「厄年」とはいったいなんなのか?

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‎ 妻が「厄払いに行きたい」と言い出した。ホンヤクマエヤクとかいう、翻訳コンニャクみたいな謎の言葉も口にしていた。寺だか神社だかに行って、なんかいい感じの儀式をやるらしい。そしたらなんかいい感じになるらしい。
 ぜんぜん意味がわからん。妻はアホなのか?とりあえず聞いてみることにした。

「厄払いってなに?」
「厄払いは厄払いだよ」
「厄が来るの?」
「来るんだよ。っていうか来てるんだよ」
「厄ってなに?厄災ガノンみたいなもの?」
「違うわ。地球滅ぶわ。なに?マジで知らないの?」
「知らん……それって九州だけの風習だったんじゃない?自分のこと『おいどん』って呼ぶみたいな」
「おいどんを九州全域扱いすんな殺すぞ」

 殺害予告されたので、このあたりでいったん観念してGoogleで調べることに。
 すると、「厄年」という言葉が出てきた。おっ、これは聞いたことがあるぞ。どれどれ、厄年とは……
 

厄年(やくどし)は、日本などで厄災が多く降りかかるとされる年齢のことである。科学的な根拠は不確かで、陰陽道由来とされるものの出典は曖昧である。しかし、平安時代にはすでに存在し、根強く信じられている風習である。
出典:Wikipedia 厄年
 

 なるほど、わか……わかんねーわ!ぜんぜんわかんねーわ!説明ふわふわじゃねーか!徹頭徹尾ふわっふわじゃねーか!銀座三越のシフォンケーキか!

 とりあえずWikipediaを読み進めていくと、厄年というものがあること、厄年はなんかよくないこと、男女でその年齢は決まっていること、前厄と後厄という前後賞もあることなどがわかった。厄払いは地域などによって、年始にやったり、年末にやったり、いつでもよかったり、いろいろあるみたいだ。
 で、女性の厄年は18〜20歳、32〜34歳、36〜38歳だそうだ。えっ、30代多くない!?10年中6年が不幸確定って理不尽すぎない!?なんでそんな人生の中盤だけ異常に高難度なの!?「信長の野望は領地が中途半端に広がって全方位から攻められやすくなる中盤がいちばんしんどいっすよね〜」みたいなこと!?女の人生は戦略SLGなの!?

「さっきの厄払いの話だけどさ、女は織田信長なの?」
「は?殺すぞ」

 二度目の殺害予告。こえーよ。十数分で2回殺されかけたよ。こんなんむしろぼくが厄年だよ。

「まあいいや。で、厄払いってお金かかるの?」
「そりゃかかるでしょ」
「えー、いくらくらい?」
「5,000円とか、10,000円とか」
「たっか!えっ、高っ!高杉晋作!」
「そう?それで一年の厄を落とせるなら安いもんでしょ」
「たしかに!やっす!えっ、安っ!安杉晋作!」
「誰だよ」
「っていうか5,000円で回避できる不幸って逆になに!?その程度の不幸ならもう無視してよくない!?そのお金でうまい棒500本買って毎日食ったほうが実益あるし幸せじゃない!?」
「うるせーな。うるさ杉晋作か」
「えっ、誰?うるさ杉晋作って誰?ねぇ、うるさ杉晋作って?」
「おまえ発のネタだろ殺すぞ」

 三度目の殺害予告。怖すぎる。これが本厄ってやつか?
 

 で、なんだかよくわからんが、とりあえず厄払いには行くことになった。と言っても、ぼくは興味がないしなにもわかっていないので、妻がなんかやってるのを遠巻きに眺めているだけだ。
 待ち時間に、妻に話しかけてみる。

「厄払いに来てる人、けっこういるんだね」
「そりゃあね、みんな気にするもんでしょ」
「そうかなあ。これって、あれでしょ?昔からあるやつってことは、昔の人のライフステージの変化を基準にしてできた文化でしょ?出産とか、病気とか、寿命とか。絶対いまの時代とはズレてると思うんだよなあ。信じなくてもよくない?」
「うーん、信じる信じないじゃないかな。文化とか風習ってさ、外野から見ると変なことっていっぱいあるけど、実際に中に入ってみたらわかることってけっこうあるもんだよ。いまは迷信だとしても、かつてそこにあった歴史とか昔の人の想いとか、そういうのに触れてみるって楽しみ方もあるんじゃない?」
「えっ、えっ……なんかめっちゃいいこと言われてる気がする……知的……ぐうの音も出ない気がする……」
「でしょ?たまには私もいいこと言うんだよ」
「ごほうびにおっぱいを揉んでやろう」
「ぶち殺すぞ」
 

 けっきょく、厄年がなんなのかは最後までよくわからなかった。ただ厄払いで5,000円が消えていっただけだった。
 でも、わかったこともふたつある。ひとつは、たとえ根拠のない迷信だとしても、そうなった経緯すら含めて楽しむのもまた文化なのだということ。もうひとつは、1日に四度も殺害予告をされるのは怖いということだ。こえー。妻こえー。
 

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コメント

  1. 名無しのゲーマー より:

    織田信長は創作物でよく美少女になってるから実質女の子だよね

  2. 名無しのゲーマー より:

    イチャつきやがって

  3. 名無しのゲーマー より:

    信長の野望中盤あるある

    ゲムぼくさんは毎年厄年なのでは?
    殺害予告されない年あるの?
    じゃけん毎年お寺に5000円払いましょうね

  4. 名無しのゲーマー より:

    厄年知る前にイチジク浣腸の快感を知る人はじめて見た

  5. 腹囲 より:

    確かに知らんかったら気にもならんな

  6. 名無しのゲーマー より:

    「人間五十年」の時代より前だから、そりゃ30代に悪いことが頻発するのもうなずけますわ

  7. 名無しのゲーマー より:

    奥さんに毎日殺害予告されてるな
    デイリーミッションなの?

  8. 名無しのゲーマー より:

    厄年って大病や大怪我とかで体調を崩しやすい時期って考えればいいんやなかったかな
    男性の場合は8年毎

  9. 名無しのゲーマー より:

    実際老化が顕在化しやすいタイミングで隠れてた不調が表に出てきたりするから気に留めておくに越したことはないよ!
    お祓いより浣腸のほうがご利益あるとは思うけどね!

  10. やくミチル より:

    車のお祓いと同等の御布施イベやけどまあ適度に楽しむのも良いよね。滅多に神社行かないし

  11. 名無しのゲーマー より:

    コロ助!

  12. 名無しのゲーマー より:

    日頃の行いから
    厄なんて関係ないんじゃない?

  13. 信長 より:

    これはよい記事だな
    ほめてつかわす

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