娘「パパ~、ガチャガチャやっちゃダメ? 200円なんだけど」
ぼく「うーん、200円とはいえ、大事なお金だからなー。残念だけどきょうは」
娘「この、アイカツプラネットのやつなんだけど」
ぼく「やっていいよ! アイカツの200円は実質タダだからね!」
アイカツプラネットに娘以上にドハマリしていることでおなじみのぼくである。
出典:http://www.aikatsu.net/character/mao.html
ちなみに、アイカツプラネットは主要キャラがもれなくかわいいのだが、ぼくは特に主人公のハナ推し。娘はハナのライバルのルリ推し。
娘がガチャガチャを回すと、主要キャラ4人が描かれたマスキングテープが出てきた。
すごい! ちょっとキラキラしてるし、これが200円ならかなりお買い得……
娘「わー! レアのスイングがでたよー」
えっ! スイングもついてくるの!?
フォーチュンエメラルドっていうのは初めて見たな。公式サイトによると、このガチャガチャ限定のレアスイングみたいだ。
しっかりキラ加工もされていて、とてもガチャで出てきたものとは思えないクオリティ。マスキングテープなしで、これ単体で200円でもいいんじゃないか?
あっ、でも、よく見ると、アイカツプラネットのゲームで排出される本来のスイングよりサイズがひと回り小さいな。1辺の長さが2/3くらいしかない。
ということは、あくまでガチャのおまけみたいなもので、ゲームで使えるわけでは……
“データカードダスで遊べるミニスイング付き!”
遊べるんかい!!
サイズが違うのにちゃんと使えるって、どういう仕組みなんだ……?
さっそく近くのゲームセンターに行き、ミニスイングを使ってみる娘。
サイズが違うのでスロットに挿すとスイング全面がほぼ隠れる形になるが、ちゃんと使うことができた。
ホントにどういう仕組みなんだ……
『アイカツプラネット!』に関しては前から気になっていたんだけど、『アイカツオンパレード!』以前とは違って、スイング(カード)にQRコードが描かれていないんだよな。
SuicaのようなICカードなのか? とも思ったが、それとも違うみたいだ。それだとコストがかかりすぎるし。
気になって、家に帰ったあとスイングをまじまじと観察してみると……
この部分にiPhoneのライトを当てると、うっすら四角い模様が見えた。たぶんQRコードだ。
ということは、IRプリント(赤外線に反応する特殊インク印刷)を利用して、表面上はQRコードがないように見せているっぽいな。IRプリントの技術はリコーが以前発表していたのを見たことがある。
すごいな。アイカツ、本気だな。そこまでやってるのか。
でもたしかに、スイングってアニメ本編ではドレシアの不思議な力を宿した変身アイテムだから、そこにQRコードが入っているのはヘンだもんな。一気に商業感が出ちゃうもんな。
『アイカツプラネット!』世界のスイングを完全再現するために特殊印刷までフル活用して、しかもエンボス加工やキラ加工までして1枚100円レベルで抑えている技術力とアイカツ愛に感心するしかない。

スイング、ホントに美しいので、ご興味ある方はぜひやってみてください。
2021/02/25(木)から第2弾がスタートするし、それに伴って限定スイングやアイドルライセンスの配布キャンペーンもあるみたいなので、始めどきですよ。
あと、これはただの自慢なんですけど、娘のアバターめっちゃかわいくないですか。
ただの自慢なんですけど、天才なんですよ、うちの娘。

コメント
年増好き浣腸人ブログなのにたまに勉強になるの悔しい
はえ〜すごい
食費削ってアイカツやってそう
IRプリントなんて初めて聞いた…ゲムぼくさんは印刷業界の人なの?
トンビが鷹を生む
さすが鳥親子ですね
さらっとガシャの中で一番いいの出してるな
つまりIRプリンターを自作すればスイングを自作できるわけだな
これは善のアイカツおじさん