さあ、今年もこの季節がやってまいりました!
『輝かない!2020ぼくのヘビロテ曲ベスト10』授賞式!(昨年はこちら)
べつに音楽に詳しいわけじゃないけどPC作業中はずっとYoutube Musicを垂れ流しにしているぼくがその年によく聴いた曲ベスト10を大発表するという、誰も損も得もしないさざ波のようなランキングです!
それでは、さっそくいってみよう!
ぼく以外に需要がないのでぼく以外の観客の方はいつ帰っても大丈夫です!
輝かない!2020ぼくのヘビロテ曲ベスト10 授賞式!
10位:星影のエール/GReeeeN
NHK連続テレビ小説『エール』主題歌……らしいのだが、エールはぜんぜん観ていない。
Youtube Musicを垂れ流しにしていたら流れてきて、一発で好きになった。
GReeeeNってどうしても『キセキ』の印象が強くて、押しつけがましい愛だか奇跡だかを歌う人たちみたいなイメージがあったのだが、このエールはとてもやさしい歌だ。歌詞もメロディも歌い方も。歌い方、初ブレイクのころとだいぶ変えてるよね?適切なたとえかわからないけど、ちょっとスピッツっぽさがあるんだよな。いい意味で、ぜんぜんグイグイ来ない。そういうの好き。
9位:透ケルトン/大原櫻子
えっ、大原櫻子ってこんないい歌あるの!?もっと早く教えてよ!ってなった曲。
2020/11/25にYoutubeで公開されていたのをたまたまクリックして観た。大原櫻子の歌を能動的に聴いたのは初めてだったが、開始直後の歌い出しから一気に引き込まれて最後まで聴いた。その後、現在に至るまで一曲リピートで聴きまくっている。
大原櫻子ってアイドル女優みたいな感じかと思ってたけど、違うな。歌手だな。アーティストだな。
8位:青空/aiko
45歳になっても新曲を出し続けてくれるaiko、最高では?アラサー~アラフォー世代の神か?
サビ前「ずっと背けてた」のあとの「ダ、ダ、ダ、ダ」が最高に「ああ、aikoだ~!」ってなるので聴いてほしい。あのころのaikoがサビ前の2秒に詰まっている。
7位:ポケモンしりとり/ポケモン音楽クラブ
アニメ『ポケットモンスター』エンディングテーマ。
これね、アニメ主題歌だからって、しりとりだからってバカにしちゃいけないですよ。これ、位置づけとしてはゲームボーイキッズの心をわしづかみにしたメガヒットソング『ポケモン言えるかな?』の現代版ですよ。いまの子どもたちはこれでポケモンの名前を覚えてるんですよ。
公式も明らかに『ポケモン言えるかな?』世代を意識しており、それはフルで聴いたときの間奏に顕著に表れている。
6位:仮面ライダーセイバー/東京スカパラダイスオーケストラ
ぼくはイントロかっこいい曲大好き星人なので、スカパラの曲はだいたい好きである。
さらに、明るくて楽しい曲大好き星人でもあるので、仮面ライダーを題材にスカパラが好き勝手やってるこの曲は最高である。
仮面ライダーセイバーのエンディングテーマだが、むしろオープニングテーマやアルバムの一曲目に入っていてもおかしくないノリノリ感。しかも歌詞に「仮面ライダーセイバー」って入ってる!いまどきかなり珍しい!
5位:TALES/東京パフォーマンスドール(TPD)
「なんで好きなの?」って冷静に問われたら「たしかに、なんでだろう……」ってなっちゃうんだけど、やたら聴いた曲。ちなみに東京パフォーマンスドールのファンではない。ひとりも名前わからん。
なんかこう、たぶんこれ言うとファンの人から怒られるんだけど、「決して天才ではなく、潤沢な予算もなくブレイクまでのレールも敷かれておらず、それでも自信と誇りを持って6年以上粘り続けてきた人たちだからこその落ち着きと内に秘めた情熱」みたいなのがある感じがして、安心して聴ける。ずっと流してしまう。
4位:Twinkle Stars/キュアスター、キュアミルキー、キュアソレイユ、キュアセレーネ、キュアコスモ
『映画 スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて』主題歌。
これ、ガチですよ。いや、ぼくがキュアミルキー大好きキュアミルキーおじさんだからってのもあるけど、これ単体で充分すばらしい曲ですよ。ちなみに映画を観たあとだとすばらしさが7倍になりますよ。
映画テーマソングのよくあるホメ言葉として「泣ける」ってあるけど、これは泣けるっていうか「ワクワクする」んですよ。不安で泣いている子どもをあやし、夢や希望を語りかけ、やがて笑顔で一緒に走り出すような、そんなワクワク感が1曲に詰まっている。
Youtubeだと公式でフルは上がっていないので、そこだけが残念。ぼくはふつうにCD買ったからいいけど。
3位:明日はない/SHISHAMO
『明日も』が大ヒットしたあとに『明日はない』を出してくるSHISHAMO、ロックすぎるでしょ。かっこよすぎるでしょ。
『明日も』からSHISHAMOに入った人がギョッとするような歌い出しから始まり、「明日はない」という言葉がふさわしいような恨みつらみのオンパレード……かと思いきや、最後の最後で「明日はない」の意味をひっくり返してくるのはさすがのひとこと。やっぱりSHISAMOはそうじゃなくっちゃ。
2位:エバーグリーン/サイダーガール
エバーグリーンを知ったきっかけはクライベイビーなんだけど、いちばんハマっているのはこの曲。
サイダーガールの歌詞のなかにも野球要素が入っているけど、バンド的にも「青春直球ど真ん中」の王道ロック。いまどきこれは逆に珍しいのでは?めちゃめちゃかっこいい。一歩間違えば「ダサい」になってしまいそうなんだけど、なぜか「爽やか」が勝つんだよなあ。なんの力なんだろうな。MVの力かもしれないしボーカルの力かもしれないが、個人的にはギターとドラムスの力な気がする。
「初恋は三遊間抜けて僕は一塁踏んだ」の意味わかるようでわからないようでちょっとわかると駆け抜け感が気持ちいい歌い出しが最高に好き。
1位:Acacia/BUMP OF CHICKEN
ポケモンとのコラボMV『GOTCHA!』がめちゃめちゃ話題になった曲。そのせいで曲名そのものを『GOTCHA!』だと思い込んでいる人が国内に1,200万人いるとされている。
GOTCHA!バージョンはじつはフルではなく楽曲の一部がカットされているので、可能ならぜひこのフルVer.を聴いてほしい。
バンプのコラボ曲のすごいところに「コラボ先ではカットされる部分にもちゃんとコラボの世界観を入れ続けてくれる」というのがあって、たとえば2番の歌い出しに「君の一歩は僕より遠い 間違いなく君の凄いところ 足跡は僕の方が多い 間違いなく僕の凄いところ」というのがある。これはいろんな解釈があるが、たとえばピカチュウなどのポケモン目線で「君(トレーナー)の一歩は僕より大きいけど、歩数は僕のほうが多い」の意味合いだととらえるとしっくりくる。あるいは、カイリューなどの大きなポケモンがパートナーだとしたら、自分(トレーナー)目線で「君(ポケモン)の一歩は僕より大きいけど、歩数は僕のほうが多い」ととらえてもいい。誰が聴いても、ちゃんと「トレーナーの自分と相棒ポケモンの歌」になるようになっているのだ。
『カルマ』(テイルズオブジアビス)からずっとそうだけど、バンプがゲームやアニメのテーマソングをやったときの外れなさは異常である。『アンサー』『ファイター』(3月のライオン)もよかったなあ。
大原櫻子とサイダーガールに出逢えたのは収穫だったなあ。適当に新曲プレイリストを聴くのって大事だな、と思った2020年だった。
もし「お前そのへんが好きだったら絶対このへんも好きだぞ聴いてみろ」っていうのがあったら教えてください。
2020/12/09追記:iTunesプレイリストを作っていただきました。ありがとうございます。
コメント
プリキュアって…って言いたい所だけどスタプリ映画はガチ名作だったから納得ですね
私も今では立派なキュアコスモおじさんです
赤い公園は聴かないんですか?ガールズバンド繋がりで
大原櫻子は聞いてみたら確かにいいなって思った
割と色々聞いてて感心するわ
今年は色々ありましたからね…
ヒーリングっどプリキュアにも触れろ(憤怒)
ゴッチャが曲名じゃないのか…
ベスト10よりもaikoが45歳という事実が恐ろしくて震えが止まらない
選曲が思ったよりまともでコメントに困る。
エロゲ主題歌とか入るかと思ってた。
透ケルトン好きなら楽曲提供元の緑黄色社会もお薦めですよ
キラメイジャーにも触れろ(ニチアサおじさん)
バンプのアニゲータイアップに外れがないの完全同意。
今でも『sailing day』のイントロ聞くだけでワクワクしてまうんや。
YOASOBIは?
BUMP好きならthe pillowsを推してみる
セイバーは歌はいいけど本編がな…
ウルトラマンZの主題歌とか
相変わらずSHISHAMO好きだな