!

 巨大な3画面+手元のタッチパネル液晶、そして制御機器(マスコン)型コントローラー警笛
 どういうことなんだ、このリッチさ……逆にこれで1プレイ200円ってどういうことなんだ? 似たようなリッチさの『機動戦士ガンダム 戦場の絆』は500円するのだが?
 

 プレイ開始。
 『はじめての電車でGO』みたいな入門用のモードがあり、「マスコンを一番上に倒しましょう」などと手順をていねいに教えてくれるので、6歳児でもほぼ自力で理解してプレイできる。うちの娘&息子は天才なので多少特別かもしれないが。天才なので。

 まあ、それはさておき……
 

 これ、浜松町→東京間なんだけど、風景がめっちゃリアルだな……
 風景オタクじゃないから細かくは覚えていないけど、「それっぽい! こんなんだった気がする!」とふつうに唸ってしまう。
 子どもたちが運転する横で「うわー、そうそう!東京駅のホームってこんな感じだよ!」などとめっちゃはしゃいでしまった。
 

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 ちなみにゲーム内にはナビゲーターがいるのだが、名前は「二葉(ふたば)」というらしい。
 かわいい。絶妙にタイトーらしい3DCGの作り慣れてなさを感じる。いや、もしかしたら外注かもしれないけど。
 

 1プレイ200円で、説明・チュートリアルなど4分+本編6分くらいで、計10分は遊べたと思う。
 この豪華さなのに200円で長く遊べるのはスゴいな。入門モードは客寄せの重要な入口だから長めに遊べるように設定している、というのもありそうだが。
 

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 この手の大型筐体ゲームってなんとなく心理的ハードルが高いし、ド偏見だが電車モノってややこしいファンが多そうなので、なおさらとっつきづらいイメージだ。
 ただ、この最新版『電車でGO!』は、最新シミュレーター技術の体験機会として価値が極めて高いと感じた。「いまはこれだけのことが1プレイ200円のレベルで実現できるんだな」と、アーケードゲームに対する価値観をアップデートできる。

 あなたも、とっつきづらいという先入観を取り払って、ぜひやってみてください。

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コメント

  1. 名無しのゲーマー より:

    開発費回収できるのかこれ

  2. 名無しのゲーマー より:

    ゲーセンの一部のゲームは家では置けないような専用コントローラーや大きい画面のゲームで、もはやアトラクションかと思うゲームに触れるのも楽しいですね。最近ですと星と翼のパラドクスもアトラクション感あって楽しかった。

  3. 名無しのゲーマー より:

    全展周囲モニターになる前のMSコックピットですね

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