テレワークの推進により急激に浸透した、Web会議サービス『Zoom』。

すでに知っている人も多いだろうが、ぼくは最近知ったのと、周りに聞いてみると意外と「え、そんなんできるの!?知らなかった」という反応が多かったので、ぜひ紹介させてほしい。
Zoomには、『ブレークアウトセッション(ブレイクアウトルーム)』という神機能がある。
ざっくり図説すると、こういう機能だ。
「ミーティングルームの中に複数の小部屋を作れる」といえば、だいたいイメージが湧くだろうか。
公式の解説は下記リンクにある。
しかもこれ、細かく言い出せばキリがないほどすごい機能が詰まっている。たとえば……
・小部屋(ブレイクアウトルーム)は50個まで作成可能
・小部屋には自由に名前をつけられる
・小部屋へのメンバー割り当ては自動(ランダム)も手動も可能
・ホストはそれぞれの小部屋を自由に見に行ける
・ホストは個々のメンバーを自由に他の小部屋に移したり、メインルームに戻したりできる
・任意のメンバーをメインルームに残しておくこともできる
・メインルームに残しておいた人や途中から遅れてメインルームに入ったきた人も小部屋に移せる
・ホストは小部屋にいるメンバーを含め全員に届く全体チャット(ブロードキャスト)を使用できる
これらをうまく使うと、いろいろなことができる。たとえば……
・メインルームで全体説明をした後、小部屋に分かれてグループディスカッション
・メインルームを解答ゾーン、小部屋をチームごとの協議ゾーンにして、クイズ大会
・小部屋に面接官をひとりずつ配置しておき、メインルームに来た受験者を小部屋に移していくことで、面接を複数同時並行で実施
などなど。
すごくないですか?これが(40分制限があるとはいえ)無料ですよ?Zoomやばくないですか?
ただ、一点だけ注意しなければならないことがある。
こんなにすごい機能がいまいちマイナーな最大の理由がこれなのだが、ブレークアウトセッション機能はデフォルトでは「オフ」になっているのだ。
「設定」→「ミーティング(詳細)」で、ブレイクアウトルームをオンにしておこう。
そのうえで、ホストとしてミーティングを開催すると……
Zoomミーティング実施中のメニューに『ブレークアウトセッション』が登場する。
あとはこれを押して、始めてみるだけ。操作は特にややこしくないので、やってみればすぐわかるはず。
なお、勘違いしがちだが、ブレークアウトセッションは有料版限定の機能ではない。無料版でも問題なく使える。3人以上のミーティングには40分制限がかかるという無料版の仕様上、ブレークアウトセッションを使うシチュエーションはほぼ40分制限の対象になるとは思うが。
めちゃめちゃ便利な、ブレークアウトセッション。
発想力しだいで、仕事にもプライベートにもいろんな使い方ができそうだ。ぜひ活用を。

コメント
一人でどうやってこの機能活用するの?
被ってる癖に凄い仕事出来そう
結局某国に情報がどぴゅどぴゅ流れてるとかいう話はどうなったんだろ
働いてないのによく調べてて偉いね!
おっぱいもおちんちんも出てこないマジメな記事なので誰かに乗っ取られてますね。
やっぱりzoomはセキュリティに不安があるなあ。
そもそもZoomって何?
友達いないからよく分かんないよ
上はスーツ下は素っ裸でビデオ会議ができる社会人です。
単二電池入れながら、会議してそう
機械オンチの会社は未だにスカイプなんだよなぁ…
まあ情報云々ならLineだってそうだし
TeamViewerだってハッキングされちゃったし