新作アーケードゲーム『アイカツプラネット!』に娘よりドハマリする。

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 テレビシリーズ(アニメ+実写)の『アイカツプラネット!』第1話に魅了され、すぐさまゲーム版を遊びに行くことを決意した娘(6歳)と、ついていく父親のぼく。
 すみません、ウソつきました。見栄を張りました。主従が逆です。ぼくが「いますぐ行こう!」って言いました。
 

 ゲームセンターに到着し、プレイしたわけだが……
 とにかくもう、「えっ!前作(アイカツオンパレード!)までとぜんぜん違うじゃん!」と驚くことだらけだった。
 

筐体が一新されている。『オンパレード!』までは筐体は同じでソフトウェアが更新されている形だったが、ついに一新。これだけでもすさまじい変化。

・「1画面・縦向き」から「2画面・横向き」に進化。フルHDが2画面という、キッズカードゲームとは思えない豪華仕様。めちゃめちゃ金がかかっている。

・グラフィックが超進化している。『オンパレード!』以前はキャラクターの3Dモデルにジャギー(ギザギザ感)があったが、それがほぼ皆無。旧筐体の性能に引っ張られてずっと低画質で来ていたのが、新筐体になったのを機にTVアニメで使われている3Dモデルの品質と同等~同等以上に一気にランクアップした感じ。

音が聞き取りやすくなっている気がする。スピーカーが改善されたのかも。

・筐体一新に伴い、アイドルの着せ替えシステムも一新。従来までのアイカツパスやカードは使えない(互換性がなくなっている)

・変身アイテムが「カード」から「スイング」に変更。スイングはカードより頑丈かつ豪華なつくりで、エンボス加工も入っている。そのままアクセサリーやインテリアにできそうなおしゃれさ。

・カードはスタンプなどでデコレーションできたが、スイングにカスタマイズ性はない。筐体内でプリントされる仕様ではなく、有り物が排出される仕様のため。

1プレイの時間がちょっと長くなっている。ヘアメイクやリズムゲームをしっかり楽しめる。

・コーディネートは、トップス、ボトムス、シューズ、アクセサリーのカード4枚を使って1つのステージ衣装を完成させる方式から、スイング3枚を使って3つのステージ衣装を着る方式に。スイングは1枚で1衣装を構成し、1つのステージの間に2回着替えるタイミングがある。

・プレイ料金が実質的に100円→200円に値上がり。過去作は「100円でゲームプレイ+カード排出」だったのが今作は「100円でゲームプレイ+100円でスイング排出」になっている。

・スイングはリズムゲームの後ではなく、前で排出される。

・リズムゲームは、ライバルのアイドルと同じステージに立って競う形式。従来よりバトル感が強くなった。

・リズムゲームは従来の物理ボタンを叩く方式から、画面をタッチ操作する方式に変更

・リズムゲームは難度が少し上がっている。「かんたん」であっても、長押しや左右同時押しのノーツがわりと出てくる。
 

 プラスの変更マイナスの変更も、どちらとも言えない変更もある。
 そして気づいた変更点をひと通り書いていたら、この時点ですでにWikipediaよりもどこのゲームニュースサイトよりも詳しい変更点解説ができあがってしまった。なんだこのブログは。アイカツおじさんブログか。
 個人的には、100円の値上げぶん以上にあらゆるクオリティが上がっていると感じるので、総合的にはプラスという認識。
 

 娘がやって、初めて出てきたスイングがこれ。R(レア)のマリンパール。
 めちゃめちゃかわいくないですか?そのまま壁面収納棚に飾ってもいいくらいおしゃれだと思うんですけど、これ。
 ちなみにスイングに描かれているのは「ドレシア」といって、アイドルに力を貸してくれる妖精のような存在。

 ここからは、初プレイのようすを順を追ってお届けしていく。
 

 ああっ、ハナだ!かわいい!やっぱりかわいい!
 っていうかこれ、めちゃくちゃ精細だな。テレビより上のクオリティに感じる。もしかして解像度だけでなく、フレームレートも高いのかな。

 初めてのゲーム開始時は、ハナが『アイカツプラネット!』の世界を解説してくれ、チュートリアルも進行してくれる。
 娘がわざわざ大声で「ほら、パパ!パパのすきなハナがはなしてるよ!ちゃんときいて!」と教えてくれた。「あ、いや、ここではみんないるから、もうちょっと小声で……」とふつうのお父さんなら恥ずかしがるところだが、ぼくはアイカツを好きなことになんの迷いも恥じらいもないので「わあ、ホントだ!ハナかわいい!しかもすごくわかりやすく教えてくれる!さすがトップアイドル~!フゥ~!」とはしゃいだ。誰も通報していないことを祈る。
 

 あと、最初からずっと地味に気になっているんだけど、この上画面の「あすな」「すめし」ってなんなんだ……特に「すめし」……
 あとで考えてわかったのだが、たぶん、当日か前日のランキング上位者がこうやって名前と姿を出してもらえるってことだな、これ。すめしってアイドルが劇中に出てくるのかと思って検索しちゃったよ。
 

 リズムゲームは、遊び方の大きな枠組みは前作とあまり変わらない。
 楽曲を選んで、難しさを選んで、という流れで決めていく。
 

 そのあとは、対戦相手を選ぶ。
 初プレイや小さい子どもであれば「よわい」を選んでおくと安心。過去作に比べると難度が少し上がっているので、なおさら。
 

 オンステージ(バトルが始まる)前には、筐体にスイングをセットし、ドレシアを呼び出す。ドレシアにはタイプやレベル、スキルが設定されており、それによってバトルに有利・不利が生まれることがある。
 ……ここだけ見たら、完全にポケモンバトルだな。3対3のトリプルバトル。ちなみに、相性有利を取れるドレシアを優先的に使ってもいいし、自分がかわいいと思う組み合わせを貫いてもいい、というのもポケモンバトルと同じ。どう戦うかは自分しだい。
 

 ステージ演出は2画面構成をフル活用しており、下画面でリズムゲームをやりつつ、上画面はライブ中継画面のようになっている。アニメ本編の実写パートでも人々が街中のライブビューイングでステージを眺める場面があったが、まさにそれを再現していると言える。
 また、以前の縦長画面から横長になったことでキャラ以外の部分、たとえばステージの背景やエフェクトがよく見えるようになり、見た目のゴージャスさが増している。また、テレビやYoutubeで観るアイカツと同じ縦横比になったので、より「あのアイカツの世界に入り込んでる!」という没入感を強く得られるものになっている。
 

 衣装チェンジを行うドレシアチャンスでは、2画面を連結したド迫力の演出が!
 これ、間近で見ると本当に美しくて、思わず「わー!」と声が出た。あとで娘に「わたしも、わー!っておもったんだけど、パパがさきに、わー!っていうから、びっくりして、ひっこんじゃった」って言われた。はしゃぎすぎてごめんなさい。身体はおじさん、心は幼女なんです。誰も通報しないことを祈る。
 

 プレイ後はリザルトが表示され、ランキングの変動などが行われる。
 ちなみに、終了画面では「せっけんで手を洗ってね!」と言ってくれるので、新型コロナウイルスへの配慮もバッチリである。さすがアイカツ。

 総じて、やはり実質200円に値上げしただけのことはあるな、というハイクオリティぶりだった。
 『オンパレード!』はカードの入手とデコレーションがメインでリズムゲームはオマケという、ある意味「データカードダス」らしいゲームだったが、『プラネット!』は「アイドル育成&リズムゲーム」としての側面が強化され、約8~10分のプレイ時間が最初から最後までずっと楽しさMAXというゲームになった。
 あと、余談だが、アニメ主題歌でもある『Bloomy*スマイル』がハチャメチャに神曲なのでぜひ視聴&プレイしてほしい。
 

 いやあ、すばらしいアイカツ体験だった。
 これはぜひアイドルライセンス(データセーブ用のID)も入手して、くり返しプレイせねば。今回、アイドルライセンスは実物のカード型のほか、スマートフォンで作ることもできるらしい。すげえなアイカツ。進化しまくりだな。
 娘はどうやら実物のカードのほうがほしそうだが、うーん……ん?
 

 ウワアアアアアアアア!
 ちょうどアイドルライセンス&プレミアムレアスイングの配布キャンペーンがきょうから始まってるゥゥゥゥゥ!
 なんという幸運!すさまじい巡り合わせ!そしてこういうラッキーがあると絶対思い入れが強くなってズブズブにハマってしまう!バンダイの思うツボ!理想的な顧客!
 

 ゲームセンターのカウンターを訪ね、アイドルライセンスとともにプレミアムレアのゴールドジェミニを入手。
 カウンターで「何名様ぶんですか?」と聞かれて「えっ、ぼくももらっていいんですか!?」と言いそうになったが、「小学生以下」と書いてあったことを思い出してグッとこらえた。心は小学生以下の女の子なのだが、身体つきが成人男性っぽいのだ、ぼくは。残念なことに。
 

 そして最後に、アーケードゲーム『アイカツプラネット!』でいちばん感動した演出をお伝えしておきたい。
 テレビシリーズでは、現実世界の舞桜(まお)とアイカツ世界のアバターであるハナが次元の壁で手を合わせ、舞桜がアイカツ世界にハナとして入っていく「ミラーイン」という場面があるのだが……
 

 ゲームでも、自分のアバター作成を最初に行い、そのあと手を合わせてミラーインするという演出が完全再現されているのだ!
 これはホントにスゴい。これだけでもタッチ画面にした理由は充分だと思う。
 

 ぜひやってみてください、『アイカツプラネット!』。
 キッズゲームにしてはすごい、みたいなレベルじゃなくて、アーケードゲームのひとつの最先端だと思う。ぜひアイカツの本気とバンダイの最新技術に触れてみてほしい。
 ……情熱をひたすら書きつづっていたら、結果的にどこよりも詳しいプレイレポートができあがってしまった。なんだこのブログは。アイカツおじさんブログか。
 

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コメント

  1. 名無しのゲーマー より:

    詳しすぎて面白そう以上に怖くなったわ

  2. 名無しのゲーマー より:

    アイカツニュースサイトかな?

  3. 名無しのゲーマー より:

    これは紛れもなくアイカツおじさん
    正直チナミちゃんレビューに勝る気持ち悪さで怖い

  4. 名無しのゲーマー より:

    筐体買えば遊び放題じゃない?

  5. 名無しのゲーマー より:

    娘についてってるだけのファッションアイカツおじかと思ったらガチアイカツ研究家やんけ
    ハチナイ辞めます

  6. 名無しのゲーマー より:

    Bloomy*スマイルが良曲なのは分かったし
    ゲムぼくさんが通報待った無しなのも分かった

  7. 名無しのゲーマー より:

    前回の記事を受けてうちも娘とアイカツプラネットを視聴したので参考になりました。

  8. 名無しのゲーマー より:

    浴衣レギーナについて語っている時と同じくらいの熱量を感じる
    つまりレギーナは実質アイカツ

  9. 名無しのゲーマー より:

    心は小学生以下の幼女だから
    幼児用イチジクを使っても何も問題はないってことだな!
    こういうものと無関係ではない仕事柄、内容は割とマジで参考になりました

  10. 名無しのゲーマー より:

    大きな声では言えないですが、アイカツおじさんブログ好きです

  11. 名無しのゲーマー より:

    アイカツ全然知らないのに最後まで興味深く読み込んでしまった。
    ちょっとやってみたくなったけどさすがに独り身だと出来ないな…。

  12. 名無しのゲーマー より:

    前回気になってたすめしの謎が解けてよかった

  13. 名無しのゲーマー より:

    熱量ハンパねえな

  14. 名無しのゲーマー より:

    身体はおじさん心は幼女、ってどこにも需要なさそう

    すめしの謎が解けたのはいいんだけど改めて考えてみると、子供が「すめし」という名前をつけたか、大人が「すめし」っていう名前でアイカツやってるかの二択だよね?
    どっちにしてもやべー状況だなこれ
    ゲムぼくさんは「いちじく」って名前でランキング上位になってくれることを期待しています

  15. すめし より:

    もうアイカツおじさんPROですね
    やり込み報告待ってます

  16. 名無しのゲーマー より:

    カードの写真撮る時に、YouTuberみたいに手のひらを後ろに添えるのカワヨ。

  17. 名無しのゲーマー より:

    すめしは絶対アイカツおじさんでしょ

  18. 名無しのゲーマー より:

    身体はおじさん、心は幼女、ちんちんも幼児なんです。

  19. 名無しのゲーマー より:

    ○○さん、酸っぱい臭いがするんだけど……って、言われたことがあるから「すめし」って名前にした自虐的なアイカツおじさん。みたいなプロファイリングはやめてさしあげろ。

  20. 名無しのゲーマー より:

    アイカツは良いけど、食費をこれ以上削らないようにね…

  21. 名無しのゲーマー より:

    これは本物のアイカツおじさん

  22. 名無しのゲーマー より:

    やったことはありませんがプレイの様子を見た限り、上画面に出ている名前は、左がその店でのランキング、右が全国ランキングだと思います。

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