本日2019年6月28日(金)15時をもちまして、「エンジェルロック」のサービスを終了いたしました。
これまでプレイいただいた全てのお客様に、心より御礼申し上げます。
誠にありがとうございました— エンジェルロック公式 (@AngelOf87130249) 2019年6月28日
2019年6月28日(金)、ひとつの歴史が人知れず終わった。
DMMゲーム『エンジェルロック』、サービス終了。
こんにちは!石升アンナです。隊長の皆様、本日が「エンジェルロック」任務開始です!私も精いっぱい頑張りますので、どうぞよろしくお願い致します! pic.twitter.com/sLdetG9Aja
— エンジェルロック公式 (@AngelOf87130249) 2019年1月23日
2019年1月23日のサービス開始から、わずか半年。
市場が飽和したソーシャルゲーム業界。そこに数撃ちゃ当たる方式で新作を放ち続けるDMM。
半年で終わったのも、理解できなくはない。数撃ちゃ当たるが、エンジェルロックはたまたま「当たらないほうの弾」だったのだと、そう割り切れば済む話だ。
でも、ぼくは割り切れない。
なぜなら、エンジェルロックは、いいゲームだったからだ。
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エンジェルロックは、頭おかしいくらいドエロいゲームだった。
あ、なんかマジメっぽいトーンで話し始めたのに突然エロに振って申し訳ない。ぼくが「いいゲーム」と言うときはだいたいそういう意味です。
ぼくは抜いた。頭おかしいくらいドエロいエンジェルロックで頭おかしいくらい抜いた。
そして賢者タイムのさなか、亜鉛サプリメントを飲みながら、ぼくはエンジェルロック制作陣の「情熱」に思いを馳せた。
ここまでエロいゲームは、そうカンタンに作れるもんじゃない。
「俺たちが思うエロはこれだ!」という主観の極致と、「どうやったらユーザーはエロいと思ってくれるだろう?」という客観の極致。それらが高いレベルで共存していないと、こんな良作はできない。ぼくの股間からタピオカミルクティーがドバドバ出ることはなかったはずだ。いますぐ原宿に店を出せる勢いでドバドバ出ることは。
出典:https://twitter.com/AngelOf87130249
でも、エンジェルロックは死んだ。生後6ヶ月で損切りされた。
このゲームの魅力が、多くの人たちに届くことはなかった。
ツイッターのフォロワー数、約3,000。おそらく、ピーク時のアクティブユーザー数もそれくらいだったのだろう。
さすがに少なすぎる。仮に3,000人が500円ずつ使ってくれたとしても、150万円。制作会社(株式会社PURERO)の人件費1ヶ月分にもならないだろうし、なんならサーバー代やDMMへの場所代すらマトモに払えないかもしれない。
いろいろなことを思う。
こんなにいいゲームだ。人生を懸けていたスタッフだって、いたんじゃないだろうか。
たとえば、プロデューサーやディレクターみたいな人は、向こう数年はエンジェルロックとともに生きていく覚悟をしていたんじゃないだろうか。
どこかには、「俺のつくったゲームが今度出るんだよ」ってお父さんお母さんに報告して、みんなで喜びの涙を流したような家庭だって、あったんじゃないだろうか。
エロ要素があるとかないとかは関係ない。いい仕事というのは、すべて平等に尊いものだ。
でも、ダメだった。
多くの人が人生を懸け、ぼくも多くのタピオカミルクティーをかけたが、ダメだった。
これを「まあ、たまたま『当たらないほうの弾』になっちゃったからさ、しょうがないよね」で済ませていいのだろうか。
いけないと思う。DMMもPUREROも悪くないが、「悪くない」で終わらせず、原因を分析すべきだ。同じ過ちを繰り返さないために。
原因不明の失敗は、疲弊しか生まない。疲弊はクリエイティブを阻害する。クリエイティブを失ったゲームは質を落とす。質が落ちれば消費者が減り、収益が落ち、やがて人材も逃げていく。
そんな負のスパイラルを、会社全体や業界全体で、正のPDCAサイクルに変えていかなければならない。
そして、ぼくもファンのひとりとして反省しなければならない。
いくら葬式で泣いても、死者に「ありがとう」と声をかけても、意味がないのだ。保身や自己陶酔にはなるが、他者のためにはならない。
大切なのは、生きている人に「ありがとう」を伝えることだ。そして、感謝を行動で示すことだ。
基本無料のソーシャルゲームにおける「感謝を行動で示す」とは、言うまでもなく、課金である。
好きなゲームに、好きだよと伝えるために、お金を使う。
あたりまえだ。あたりまえなのに、つい忘れてしまうことだ。
ぼくも忘れていた。エンジェルロックにお金をかけず、タピオカミルクティーをかけていた。
だからぼくは、エンジェルロックに「ありがとう」とはあえて言いたくない。
ただ、次はお金を使います、次にみなさんのゲームに触れる機会が訪れ、それをよいゲームだと思ったとしたら、ぼくは必ずたくさんのお金とたくさんのタピオカミルクティーを注ぎ込みますと、そう宣言したい。
みんな、お金を使おう。経済を回そう。
ぼくも手始めに、いまやっているポケモンGOやハチナイやフラワーナイトガールに、しっかりお金をかけていこうと思う。
アイギスにはタピオカミルクティーをぶっかけていこうと思う。
コメント
良いこと言ってるが貴様はタピオカミルクティー業界から訴えられてしまえ
そんな事言ってアイギスの事が一番好きそう
タピオカミルクティー飲みたくなってきた
邪神様だけタピオカミルクティーで草生える
ただまあ、エンジェルロックは育成関係の不満が多かったようなので、意見の聞きすぎも良くはないけど、ユーザーが不満に思う箇所を改善していく事はやはり重要なんだなとは思わされる。
事前登録したのにすっかり忘れてた。
一度もプレイせずサ終か。
基本良いこと言ってるはずなのにタピオカミルクティーで全てがおかしく見えてくる。
タピオカミルクティーだけならガチャ引くだけで良いもんな…
邪神「タピオカを売った金で割るのです」
AV試聴で貯めたポイントをアイギスによこせ
タピオカミルクティーぶっかけごっこが始まるんですね
アイギスにも金かけろ
そう考えると、地球上で5人しかユーザーがいないハチナイはなぜサービス終了しないんだろう?
ゲムぼく。さん以外の4人が全員ドバイの石油王なのかな?
実際に遊んでた身からするとユーザーの意見自体はそこそこ聞いてた気がするなぁ
育成関係の不満も素材の足りなさは途中からイベントで賄えて、強化も一括強化出来るようになって解消されとったんやで…
ただ、多少の改善はしていっても次から次へと廃課金ユーザーしか視野に入れてないような追加要素でユーザーを篩にかけていくので、ドヤる対象が壊滅した廃課金層も離れて誰もいなくなった、というのが体感のお話
スケベシーンに関してはDMMのゲームの中でもかなり楽に、しかも豊富に見れる部類なのでタピオカミルクティー生産地としては随一の素質があっただっただけに残念
そんな僕は今アリス・ギア・アイギスの大関小結ちゃんにハマっています
メルカリで得たお金を課金に回せ
タピオカミルクティー最近多用してるよね、凄く気持ち悪い!
多用し過ぎて、ストレートティーになってるのでは無いだろうか
射るもんがタピオカミルクティーってそれ普通に病気なんじゃ・・・
最後のが言いたかっただけだろうw
最初はやってたし制作側のこだわりは感じたゲームだけど何やるにしても面倒くささ感じて最初のイベントで切ったわ
やっぱ雨後の筍みたいにぽんぽん新作が生えてくる環境で面倒くさいってのは結構痛いかも
花騎士くらい頭空っぽにして配布ガチャ回してへこへこタピオカ生産に従事できるくらいが長く続けるには丁度いい
う、うーん?
でもまぁ基本無料ってスタイルがいけないんだよね
タピオカミルクティーした回数分だけ課金したらいいのでは?
ん?今タピオカミルクティーに入っているタピオカの分だけ石割るって?
どえらいくらいにどエロイゲームが
おえらいさんの期待にそえず
担当社員は飯もくえない
とてもじゃないが目も当てられない
面白かったし、大分遊んだ
気に入ればお金も使う
だけど・・・お金を出すべき場所が実質パンツだけは流石に厳しいと思った
デートの会話もシナリオもしっかりしててよかったし、戦闘要素も素早い修正でそこそこ良くなった
ただ一部のぶっ壊れ性能が新キャラを入手する価値を下げて
追加が期間限定のみとなるとだんだん人は離れるだろうなぁ、目立つ良いところが多いだけにもったいない
何にせよソシャゲでもほんの短い期間で終了してしまうのは関わってきたスタッフさんイラストレーターさん声優さん達の事思うと切ない気持ちになるな、開始前は期待に溢れカウントダウンまでして待ちに待ったゲームがあっけなく終わってしまうなんて、そういうゲームが量産されるのって普通は異常な事なんだけどね
何より気の毒なのはそんなゲームに数万というお金をかけてしまった人だ
この精神が今のラスオリ熱を裏付けてるとしたら胸熱だな…